Sponsored Contents

REVIEWの最新記事

Image credit:
Save

レビュー:Surface RTをWindows 8.1 Previewで試す(前編)

Brother Hawk
2013年7月11日, 午前11:43 in Review
2シェア
0
2
0
0

連載

注目記事

Microsoftは現地時間の6月26日にWindows 8.1 Previewを一般公開しました。早速手持ちのSurface RTへインストールしたのでWindows 8と何処が変わったのか、Surface RTやWindows RTの特徴と共に、前編/中編/後編と三回に分けてご紹介します。前編は、Windows 8とWIndows RTの違い、Surface RTのご紹介などを主にまとめました。

Windows 8とWindows RTの違い

Windows 8.1 Reviewの話に入る前に、Windows 8とWindows RTの違いを簡単にまとめたいと思います。

Windows RTは見かけこそWindows 8とそっくりですが、対応しているプロセッサがIntelやAMDなどのx86/x64系ではなく、主にAndroidで使われている、NVIDIA Tegra 3やQualcomm Snapdragon S4などARM系なのでバイナリ互換がありません。アーキテクチャ自体はWindows 8そのものですが、これが理由で従来のWindowsアプリは動かないのです。

対応しているのは、Microsoft Office 2013(Excel/Word/PowerPint/OneNote)、fcやfindなど昔ながらのコマンド、メモ帳やペイントなどWindows RT標準搭載アプリと、Windowsストアアプリとなります。

後から追加できるアプリはWindowsストアアプリに限定しており、そのラインナップが要となるのは言うまでもありません。先日10万本越えの発表こそありましたが、FacebookやLinkedIn、Instagram、Flipboardなどメジャーどころの公式アプリはいまだになく、iOSやAndroidほど充実しているとは言えない状況が続いています(6月26日から開催したBUILD 2013では、FacebookとFlipboardの公式版アプリが出ることは発表しましたが時期は未定です)。

メリットとしては搭載しているプロセッサからも分かるように、バッテリー駆動時間が長く、また低価格で製品を供給できる点にあります。Windowsストア経由でのみアプリのインストールができるので、セキュリティ面に強い側面もあるでしょう。

ただ少し運が悪かったのは、バッテリー駆動時間も含め、ほぼ同性能のClover Trailと呼ばれるAtomプロセッサが登場したことです。こちらを搭載した端末はWindows 8が動き、従来のWindowsアプリも含め100%互換性があります。Computex 2013の基調講演で、マイクロソフトが小型(10型程度まで)のWindows 8タブレットにはサードパーティーを含めOffice Home and Student 2013(Word/Excel/OneNote/PowerPoint)をプリインストールする方針を明らかにするなど、Windows RTのメリットはどこへやら。

たとえば
日本エイサーが発表したWindows 8タブレット「Iconia W3-810」は、ディスプレイが8.1型ながらAtomプロセッサを搭載し、メモリ2GB/ストレージが64GBで6万円前後。国内に関してはMicrosoft Office Home and Business 2013をプリインストールしています。価格差もほとんどなく、こうなるとWindows RTはかなりピンチです。

そんな中、マイクロソフトのSurface RTが、6月14日から7月14日まで1万円値下げし、32GBモデルが39800円、64GBモデルが47800円とお買い得感が増しました。他社製のWindows RT機も、発売当初はそれなりの値段でしたが、現在通販や店頭価格は、Surface RTと同程度まで下がっているところもあります。

Microsoft初のタブレット

Microsoftは昔からマウスやキーボードなどPCの周辺機としてのハードウェアは作ってきました。ただOSを各ハードウェアメーカーに供給している関係上、自らPCを発売したことは一度もありません。

しかし今回はその掟を破ってまで、Surface発売しました。各PCメーカーとの関係がギクシャクしてもおかしくない状況でしょう。

戦略的にはAppleと同じく、クラウド、OS、PCと全てを垂直モデル化し、同社がWindows 8で実現したいユーザーエクスペリエンスをより強固にするためだと思われます。

