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A4WP、磁界共鳴ワイヤレス給電「Rezence」を来年早期に製品化。複数端末を同時給電

Hiromu Tsuda, @boobyn
2013年12月16日, 午前06:05 in A4Wp
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ワイヤレス給電技術を推進する団体 Alliance for Wireless Power(A4WP)が、コンシューマー向けのブランドネーム「Rezence」(レゼンス)を発表しました。クアルコムやサムスン、ブロードコム、インテルといった半導体メーカーが顔をそろえているA4WPですが、2014年早々にもコンシューマー向け製品の登場が期待できます。


Gallery: Rezence | 8 Photos

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ワイヤレス給電技術といえば、先行する Qi(チー)規格があります。国内では、ドコモが「おくだけ充電」の名前で製品化しているので、Qiと知らずにQiを使っている場合もあるでしょう。ちなみに、Qiの名前は東洋の神秘「気」が由来です。

このQiを推進する団体は、Wireless Power Consortium(WPC)。WPCにも半導体各社が参画していますが、こちらには家電やエレクトロニクス関連企業も多く、ノキアやソニー、HTC、LG、パナソニック、東芝なども中心メンバーに入っています。クアルコムやIDTは別方式を推すA4WPと掛け持ちのメンバー。

現在のQi規格では、最大5Wの給電が可能です。これはモバイル機器向けの利用を想定して規格化したもので、今年のCEATECでは、ソニーが10W受電を実現する次期バージョンを披露しました。現行規格とも互換するという次の規格は、2014年第1四半期にも仕様が固まる見込みです。



今回、Rezenceというブランド名が決まったワイヤレス給電技術は、クアルコムがWiPower(ワイパワー)の名前で研究開発を進めてきました。Rezence と Qiはどちらも無接点で充電できるワイヤレス給電の規格ではありますが、原理は異なります。

いずれもコイルを利用しますが、Rezenceの採用する磁界共鳴方式は給電と受電側のコイル同士を合わせる必要がなく、5cm程度まで距離をとれるため、複数の端末へ給電できる点が特長です。対応スマートフォンやタブレット、Bluetoothヘッドセット、ノートPCなど複数のデバイスに同時に給電できるとされています。

その仕組みは共振現象、音で言えばひとつの音叉を鳴らすと、触れていない隣の音叉も鳴る現象と似たようなものです。コイルとコンデンサからなる回路が受電と給電側で共鳴することで、無接点で給電されます。

ただし、周辺の電磁気の影響は受けやすく、共鳴する端末同士の解析が複雑になりがちです。とくに、複雑な回路設計が必要なモバイル機器では、干渉が発生しやすいとも言われています。



そういった意味では、コイルとコイルが1対の関係にして、ぴったりとくっつけるQi(電磁誘導方式)は、干渉を受けにくい利点があります。ただし複数の端末に給電するには、給電側に複数のコイルが必要。複数端末の充電に対応した充電パッドは給電面を広くとる必要があり、コイルを敷き詰めたり、内部のコイル自体が物理的に駆動する仕掛けを用意したりと工夫が必要です。

このほか、ワイヤレス給電の組織としては、Power Matters Alliance(PMA)もその1つ。米バッテリーメーカーDuracellを傘下におさめるP&Gが主導的な立場をとっています。国内では、富士通研究所が磁界共鳴式のワイヤレス給電を研究しているほか、村田製作所が磁界共鳴よりもシンプルに構成できるという直流共鳴方式のワイヤレス給電システムを開発しています。


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