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DARPA ロボティクス・チャレンジ発表、テーマは災害対策ヒト型ロボット

Haruka Ueda
2012年4月12日, 午前09:00 in Darpa
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米国国防高等研究計画局(DARPA)が新企画 Robotics Challenge を発表しました。DARPA といえば、時に突拍子もないような各種の研究開発ですっかりおなじみの存在ですが、一方で無人カーレース Grand Challenge のように、イベント形式での研究支援プログラムも行っています。Robotics Challenge も Grand Challenge と同様の参加型イベントで、米国外からのエントリーも可能。選抜されたチームは期間中 DARPA から助成を受けられるほか、最終的に優勝したチームには現金2万ドルという分かりやすいご褒美も定められています。



それでは、いったいなににチャレンジするのか。テーマは一言で言うと災害対策です。求められているのは人間の道具を利用し、人間のために作られた環境で活躍できるロボット。具体的には、一般の車に乗って、運転して、降りるとか、ドアを開けてハシゴを登るとか、コンクリートパネルを破壊し、バルブを締め、部品の交換を行うとか。要するに、ロボット向けにお膳立てされた環境ではなく、一般の環境で人間のかわりに活躍してくれるロボットが欲しいという話です。想定される自然災害と労働災害の事例として、「福島の原発事故」という文面も出てきます。

プログラムマネージャーの Gill Pratt 博士いわく、Robotics Challenge はヒューマノイドロボットだけを対象にした企画ではないものの、結果的にヒト型に近い形状を持つ必要があるだろうとのこと。ハード設計からやるコースも、 ソフトウェアシミュレーションのみのコースもあり、オープンソースのシミュレーターが提供されるほか、ソフトウェアコース向けに DARPA のロボットプラットフォームも用意されています。

プログラムは二段階で実施され、フェイズ1は今年10月から来年末まで、選抜を経て行われるフェイズ2は再来年(2014年)いっぱいの予定。これまで「ヒト型ロボットは日本が最先端、諸外国は倫理的な問題からヒト型の研究開発を行わない」という説が聞かれることもありましたが、まずはその幻想がぶち壊された感じです。写真は、今思えばこの機会を伺っていたのではないかという Boston Dynamics のヒト型ロボット PETMAN。日本チームの奮起にも期待したいものです。


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