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アップル、英国でサムスン側の裁判費用も全額賠償を命じられる。「反省文」命令への態度で

Ittousai, @Ittousai_ej
2012年11月12日, 午前10:24 in Apple
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英国では対サムスン訴訟に負けたうえに「反省文」を書かされたアップルに、さらにきついお仕置きがありました。英国控訴院が9日に公表した判決全文によると、アップルは自社ウェブサイトと主要新聞や雑誌に「サムスンのタブレットはアップルの登録デザインを侵害していませんでした」広告を掲載するだけでなく、今回の訴訟でサムスン側に発生した弁護費用の一切を負担することを命じられています。

ここまで厳しい判決となった理由は、アップルが当初の「反省文」に余計な文言を付け加えて印象操作を試みたり、自社ウェブサイトに載せた文章の修正に「技術的な理由から」2週間かかると主張したり、新聞や雑誌には可能なかぎり早く掲載するよう命じられたにもかかわらず約一か月かけるなど、裁判所の命令にまともに従わず法廷の権威を軽視する行動をとったため。



サムスンの Galaxy Tab タブレットがアップルの登録デザイン (Community registered design) を侵害しているか否かが争われた今回の訴訟は、まず夏にアップル側敗訴の一審判決が下ったあと、10月18日に改めて控訴院でアップルの控訴を退ける判断がありました。アップルはその際に「サムスンは侵害していませんでした」広告の掲載を命じられたものの、上記のような理由から「反省文書き直し」を命じられています。

アップルが当初掲載した「反省文」(告知文)は、裁判所に要求された部分よりも多い分量を費やして、いかにアップルは間違っていないか、英国の判決だけが異常であるかを印象づけようとするものでした。しかし控訴院の判決ではこの追加部分について、本来の文脈から外れた引用や、意図的に省略したり並び替えて誤解を招くようにした文言などを段落ごとに指摘して、「偽りであり誤解させようとしている」と述べています。

Robin Jacob 判事いわく、命じられた以外の文言を追加しても、それが真実であり趣旨に反さない場合は問題がないが、「偽りで消費者の誤解を狙ってる」場合は話が別。

またアップルは当初、反省文の修正に「技術的な理由から」2週間必要だと主張していましたが、こちらもかなり心証を害しています。判決文によれば、法廷はアップル側が主張する2週間を退けて「これでも余裕がある」48時間の猶予を与え、「どのような技術的理由なのか、上級幹部の宣誓証言つきで説明すれば延長も考慮する」としたところ、アップルからは結局なんの説明もなかったとのこと。

Jacob判事のコメントは「このような誠実さの欠如は、まったくアップルらしからぬ態度であることを祈る」。登録デザインについての判断とは別に、裁判所の命令を軽視したり、具体的に説明できない「技術的理由」で延長を試みるといった態度が逆鱗に触れたようです。


Source: Decisions
Coverage: Groklaw
関連キーワード: apple, lawsuit, samsung, uk
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