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iPhone 5s 通信速度テスト 3キャリア比較:山手線編。全駅でドコモ / au / ソフトバンクを比較

Yuki Kai
2013年9月24日, 午後04:01 in Apple
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iOS 11.4でバッテリーが異常に消耗?対策は「Wi-Fiを切る」「5GHzから2.4GHzに切り替える」との声も

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数年来の噂を経てついにNTTドコモが iPhone を発売したことにより、ドコモ、au、ソフトバンクの携帯電話キャリアがすべてiPhoneを取り扱うこととなりました。これまで兄弟モデルや型番の異なる同一モデルを各キャリアが発売することはありましたが、同一のスマートフォンを3キャリアが同時に発売するのは初めての事態です。

端末が同じならば利用できるアプリもほぼ同じ、料金もほぼ横並びということで、3キャリアのうちどのiPhoneを選ぶのか。大きな鍵になるのは電波やエリアの状況です。そこで今回は各キャリアのiPhone 5sを取りそろえ、時間の許す限りさまざまなエリアでスピード測定を実施しました。

追記:環境によっては表が見づらいため、手っ取り早く画像にしてそれぞれの表の下に貼り込みました。中身は同じです。

各キャリアのLTE対応状況は?

スピードチェックの前にまずは各キャリアのLTE対応状況を確認。ドコモおよびソフトバンクモバイルは4つのバンドのうち3つ、auは3つのバンドのうち2つがiPhone 5sおよびiPhone 5cに対応しています。
キャリア帯域iPhone 5s/5c対応提供時期下り速度エリア
ドコモ2GHz提供中75Mbps/37.5Mpbs全国
800MHz提供中75Mbps/37.5Mpbs山間部、少人口エリア中心
1.7GHz試験提供中150Mbps東名阪
1.5GHz×提供中112.5Mbps/100Mbps東名阪以外
au2GHz提供中75Mbps/37.5Mpbs
※一部エリアで100Mbps/150Mbps
全国、キャパシティー用途
800MHz提供中75Mbps全国
1.5GHz×提供中75Mbps全国
ソフトバンク2GHz提供中75Mbps/37.5Mpbs全国
1.7GHz提供中75Mbps/37.5Mpbs全国、元イー・モバイルの帯域
900MHz2014年4月75Mbps全国
2.5GHz×提供中110Mbps/76Mbps全国



iPhone 5s/5c対応LTEバンドの特長を各キャリアごと簡単にまとめると、


NTTドコモ

現在2GHz帯が主力であり、プラチナバンドと呼ばれる800MHz帯は山間部や人口の少ないエリアを中心に展開。どちらも下り最大速度は75Mbpsですが、iPhone 5s/5c発売と同時に展開を開始する1.7GHz帯は下り最大150Mbpsの通信が可能。ただしこちらは現状東名阪のみの展開予定です。


au

プラチナバンドである800MHz帯がiPhone 5s/5c対応となって血気盛んなau。800MHz帯の人口カバー率は97%とのことで、iPhone 5s/5cのLTEはこの800MHzが中心となります。もう1つの2GHz帯は誤記から虚偽広告が問題となったことでも知られるバンドで、一部地域では下り100Mbps超のサービスも展開しています。

なお、エリア誤記問題で当時「人口カバー率が14%」とされたのは2GHz帯のうち下り75Mbpsのエリアであり、下り37.5Mbpsのエリアは2013年3月当時の時点で63%あったことがその後公表されました。前モデルのiPhone 5が対応していたのは2GHz帯のみでしたが、iPhone 5s/5cは800MHzに対応したことで大幅にエリアが広がることになります。


ソフトバンク

iPhone日本上陸の立役者であるソフトバンクモバイルは、グループ傘下としたイー・モバイルのLTEを利用したダブルLTEを展開。これまでは競合事業者だったためLTEエリアは重なっているものの、混み合ってもより多くのユーザーを収容できるという点では優位性があります。また、2014年4月からはプラチナバンドである900MHz帯もエリアに追加されることで、今後さらなるエリア拡大も期待できます。

花金の山手線、一番速かったのは......