この様な背景で登場したSurfaceは、Surface ProSurface RTの2モデルあり、前者がCore iプロセッサを搭載したWindows 8タブレット、後者がTegra 3を搭載したWindows RTタブレットとなります。

Surface RTは、VaporMg製(マグネシウム合金)で頑丈かつ美しいボディ、サイズ275×172×9mm(幅×奥行き×高さ)、重量約680g(本体のみ)の薄型軽量です。ボディの後ろからカチッと開くキックスタンドも独特で機能とデザインを兼ね備えています。


キックスタンドで起てたところ。角度は固定です。上側面に電源ボタン。リア中央上にリアカメラ。右側面にスピーカーR、Micro HDMI、USB、電源コネクタが見えます

Touch Cover(US版)。プレートにキートップなどが書かれ感圧式となっています。キーストロークがなく、タッチパネル上の仮想キーボードと操作性は似ています。厚み約3mm、重量約209g

Type Cover(日本語版)。普通の薄型キーボードです。Touch Coverと共に上の接点が磁石によって着脱可能となっています。Bluetoothではなく、専用のインターフェース(カバー端子)です。厚み約6mm、重量約250g

オプションでカバーにもなるスリムで着脱可能なTouch Cover(厚み約3mm、重さ約209g)と、Type Cover(厚み約6mm、重さ約250g)を用意しています。どちらと組合わせても総重量は900g未満。10.6型タブレット+キーボードとしては軽量級でしょう。またTouch Coverは、シアンやマゼンタなど日本では4色のカラーバリエーションが販売中です。

メモリは2GB固定、ストレージは32GBと64GBの2モデルを用意しています。液晶パネルはIPS式5点タッチ対応10.6型1366x768ドット。外部出力用としてMicro HDMI端子があり、Windows 8と同様にミラー表示や拡張表示に対応しています。マルチディスプレイはもちろん、例えばプレゼンでPowerPointを操作しながらミラー表示でプロジェクターへ映すと言ったWindowsでは当たり前のことが、Surface RTでも変換アダプタなしで簡単にできます。

最近では量販店にも多く出回っていますので、ご覧になると分かると思いますが、液晶パネルのクオリティも高いものを使い、発色や明るさコントラストなども抜群。ハイエンドのノートPCに匹敵します。バッテリー駆動時間は最大8時間です。少し残念なのはUSB充電ではなく、専用のACアダプタが必要になることでしょうか。

インターフェースは、IEEE 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0、USB2.0×1、microSDXCカードスロット、ヘッドフォン出力、マイク×2、ステレオスピーカー、フロントとリアにHD Webカメラ、そしてカバー端子となります。センサーは、光センサー、加速度計、ジャイロスコープ、デジタルコンパスを搭載し、画面の回転やタブレットらしいアプリも使えます。

手持ちのSurface RTは出荷直後に入手したUS版ですが、Windows Updateから日本語IMEと言語パックをインストールすることによって、システムが日本語対応になるのはもちろん、Microsoft Office 2013も日本語メニューになります。他の言語も使用可能です。

この時、日本語Type Cover(Touch Coverも同じ)を使うには、Regeditでパラメータなどを調整しないと、キー配列通りに機能しません。具体的には、

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
LayerDriver JPN REG_SZ kbd106.dll
OverrideKeyboardIdentifier REG_SZ PCAT_106KEY
OverrideKeyboardSubtype DWORD 2
OverrideKeyboardType DWORD 7

となります。

中編は実際にSurface RTへWindows 8.1 Previewをインストールして試したいと思います。

訂正:文中で「ディスプレイは10点タッチ対応」としていましたが、実際は5点タッチの誤りでした (Surface Pro のほうが 10点タッチ対応)。お詫びして訂正いたします。




夏だ!フリマだ!エンガジェ祭だ! 8月10日、11日無料イベントを開催



広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

2シェア
0
2
0
0

Sponsored Contents