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富士通GRANNOTEはノートなのにキーストローク3mm & 押下圧3段階。シニア向けアシスト多数

Shingi Hashimoto
2014年2月12日, 午前09:02 in Fmv
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富士通が2014年2月4日に発表した「GRANNOTE」は、PCリテラシーの高い中高年層を対象に、快適さとさまざまな加齢アシスト機能を導入した新コンセプトのノートPC。

基本的な機能に関してはGRANNOTE紹介記事にまとめていますが、実はこのモデル、キーボードやソフトウェアに興味深い工夫が多数盛り込まれています。富士通が GRANNOTE にこめたおもてなし機能を写真とともに紹介します。

昨今のノートPCとしては異例な"分厚い"キーボードの秘密とは




GRANNOTEを触って、まず驚くのはキーストローク3mmを確保した"分厚い"キーボードです。
昨今のキーボードはデスクトップPC添付の製品を含めて、キー形状はアイソレーションタイプが殆どで、薄型化によりキーストロークは1mm台が当たり前。そのかわりクリック感などで打鍵を確認するタイプが主流になっていますが、本機はそうした風潮に反し、キーストロークを3mmと広げた仕様。ちなみに、高級キーボードで採用例の多いCHERRYブランドキースイッチでも、ストロークは4mmです。



さらに形状面でもキートップ形状をお椀型に加工し、キートップ形状も手前側が低くなる加工を施すなど、さまざまな工夫がなされています。

この仕様は、本機が60歳前後でPCリテラシーの高いユーザー層をターゲットとしている点とも密接な関連があり、発表会の説明でも「年齢を重ねると必然的に厳しくなっていく体力面をサポートするべく、使いやすく疲れにくい設計を基本としている」と紹介されました。



また、タッチタイピング時の指の位置に合わせて、押下圧(キーが反応する強さ)を変える三段階押下圧も見逃せないポイントです。これはデスクトップPC用でもほとんど採用されておらず、東プレのRealForceシリーズといった高級キーボードでないと採用されなかった技術。

薬指や小指といった力を入れにくい位置のキーは軽めで入力できる設定になっているため、疲れてきた際に入力されていなかったというミスタイプを軽減できます。




さらに、キーのフレームとパームレスト面の触感を良くするため、すりガラス調のアクリル板を貼り付けており、バックライトなどもアクリル板の底から発光させる凝ったデザインを採用。さらにキーを支える底面にはグラスファイバーを20%混入した強化樹脂を採用するなど、キーボードで重要なフレームと底面の剛性にも配慮する隙のなさです。

付属マウスは、こだわりの完全左右対称ボタン配置タイプ




また、付属マウスも、さまざまなこだわりが盛り込まれた専用設計。たとえば、マウスホイールをクリックすると、ホイール回転がズーム機能に変更される機能が搭載されます。また、進む・戻るボタンが、最近は単体マウスでも減りつつある完全左右対称配置(いわゆるIntelliMouse Opticalタイプ)になっている点も見逃せないポイントです。

説明員にコンセプトを聞いたところ、「フルHD液晶をシニア層が使うと、文字が小さいサイトなどがあるので、そういった際に素早くズームできるように設定した」とのコメントが得られました。

ちなみに液晶の解像度自体を下げるという(ありがちな)選択肢についてお聞きしたところ、本機のターゲット層はPCに詳しいため、ハードウェア的な価格性能比も厳しく見られることから、選択肢に入らなかったという旨の回答が得られました。


さて、このキーボードとマウス、実際に触って見ても操作性はかなり優れており、とくにキーボードは高級製品として単体販売しても通用するレベルです。

最近のキーボードでは意外とありそうでなかった「80年代の素直なメンブレンタイプキーボード」に近い打鍵感で、タッチは柔らかめながらもしっかりしたもの。筆者の常用キーボードはCHERRYブランドの茶軸と黒軸搭載機ですが、会場で試用したところ、ほぼストレスを感じずにタイピングできるのに驚きました。他の普段高級キーボードを使っている層でも、おそらくあまり不満がたまらずに使えるのでは? と思います。

富士通は自社グループにキーボードメーカーとして有名な富士通コンポーネントを有しており、また親指シフト配列を開発するなど、本来キーボードへは造詣が深いメーカーですが、GRANNOTEのキーボードはその本気を垣間見られるだけの完成度がありそうです。

年齢による体の変化をPCにサポートさせる機能を搭載




もうひとつの注目点は、富士通の携帯電話などで導入されている操作性向上機能「ヒューマンセントリックエンジン」(HCE)が導入されている点。

携帯電話のHCEは専用ハードウェアも搭載する大規模なものですが、GRANNOTEでは一部で専用ハードも搭載しているものの、大半はユーティリティによるソフトウェアベースです。といっても、一通り触った範囲では、目に見えて処理が重くなるといった問題はありませんでした。

大きな機能としては2つ。年齢によって変化する色覚特性(色の感じ方)をサポートする「あわせるビュー」と、「あわせるボイス」です。人間は年齢が進むと必然的に、青色と高音への感度が低下しますが、この2機能は、それをPC側でサポートすべく、青色と高音を強調します。

ただしこの機能だけであれば、Windowsの色温度設定やサウンドの設定(あまり知られていませんが、最近のWindowsでは標準搭載のグラフィックイコライザーがあります)でもカバーできます。



この機能が秀逸なのは、設定が簡単なこと。付属の「あわせる設定ユーティリティ」から、ユーザーのおおまかな年齢を設定すると、自動的に補正値を設定してくれます。実際の効果も、「70代以上」にするとてきめんにわかるレベルで、実際のシニアユーザーには頼もしいほどの実用性がありそうです。

「年代設定:50代以下 60代 70代以上」と記された、ある意味でちょっとシュールな設定ウィンドウを含めて、注目の機能と言えるでしょう。




そして、画面調整に関してはもう一つ面白い機能があります。それが、RGBセンサーが外光の色温度(ホワイトバランス)を感知し、ディスプレイ色温度を自動的に調整する「インテリカラー」。センサーは画面上部・Webカメラの左側に、輝度センサーと並んで配置されています(四角い方がRGBセンサーです)。

発表会では、いわゆる昼光色と蛍光灯色の2種類の明かりの下に本機を置いて画面の見え方の違いをアピールしましたが、明かりの差を見事に補正し、色が自然に見えるように表示していたのが印象的でした。

「バリアフリー時代に向けたPC」という提案

既報でもお伝えした通り、GRANNOTEの対象ユーザーは60代を中心としたユーザーですが、従来ありがちだったシニアのPC初心者ではなく、PCやガジェットのリテラシーを持った世代をターゲットとした「ちょっとマニアなオジサマ」がターゲットです。

発表会でこうした機能を搭載した理由をお聞きしたところ、そうした層のユーザーはPC操作にこそ慣れている一方、年齢による体の変化は必然的に発生するため、機械がサポートすべき......という発想からですとの回答が得られました。実際にGRANNOTEのキーボードやサポート機能を使っていると、そうした狙いは筋がよく、またかなりの実用性も備えているように感じます。

バリアフリーという観点が社会インフラへ大きな影響を与える昨今にあっては、ひょっとすると、こうしたサポート機能はPC選びの大きなポイントになりうるのかもしれないという予感さえも感じさせます。Engadget読者にも、ぜひ機会があったら店頭で体験してほしいと思った機能です。




「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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Source: FUJITSU
関連キーワード: fmv, fujitsu, GRANNOTE
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