こうした前提を踏まえた上でドコモ、au、ソフトバンクモバイルと3キャリアのiPhone 5sを利用し、各エリアでのスピードテストを実施してゆきます。

第1弾は、エリア測定の定番である山手線の全駅。定番中の定番エリアではありますが、東京の中心部を東西南北に渡ってチェックできるという点では測定価値の高いエリアです。

測定した時間はiPhone 5s/5c発売日である9月20日18時から24時にかけて。もはや死語となりつつある花金ということもあり、山手線の各駅は非常に混雑する時間帯です。

測定は山手線全駅のホーム中央で、これまた定番の測定アプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を利用。各端末で3回計測した測定結果から平均を求めています(ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba前ではドコモのみ10数回のトライアルの結果、1度しかつながらないため1回のみの計測結果)。また、一部の主要駅では駅前のエリアでも計測しました。

いずれもさすが山手線エリアというべきか、すべてのキャリアが「iPhoneの表示上は」LTEで接続できているため、回線種別は表に含んでいません。なお、測定項目の単位は上りと下りがMbps、PINGがミリ秒。アンテナ本数は目視での計測です。

測定場所測定項目ドコモauソフトバンク
ヨドバシカメラマルチメディアAkiba前
(※ドコモのみ1回計測。接続できなったため)
下り2.4410.688.98
上り3.537.539.62
PING28.035.330.3
アンテナ本数3.03.74.0
神田下り5.3621.2943.76
上り1.159.3213.85
PIN下りG33.330.029.3
アンテナ本数4.04.75.0
東京下り4.1717.684.37
上り1.7410.894.86
PING29.021.333.7
アンテナ本数3.74.33.3
東京駅構内下り14.3616.8520.80
上り3.206.708.77
PING27.330.727.7
アンテナ本数5.05.04.7
有楽町下り0.9127.668.43
上り0.234.615.12
PING56.035.728.0
アンテナ本数3.05.04.7
新橋下り4.0917.2519.48
上り1.5110.175.36
PING26.329.728.7
アンテナ本数4.04.05.0
浜松町下り6.5122.2012.91
上り3.918.6611.51
PING31.727.029.0
アンテナ本数4.05.04.0
田町下り4.9521.638.37
上り1.246.1710.11
PING55.731.029.3
アンテナ本数3.73.73.7
品川下り2.7627.5710.90
上り2.326.585.72
PING28.025.029.3
アンテナ本数4.05.05.0
品川駅構内下り1.7335.554.01
上り0.8611.705.08
PING77.033.027.7
アンテナ本数2.05.02.0
大崎下り2.8618.575.39
上り0.4410.885.77
PING34.730.028.7
アンテナ本数4.05.04.0
五反田下り0.508.0427.53
上り0.4811.7011.78
PING57.728.329.0
アンテナ本数2.02.05.0
目黒下り4.2529.3510.28
上り2.345.557.56
PING56.732.328.0
アンテナ本数5.05.04.0
恵比寿下り1.6722.5513.58
上り0.825.4010.72
PING86.332.331.7
アンテナ本数3.05.05.0
渋谷下り15.389.8216.29
上り0.937.9812.44
PING37.037.028.3
アンテナ本数5.03.04.0
ハチ公前下り29.619.2916.85
上り6.597.549.30
PING41.047.326.0
アンテナ本数5.04.34.0
原宿下り23.5339.8016.01
上り4.0013.8710.59
PING29.728.026.7
アンテナ本数5.05.04.0
代々木下り3.8217.3610.48
上り2.8510.539.46
PING36.727.728.3
アンテナ本数3.35.04.0
新宿下り2.846.841.62
上り2.095.253.27
PING49.749.048.0
アンテナ本数3.34.33.7
アルタ前下り24.8934.957.27
上り7.0011.606.78
PING33.049.729.7
アンテナ本数5.05.04.0
新大久保下り4.8229.2512.62
上り2.9111.7712.08
PING46.049.728.3
アンテナ本数4.05.04.0
高田馬場下り10.2926.963.97
上り3.9014.718.75
PING30.728.729.0
アンテナ本数4.05.02.0
目白下り16.8517.5044.25
上り4.1610.7717.76
PING36.746.027.7
アンテナ本数4.04.75.0
池袋下り測定不能8.236.18
上り測定不能2.996.38
PING測定不能29.3332.00
アンテナ本数測定不能3.05.0
池袋東口下り13.8531.3212.25
上り4.349.939.72
PING29.029.331.3
アンテナ本数4.35.04.0
大塚下り4.5624.4239.31
上り2.119.9515.34
PING32.732.732.3
アンテナ本数4.05.05.0
巣鴨下り20.5019.3839.71
上り4.258.3415.44
PING29.333.728.0
アンテナ本数5.04.35.0
駒込下り10.2712.3123.17
上り1.9810.3213.75
PING29.732.029.7
アンテナ本数5.03.75.0
田端下り28.9111.2717.08
上り5.807.4713.85
PING29.731.032.3
アンテナ本数5.02.04.0
西日暮里下り1.9514.3531.35
上り1.896.0413.37
PING39.324.725.0
アンテナ本数3.35.05.0
日暮里下り8.2430.6214.11
上り2.4611.857.37
PING28.030.329.3
アンテナ本数3.75.05.0
鶯谷下り28.6221.7031.13
上り4.749.5612.70
PING29.328.338.3
アンテナ本数5.05.05.0
上野下り4.9414.9020.83
上り2.898.717.32
PING44.035.734.7
アンテナ本数3.34.04.7
御徒町下り25.7011.7219.37
上り8.4912.8615.91
PING29.736.033.0
アンテナ本数5.04.05.0
秋葉原下り6.5412.9612.79
上り0.4110.1412.88
PING37.340.026.3
アンテナ本数5.04.05.0

