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SONY RX10インプレッション:24-200mm全域でF2.8の「バリオ・ゾナーT*」搭載、α7/α7Rに隠れた名機の可能性

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2013年11月26日, 午前09:19 in A7
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7月24日、SONY α7/α7Rの発表会場へ行ったとき、ちょっと気になる存在だったのが、このRX10です。レンズ交換式ではない替わりに、1台で24-200mm(35mm換算)をカバーするVario-Sonnar T*を搭載。しかもズーム全域でF2.8と明るく、ボディの質感などもα7譲り。試用する機会に恵まれましたのでレポートを掲載したいと思います。

Gallery: SONY RX10作例 | 40 Photos

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一台でオールマイティに使えるデジタルカメラ

SONYのRXシリーズは、フルサイズのセンサーと35mmのレンズを搭載したRX1/RX1R(ローパスフィルターレス)と、小型ながら1.0型のセンサーと28-100mmのズームレンズを搭載したRX100/RX100IIがありました。モデル的に間となる10がなく、ソニーでは今回満を持して「DSC-RX10」を追加した形になります。

このRX10は冒頭に書いたようにレンズ交換式ではありません。ジャンル的にはコンパクトカメラになります。スマートフォンがあるので、日ごろあまりコンパクトカメラには興味がないのですが、RX10のレンズを見て驚きました。24-200mm(35mm換算)をカバーするVario-Sonnar T*を搭載し、ズーム全域でF2.8をキープ。もちろん光学式の手ブレ補正機能付きです。

少しカメラに詳しい方だとご存知だとは思いますが、このレンジをフルサイズの一眼レフで持ち歩こうとすると、ズーム大三元と呼ばれる内2本、24-70mm/F2.8、70-200mm/F2.8が必要となります。巨大で重たく2本そろえるとかなりの高額です(参考までにCanon EF24-70mm F2.8L II USMは23万円で805g、EF70-200mm F2.8L IS II USMは30万円で1490gです)。APS-Cタイプの一眼レフだと更に16-35mm/F2.8がもう一本必要です。

もちろんセンサーは、フルサイズの36mm×24mmやAPS-Cの23.4mm×16.7mmのサイズではなく、フォーサーズの約17.3mm×13mm(4/3型)より小さい1.0型なので可能なワザなのですが、それにしても結構気合が入っています。ワイド端で24mm、テレ端で200mm相当ですので、近所のスナップはもちろん、あまり多くの荷物を持ちたくない旅行や取材、運動会など一台で全てまかなえそうなカメラです。主な仕様は下記の表をご覧下さい。

SONY RX10の主な仕様
撮像素子1.0型(13.2mm x 8.8mm) Exmor R CMOSセンサー、アスペクト比3:2
有効画素数約2020万画素/最大5472×3648ピクセル
レンズカールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ (レンズ構成:11群14枚(AAレンズを含む非球面レンズ7枚)、焦点距離(35mm換算):24-200mm、F値(開放):全域F2.8、虹彩絞り:7枚、光学式手ブレ補正機能あり、NDフィルター搭載(3段分の光量低減)
画像処理エンジンBIONZ X
ビューファインダー0.39型 OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)、144万ピクセル
最高感度ISO12800(拡張時ISO25600)
フォーカスエリアワイド(25点自動測距)、中央、フレキシブルスポット(S/M/L)、フレキシブルスポット(追尾)、フレキシブルスポット(顔追尾)
連写速度速度優先連続撮影時:最高約10コマ/秒、連続撮影時:最高約2.5コマ/秒(AF-S時)
シャッター速度30-1/3200秒(撮影モードによる)
液晶モニター3型約122.9万ピクセル/チルト:上に約84度、下に約43度
無線IEEE 802.11b/g/n、NFC対応
記録メディア

メモリースティック デュオ、メモリースティック PRO デュオ、
メモリースティックPROデュオ(High Speed)、
メモリースティック PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ*、
メモリースティック マイクロ(Mark2)*、メモリースティック XC-HG デュオ

SDメモリーカード、SDHCメモリーカード(UHS-I対応)、
SDXCメモリーカード(UHS-I対応)、microSDメモリーカード*、
microSDHCメモリーカード*、microSDXCメモリーカード*

*印はアダプタが必要

動画撮影機能最大1920×1080(フルHD):60p/60i/24pなど
サイズ129.0×88.1×102.2mm(幅×高さ×奥行き)
質量約755g(本体のみ)
実勢価格12万9800円前後


写真からも分かるように、レンズが巨大なのでボディは129.0×88.1×102.2mm(幅×高さ×奥行き)、重さ約755g(本体のみ)と、コンパクトカメラとしては大きい方となります。以前掲載したCanon EOS 70Dは、139×104.3×78.5mm、重さ約675g(本体のみ)なので、少し似ている感じでしょうか。

と、書き写している時に分かったのですが、有効画素数約2020万画素、最大出力サイズ5,472×3,648ピクセルもCanon EOS 70Dと同じでした。そう考えるとプラス24-200m相当/F2.8のズームレンズを搭載しているのですから、なかなかのものです。

