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DeNAが小学生向け学習サービス「アプリゼミ」開始、専用端末不要で月額980円

Hiromu Tsuda, @boobyn
2014年3月24日, 午後07:30 in Dena
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DeNAは、タブレットやスマートフォンで勉強する教育アプリ「アプリゼミ」の小学1年生講座の配信を開始しました。これに伴い、小学1年生になる児童と親を招待してアプリゼミの体験会を開催。ICTの教育利用に関する発表の様子をお伝えします。

体験会で操作している様子から、子どもにとってアプリが楽しいものなんだろうとは思いましたが、それでも念のため「どう?」と聞いてみると、あるお子さんは、iPadの画面から目をそらすことなく「たのしい」とコメント。人の目を見て話す、という教育はまだできていないようですが、少なくとも夢中で遊べるようなコンテンツになっています。これをエデュケーション(教育)とエンターテイメントを合わせ「エデュテイメント」と呼ぶそうです。

Gallery: DeNA アプリゼミ | 44 Photos

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タブレット1人1台時代、ICTでベネッセに対抗


2020年、文部科学省では学校の授業で1人1台タブレットが使えるよう計画しています。これに先駆け、各都道府県ではタブレットの配備を進め、さまざまなノウハウを蓄積している状況にあります。

「アプリゼミ」は、iOSやAndroidのタブレットで使えるエデュテイメントアプリのサービス。高校生までをターゲットとした、要するにベネッセの進研ゼミの対抗馬を狙ったサービスです。開始初年度となる2014年は、小学1年生向けの教育アプリとしてスタートします。

紙ベースの教材で長い経験のあるベネッセですが、DeNAでは積極的に情報通信技術を使うタブレット時代の教育サービスとしては付け入る隙があると判断。NHKエデュケーショナルと組んでサービスを提供します。

専用端末なし、月額980円


サービスは専用端末でなくとも利用できるのが特徴で、利用料は月額980円(4〜6月は無料)。回答結果はクラウド上で管理し、正答状況に応じて、出題が変化します。

コンテンツは学習指導要領に基づいており、1日10分間の利用を想定したもの。ドリル学習に近い感覚で利用できますが、紙教材よりもインタラクティブ性があり、解答データがクラウド上に蓄積されていきます。科目は国語、算数、英語。

DeNAでは、まずは一般ユーザー向けのサービスとして足元を固め、その後、学校などへの展開も視野に検討していきます。

説明不要のアプリ、スマホネイティブ児童


体験会には、今年1年生になる子どもとそのお母さんが参加。子供らはとくに、説明不要で操作を行っていました。

タブレットに慣れすぎなんじゃないか? ひょっとして仕込みの参加者か? と疑ってかかってしまいましたが、お母さん方に聞いてみると、「子どもの頃からスマートフォンでゲームしているので使えるのではないか?」とのこと。確かに児童の傍らでは、弟さん(3、4才ぐらい)がiPhone版「太鼓の達人」で暇をつぶしており、デジタル機器に子どもの頃から慣れ親しんでいる姿が見られました。

またある児童は、普段からタブレット端末でゲームなどをやっているそうで、ゲーム感覚でドリルをこなしていきます。依然として目を合わせてくれないものの、なかなか楽しそうです。

アプリゼミの総合プロデューサーであるDeNAの床鍋佳枝氏は、「今の親御さんは、自分たちもゲームをしてきた世代です。ゲーム感覚で勉強できるなら、と誰もが思いますし、それは我々開発陣もそうです」と話しています。また、かつてのICT教育は、パソコンが必要で、先生や親にも相応の知識が求められました。タブレットやスマートフォンを使った教育は、先生や親の負担が少ないため、導入しやすいといった背景もあるようです。

子ども向けアプリの肝はインタラクション


床鍋氏によると、子ども向けのアプリは大人向けサービスのように調査しながら開発できず、できたものを子どもに使わせてみてトライ&エラーを繰り返していく必要があります。つまり、ノウハウの蓄積がサービスの質に直結する、ということです。子ども向けに重要なのはインタラクションなんだそうで、「タッチして何か反応があることが重要です。操作する喜びは大人以上にあるようで、それだけで夢中になってくれます」と話しています。

なお、今回の体験会は子どもたちに横の繋がりはありませんでした。DeNAが検証を行った多摩市東愛宕小学校では、クラスの児童たちで勝手に競い合い、攻略法を探り教え合うという行動が見られたそうです。この学校では、放課後にタブレットを取り入れた学習を取り入れています。




また、早稲田大学 人間科学学術院 向後千春教授、森田裕介研究室協力による調査では、事前テストで90点以下の児童において、アプリ学習を行った結果、ゲーム感覚で遊べるため学習意欲が増し、テスト結果がよくなる傾向が見られたそうです。かつて、『ドンキーコングJR.の算数遊び』でゲーム感覚で意欲的な学習を進めるも、どんなに学習しても遊んでいるように見られた世代としては隔世の感があります。

DeNAでは今後、児童個人の学力に応じてパーソナライズ化していく方針。月額980円と、私教育の教材としては割安な価格設定を武器に、ベネッセなどに対抗していく計画です。ただし、こうしたドリル形式の学習教材は効果がわかりにくいところもあり、たとえば第3者機関での定期テストなど、効果のほどが実感しやすい施策が必要かもしれません。

このほか、教育関連ではレゴが国語や英語の授業導入を展開、スマートフォン禁止も叫ばれる昨今ですが、ICTの良い側面での活用も進んでいます。

お詫び(2014/03/25 10:30)初出時、「NHKエデュケーショナルの調査」と記載しておりましたが、正しくは「早稲田大学 人間科学学術院 向後千春教授、森田裕介研究室」となります。お詫びして訂正いたします。



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