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デジタルシネマカメラのREDがソニーを特許侵害で提訴、販売停止と破棄を求める 

Engadget JP Staff, @engadgetjp
2013年2月17日, 午後06:28 in F5
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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米レッドデジタルシネマ社 (RED) は、同社の保有するビデオカメラの技術に関する特許2件を侵害したとしてソニーを提訴した。RED はソニー製デジタルシネマカメラ「PMW-F5」、「PMW-F55」「F65RS」の3機種に対し、販売差し止めや損害賠償を要求していているが、それにとどまらず、これらのモデルを「手放して破棄」するよう求めている。

RED は『ホビット』など多くのハリウッド映画の撮影に使われるデジタルシネマカメラメーカーの大手。昨年10月、ソニーは4K対応のシネマカメラ「PMW-F55」「PMW-F5」を発表し、競合としてRED に狙いを定めたが、両社は訴訟という形で争うこととなった。


RED は、ソニーによる特許侵害が「売上の減少を引き起こし、RED 社 の商売や利益を縮小させ、評判を著しく貶めた」と主張している。問題の特許2件は動画のカメラ内RAW現像処理に関するものだが、侵害の経緯について詳細は伝えられていない。近ごろ特許訴訟の話題が絶えないが、これからはハイエンドビデオカメラでも特許争いの話をよく耳にすることになりそうだ。

(訳注:訴状はリンク先 scribd で読める。ソニーに侵害されたとREDが主張する特許は、2012年5月8日取得の8174560と、2013年1月22日の8358357。どちらも名称は " Video Camera "。内容はRAWイメージの扱いについて)。


追記:REDの創業者 Jim Jannard が、ソニーを訴えたことでわれわれが非難されているが、と前置きして、提訴に至った背景や理由を RED Userのフォーラムに投稿している。要約すると:


#1 ソニーはようやく4Kをカメラからディスプレイまでサポートするようになったが、これは4Kを名実ともに映画撮影の標準とする後押しとなっている。そのことは歓迎しており、REDは実際にソニーの84インチ4Kディスプレイもプロジェクターもリファレンスのために保有している。しかしながら、

#2 われわれはREDカメラやREDRAY(4Kプレーヤ)、REDプロジェクター製品それぞれのコンセプト、発明、設計、開発、製造に多大な投資をしてきた。どれもが独自であり、業界全体を進歩させ、誰にとっても利益となることを願って開発した。他社が4Kに参入することが気に入らないのではなく、逆に歓迎している。しかし、意図的であろうとなかろうと、他者がわれわれの技術を単に拝借することは認められない。REDは発明に敬意を払っており、もしわれわれの事業に有用であれば、喜んで他社の優れた技術に金を払いライセンス供与を受ける。

#3 われわれはビジョンと技術を活用することで、米国内に多くの雇用を生んできた。そのどれもが大切であり、われわれは従業員を守るために全力を尽くす。海外ではなく米国内でカメラを製造するには、特に最高級カメラの場合は、魔法のようなトリックが必要だ。しかし他社がわれわれの努力の結果を勝手に使い、まるで自分たちの成果のようにふるまうことが許されるなら、米国内での雇用は成立できなくなる。

#4 REDの製品を買った顧客は、REDの技術に対して投資している。われわれ自身の投資と同様に、顧客の投資も守らねばならない。当社独自の技術が拡散することで、せっかくの投資が無駄にならないよう、われわれは顧客に対して責任がある。


高圧的な態度をとるつもりはない。われわれは4Kこそ将来の標準になると2005年から信じ、「REDはサギ」「1080pで十分に高画質」「サングラス屋にカメラの何が分かる」といったコメントや、そのほか一生公開したくない言葉の数々に耐えてきた。(訳注:REDの創業者 Jim Jannard は、スポーツサングラスやメガネで知られるブランドOAKLEYの創業者)。

特許の存在には、知的財産を守るという意義がある。また守らねばならない義務でもある。この問題をなんとか解決できないものか、誰もが前に進めるようにならないかと心を痛めている。しかし究極的には、重要なのはわれわれのアイデア、従業員、そして顧客だ。われわれはそのすべてを全力で守る。


We have taken a bit of flak for filing a lawsuit against Sony Electronics.

#1. Sony stepped up and finally supported 4K from cameras to displays. That is helping to cement 4K as the real cinema standard. Good. We actually have a Sony 4K 84" display and Sony 4K projector at RSH for reference. But...


#2. We are heavily invested in concepts, inventions, designs, development and manufacturing of RED cameras, REDRAY and the RED Projector. Each is unique and has motivated the industry to get better, for the benefit of all. We don't mind others joining the 4K revolution... quite the contrary, we embrace it. What we don't accept is others just borrowing our technology, intentionally or unintentionally. We admire invention and happily pay for and license great technology from other companies when it is useful to our program.

#3. We have created many jobs in the US leveraging our vision and technology and we will aggressively protect our employees. Every single job matters. It is a magic trick to build a camera in the US, especially at the highest level. This cannot be done if others are allowed to just take what we have done and use our work as their own.

#4. Our customers have invested in our technology. They need to be protected and their investment needs to be protected. We have an obligation to our customers so they will not have their investment diluted by a proliferation of the proprietary technology they invested in.


We don't mean to be heavy handed. We saw 4K as the future standard in 2005. We have endured comments that "RED was a scam". "1080P was good enough." "What does a sunglass guy know about cameras?"... as well as others I would never publish. Patents are here for a reason. They protect IP. Receiving a patent now means that you have an obligation to protect it... or they have absolutely no value whatsoever. We are anxious to resolve this and have everyone move along. But in the end... our ideas, employees and customers matter. We will tenaciously protect all of them.


[Thanks, Andrea!]


(原文:Steve Dent 翻訳:日本映像翻訳アカデミー)



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