大口径の8.8-73.3mm(35mm換算24-200mm)/2.8 Vario-Sonnar T*
実際の焦点距離は、8.8-73.3mmとなります。Carl Zeissのロゴが何とも言えない雰囲気


メニューには単独でWi-Fi関連の設定項目があります
専用アプリ「PlayMemories Mobile」でタブレットやスマートフォンから操作可能です。NFCにも対応


PlayMemories Mobile(1/2)
カメラ側で"スマートフォン転送"を選ぶと、SSIDとパスワードを表示していますのでWi-Fiを使いダイレクトにスマートフォンと接続


PlayMemories Mobile(2/2)
機器を選び、日付のフォルダーを開くと一覧を表示します。タップすると拡大表示。コピーはローカルに写真を保存します。共有はいろいろなサービスと連動可能です


絞りと露出補正はダイヤル式とマニアック
α7同様、露出補正はダイヤル式です。全体的にメカニカルな雰囲気で、α7はもちろん、DSC-RX1(R)とも共通したデザインと言えるでしょう


テレ端200mm時 / ワイド端24mm時(35mm換算)
ワイド端の24mmでもそれなりの長さですが、テレ端の200mmはボディサイズを考えると、かなり長く目立ちます。ギャラリーに掲載した中の街中スナップでは少し気を使いました


右側面にマイク端子、ヘッドフォン端子、マルチ端子、Micro HDMI / 左側面にメモリカードスロット
外部に接続したHDMIモニターで同時表示が可能です。充電は付属のUSB式ACアダプターを使います


3.0型(4:3)約122.9万ドットの液晶ディスプレイはチルト上に約84度、下に約43度 / フラッシュ内蔵
液晶ディスプレイが傾きますので、ハイアングルやローアングル、ウェスト位置からの撮影も容易です。EVFは、144万ピクセル0.39型、OLED Tru-Finder(トゥルーファインダー)です


グリップの底にバッテリー / 右下にフォーカス切り替え
フォーカスモードは、S/C/DMF(ダイレクトマニュアルフォーカス)/MFと4種類で、このダイアルを使いワンタッチで切り替え可能です

圧巻の35mm換算24-200mm/2.8 Vario-Sonnar T*

24-200mmのズームレンズがどれだけ威力があるか、数字だけでは想像し難いと思い、同じ位置から24/50/100/200mmと撮影したのが以下の4枚です。

24mmや50mm程度では少ししか見えない噴水が200mmになるとグッと大きくなるのが分かります。ここまでは光学式ですが、加えてデジタルズームにも対応していますので、さらに寄ることも可能です。

AFはズーム全域でスムーズに素早く合います。ピンを迷ったシーンは皆無でした。また、T*コーティングも素晴らしく、ゴーストやフレアなどが発生している写真はありません。光学式の手ブレ補正機能も効果抜群です。

また、今回ギャラリーでは使いませんでしたが、3段分の光量を低減できるNDフィルターも搭載しています。明る過ぎる場所でもこれを使えば絞り開放で撮影できます。



左上から順に、24mm、50mm、100mm、200mm(35mm換算)

ギャラリーにはいろいろな焦点距離を織り交ぜ40点掲載しました。カメラの設定は、ISOオート/ホワイトバランスオート、カメラお任せのモードPか、絞り優先のモードA(F2.8)を使っています。必要に応じて露出補正しました。他にも動画撮影や、クリエイティブスタイル、ピクチャーエフェクトなど、面白そうな機能を満載していますが、今回は試していません。

以下は、ワイド端とテレ端で撮影した写真を2点です(掲載フォーマットに合わすため上下が少し切れています)。これだけの写真がボディに搭載した一本のレンズだけで撮れるのですから驚きです。発色に関しても見事です。


ギャラリーより/ワイド端(35mm換算24mm) ISO400, F2.8, 1/30秒


ギャラリーより/テレ端(35mm換算200mm) ISO160, F2.8, 1/200秒

またマクロ撮影も得意です。ワイド端で3cm(最大撮影倍率0.45倍)、テレ端で30cm(最大撮影倍率0.38倍)まで被写体に近づいて撮影が可能です。ギャラリーに何点か作例がありますので参考にして下さい。

ぼけ味に関しては、センサーが1.0型と小さいのでフルサイズやAPS-Cとまでは行きませんが、それでも200mm F2.8で撮影するとかなり背景がボケます。加えて7枚羽根円形絞りなので美しくぼけます。

唯一気になる点があるとすれば、バッテリーの減りが少し早めと言ったところでしょうか。電動式ズームなので、多用するとレンズが大きいだけに徐々に消費していく感じです。丸一日充電ができない状況だと、2本あった方が安心でしょう。

以上簡単ですが、SONY RX10の試用レポートとなります。撮影するまでは、正直「とは言っても所詮コンパクトカメラ......」と、思っていましたが、写りを見て驚きました。作品撮りでもしない限り、これ1台で取材も旅行も全て行けそうです。α7/α7Rの影に隠れた名機と言ったところでしょうか。

Gallery: SONY RX10作例 | 40 Photos

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関連キーワード: a7, a7r, cyber-shot, DSC-RX10, RX10, SONY
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