Sponsored Contents

googleの最新記事

Image credit:
Save

任意のディスプレイに携帯画面を映す Open Project、Googleの研究者が発表。Webベースのフレームワーク

Ittousai, @Ittousai_ej
2013年9月30日, 午前06:23 in Google
338シェア
0
1
0
337

連載

注目記事

消費者版Google+がサービス終了。「あまり使われなかったから」と最大50万人の個人情報流出の恐れあるバグのため

消費者版Google+がサービス終了。「あまり使われなかったから」と最大50万人の個人情報流出の恐れあるバグのため

View


Google の研究者 Yang Li 氏が、スマートフォンなどモバイル機器の画面を任意のディスプレイにミラーリングするフレームワーク Open Project を公表しました。" Project " はプロジェクターの「投影」。






モバイル機器のアプリをテレビなどの大画面に映す方法にはケーブル接続や無線のMiracast などがありますが、Open Project は携帯カメラで投影先を認識してインターネット経由で接続することにより、PCの画面やネット接続テレビ、あるいは街頭のインフォメーションディスプレイなどにもミラーリングできる点、セットアップが簡単な点が特徴です。

また双方向通信をする仕組みから、「投影」先がタッチ対応ディスプレイだった場合、モバイルアプリを大画面でタッチ操作することもできます。


実証デモの例では、使い方は:

1. テレビなど、投影先ディスプレイ側のブラウザで Open Project のウェブページを開く。
2. スマートフォンなど投影元のカメラで、投影先に現れるマーカーを写す。

(マーカーにはユニークな識別子が含まれており、ネット経由で投影元(スマートフォン等)と投影先(PCやテレビなどのブラウザ)をマッチングし接続を確立する)

3. スマートフォンを動かすと、実際にプロジェクタで投影しているようにマーカーも動く (携帯のカメラが画面上のどの部分を撮影しているか、マーカーとの相対位置で認識して追従する)
4. スマートフォンの画面を映したい場所とサイズを選んだら「投影」開始。タッチ対応画面なら、スマートフォンアプリを大画面でタッチ操作できる。


要は携帯写真をテレビに飛ばすソニーのサービス vscreens.com や、Scalado のアプリ PhotoBeamer のように、二次元コードと携帯カメラを使って任意のブラウザと携帯をひも付けする技術の応用です。

Miracast や AirPlay のようにワイヤレスで飛ばす場合は、物理的・論理的にも距離が少なくレイテンシに優れる一方で、双方の機器が同じローカルネットワーク上にある必要があったり、ペアリングなどの手間がかかります。

対する Open Project は、スマートフォンアプリ側とブラウザ(で開いたウェブアプリ)側がそれぞれ独立してインターネットにつながっていれば良いため、出先のPC画面やネット接続テレビなどにも「ブラウザで特定ページを開く」「携帯カメラで撮る」だけの手続きでアプリをミラーリングできる点が違いです。

開発者いわく、Open Project は「オープンでスケーラブルな」ウェブベースのフレームワーク。モバイルアプリの開発者は、ひとつのライブラリをリンクするだけで、ネイティブアプリを Open Project 対応にできるとしています。技術的な詳細はリンク先の論文をどうぞ

Open Project を発表したGoogle のリサーチサイエンティスト Yang Li 氏といえば、「携帯カメラを使ってPCとモバイル機器を結びつける」基礎技術が同じ Deep Shot も公表していました。Deep Shot のほうは「画面上のどの部分を撮影されたのかPC側が認識する」ことで、携帯端末のカメラでPC画面を映せば、画像としてではなく地図情報や文書などの中身までキャプチャできるというコンセプトです。

338シェア
0
1
0
337

Sponsored Contents