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ロケットエンジンの轟音を再現する巨大スピーカー群LEAF、厚さ9mの防音壁で隔離

Takuro Matsukawa
2014年2月6日, 午前12:03 in Esa
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欧州宇宙機関 ESA が、「欧州最強のサウンドシステム」ことLEAF の写真を公開しました。オランダにあるLEAF (Large European Acoustic Facility )はESAのテスト施設のひとつ。ロケットを打ち上げる際の騒音や振動を再現し、ロケットに搭載する機器や人工衛星などへの影響を調べるために造られました。

写真はLEAFで最大のスピーカーのひとつ。ホーンに窒素を送り込むことで、154dB 以上の爆音を発生します。ESA の説明では「離陸体制に入った複数のジェット機の近くに立つのと同等」「最大音量で聞くと死ぬ」。



爆音に対応するため、スピーカーは幅11m x 厚9m x 高16.4m の鉄筋コンクリート製の壁に囲まれた部屋に設置。壁の表面は室内のノイズレベルを均一に保つためにエポキシ樹脂でコーティング済み。壁の内部には巨大なサウンドホーンが埋め込まれています。

なおテストシステムは、安全のためにすべてのドアが閉まっていると確認されない限り起動しません。また施設を周囲から隔離するため、部屋全体はゴム製のベアリングパッドで保持されています。

下の写真はハーシェル宇宙望遠鏡が2008年に行なった音響テストのようす。


ESA は " ... no human being could survive hearing it at maximum output." と表現しています。騒音レベルについてよく使われる目安では、ジェット機のエンジン音が120dB、ロックコンサートの40万ワットのスピーカーシステムで135dB ほど、打ち上げ花火の発射場の近くで145dB ほど、スペースシャトルの発射台の近くで170dB 以上など。

またスタングレネードの音量は120~190dB とされているので、LEAF の最大出力を人間に聞かせると、「相手は死ぬ」かはともかく深刻なダメージを受けるのは間違い無さそうです。

なおドイツの研究者達は、210dB 以上の音を浴びると人間の内部器官が致命的な損傷を受けると発表しています。


関連キーワード: esa, leaf, speaker, speakers
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