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XYZプリンティングが3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.0」を発売。本体6万9800円、フィラメントは3280円(動画)

Shingi Hashimoto
2014年3月18日, 午後09:45 in 3Dprinter
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2014年3月18日、XYZプリンティングが6万9800円(税込)と安価な個人向け3Dプリンタ「ダヴィンチ 1.0」を発表しました。

最大の特徴は、なんといっても魅力的な価格です。(キットではない)完成品の3Dプリンタは現状でも10万円を切ると「低価格」の看板を出せる価格水準ですが、7万円を切るのは激安と言っていいレベル。さらに4月以降についても、税込みで同価格を維持する予定です。


Gallery: XYZプリンティング ダヴィンチ1.0 発表会 | 33 Photos

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米国で499ドルである点を考えると、サポートコストなどを考えても円ドルレートの観点からはあと一声欲しかったとも思えますが、いずれにせよ日本では群を抜いて低価格な3Dプリンタに間違いありません。



ある意味で本体以上に価格が重要なフィラメント(造形材料)も、600g(250m)で3280円。増税後の4月からも同価格です。個人向け3Dプリンタの代表である3D Systems「Cube」のフィラメントが実売6300円なので、こちらもかなり手頃です。



材料はABS樹脂で、現状ではレッド、ブルー、イエロー、ホワイト、グリーン、ブラックの6色を用意。順次色を増加させ、上図の12色が揃う予定です。

販売ルートは、Web通販ではAmazon.co.jp、楽天、ビックカメラグループで既に販売が開始されており、3月下旬からはYahoo!ショッピングでも販売予定。

店頭でも全国のビッグカメラグループで販売が開始されました。さらにビックカメラ有楽町店、新宿西口店、池袋本店パソコン館とソフマップ秋葉原本館、そしてコジマ×ビックカメラ梶ヶ谷店の5店では展示販売体制となっています。



また価格だけではなく、最大造形サイズが200 x 200 x 200mmと個人向けとしては大きい点もポイント。ライバル製品では150~160立方mm程度の製品も多い中で、大型造形物をプリントしてみたいユーザーには魅力でしょう。

反面、本体サイズは幅468 x 高さ558 x 奥行き510mm、重量は約23.5kg(フィラメント含む)とかなりのもの。上の写真では本体の右下にともすればスマホかと思われる黒い物体がありますが、これが比較用のNexus 7 2013(幅114 x 高さ200mm)です。

3Dプリンタは本機に限らず、立体造形物を作るためどうしても本体が大きくなりますが、本機の場合は価格の敷居が下がった分、むしろ置き場所の確保が導入における注意点になりそうです。







ちなみにもうひとつの注意点は、3Dプリンタは本機に限らずプリント時間が長いというところ。発表会ではスマートフォン(iPhone 5クラス)のケースをプリントするデモが行われていましたが、本体に搭載された液晶の予想時間では約22分。
プリントヘッドの動きの動画を見ても、非常に細かいレベルで樹脂を積層していっていることがわかるでしょう。



さて、もう一つの特徴は、3Dビューアーソフト「XYZware」がバンドルされること。CADソフトではないためモデリングは不可能ですが、3Dモデルデータを読み込んで、ズームや回転で細部を確認できるほか、プリント時のサイズ調節や品質の設定などが可能です。

現状の3Dプリンタですとソフトが付属しないものが多い中にあって、便利な工夫といえそうです。なお、PC側の対応OSはWindowsがXPおよび7以降、Mac OS Xが10.8以降。

なおXYZwareの対応データは、.STL形式と独自のXYZ形式。と聞いて、なぜデータが作れないのに独自形式があるのか? と思われたかもしれません。実は同社は3Dデータ共有サイト「XYZクラウドギャラリー」も用意しており、サンプルデータなどはこちらからダウンロードできる、という仕組みです。







気になるのは造形(積層)精度ですが、メーカーサンプルである点や、本体価格を考慮しなくてもかなりの実力があると感じました。プリンタヘッドの高精度な制御が必要な細部の抜きなどもシャープに見えます。
サンプルの高解像度写真はスライドショーに多数収録していますので、気になる方はぜひご確認ください。




前面にはフィラメントの残量表示や予想プリント時間が表示可能なLCDパネルを装備しますが、カタカナによる日本語表示にも対応する点も隠れたポイントでしょう。


なお発表会では、速くも次期モデルの予告もなされました。装着可能なフィラメントを2つに増加した(2色でプリントが可能な)ダヴィンチ 2.0と、さらにWi-Fi接続に対応した「ダヴィンチ 2.1」で、これら2モデルは2014年内に発売予定とのこと。

ちなみに同社は名前こそ米国的ですが、台湾の企業。大手OEM/ODMメーカー群を擁する金寶(キンポ)グループの一企業です。読者の知名度が高そうなグループ企業には、ゲーム用ノートPCを得意とするコンパルや、手頃な価格かつ高効率なPC用電源ユニットで知られるAcBel(アクベル)などがあります。
本製品の勢いと完成度を見る限り、XYZプリンティングがそれらのメーカーに並ぶ位置づけになることも十二分にありそうな雰囲気です。





CAREERS TechCrunch Japan
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