平均
ドコモ
(池袋除く)
auソフトバンク
下り平均10.0820.0517.01
上り平均2.879.0910.01
PING平均39.0033.3630.13
電波平均4.054.394.33



表を見れば一目瞭然、各エリアでの最高速度はauとソフトバンクモバイルが占めており、ドコモが最高速となったのは渋谷ハチ公前を含めた3か所のみという結果になりました。

しかもドコモに関しては速度が遅すぎるため計測不可能となるケースも多く、秋葉原駅前のヨドバシカメラでは10回以上の計測に対して成功は1回、池袋駅に関しては1回も計測できず、やむなく計測不可能に。あまりの違いに端末個体差も考えられるため、別途LTE対応のAndroidでも計測を行ないましたが測定結果はほとんど変わりがなく、端末の影響ということもなさそうです。

「最近Xiの速度があまり速くない」は本当だった!?



かなり衝撃的な数字の差ではありますが、以前から自分でスピード測定を行なっていたドコモのLTEユーザーであれば、よく見慣れた数値かもしれません。ドコモは3キャリアの中でいち早く2010年12月からLTEの商用サービスを開始しており、契約者数は2013年8月現在で約1583万人と1500万人を突破。こうした人数の増加につれてLTE帯域の混雑も話題になっており、「最近Xiの速度があまり速くない」というのは、ヘビーユーザーからよく聞かれる声でもあります。

なお、賢明な読者の皆様であれば、これは山手線圏内のみの限られたデータであり、これを持って各キャリアの特性すべてを語ることはできないということは重々ご承知のことでしょう。今回のスピード測定では山手線だけでなくさまざまなエリアで測定を行なっておりますのでそちらのレポートもご覧いただきつつ、同じ山手線エリアについては、他のメディアでの測定結果も同時にチェックしてみるといいでしょう。

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