Sponsored Contents

Cortanaの最新記事

Image credit:
Save

Windows Phone 8.1 Developer Preview解説:iOSやAndroidに追いついたか?

Brother Hawk
2014年4月21日, 午前10:01 in Cortana
172シェア
0
172
0
0

連載

注目記事



4月14日未明(現地時間)、Windows Phone 8.1 Developer Preview版がリリースされました。早速実機へインストールしましたので、画面キャプチャを中心に8.0との違いなどをレポートします。

Gallery: Windows Phone 8.1 Developer Preview版:iOSやAndroidに追いついた!? | 14 Photos

14

簡単な登録でインストール可能

一般的にWindows PhoneのOSアップデートはキャリアからのローリングアウトで行われますが、今回は開発者向けにMicrosoftが Windows Phone 8.1 Developer Preview版を公開しました。

インストールできる開発者登録には二種類あり、一つはストアにアプリを公開できる「Windows Phone開発者」(個人の場合 年会費 約2000円)、もう一つはストアにアプリは公開できないものの自分の端末にはアプリをインストールできる「App Studioデベロッパー」(無料)です。今回は後者として登録しました。



App Studioデベロッパー / 「Preview for Developers」アプリ / Update後Windows Phone 8.1に

登録自体は簡単で、まず Windows Phoneで使用しているMicrosoft IDを使って、App Studioデベロッパーへログインし、必要事項を入力。その後ストアにある「Preview for Developers」アプリをダウンロード&実行し、指示に従いタップ。そして設定の「phone update」を実行(2回)すれば、Windows Phone 8.1 Developer Preview版が起動します。

このとき注意が必要なのは、保障対象外になること、前の状態に戻せないこと、そしてOS部分のみのアップデートであり、ドライバなど機種依存の部分は含まれないことです。従って自己責任でのインストールとなります。

手元には対応機種としてLumia 920と1520があるため、今回は主役をLumia 1520に譲った920へインストールしました。phone updateなので本来は従来の環境を引継ぎますが、今回は一旦アップデートした後にリセットをかけ、初期起動状態で画面キャプチャなどを撮影しています。

参考までに、Windows Phone 8.0での画面キャプチャは、[Windows]+[電源]ボタンでしたが、Windows Phone 8.1では[電源]+[音量Up]ボタンに変更されました。


壁紙が透けて見えるタイルが斬新!

初期起動直後の画面は以下の通りです。Phone、Messaging、Internet Explorer、Mail、Store、People、Office、Calendar、Photos、Music、Gamesとタイルが並んでいます。

ここまではWindows Phone 8.0と変わりませんが、画面上から下へスワイプすると「通知センター」が表示されるようになりました。上にはWi-FiやBluetoothのON/OFFなどのアクションボタンと、左にCLEAR ALL、右にALL SETTINGSの文字も見えます。アクションボタンはカスタマイズ可能です。

Windows Phone 8.0では通知センターが無く、今どきのOSとしてスペック的に劣っている部分の一つでしたがそれが改善されました。アクションや設定に関してホーム画面上へショートカットのタイルを配置していたのも不要となります。



初期起動画面1 / 初期起動画面2 / 通知センター

見栄えで大きく変わるのは、ホーム画面に壁紙を設定できること。タイルを透明化して背景が透けて見えるようになりました(アプリ側の対応が必要)。プリセットで綺麗な壁紙が数多く入っています。もちろんお気に入りの写真を壁紙にすることも可能です。

従来のアクセントカラーも設定可能になっていますが、タイルを透明化するとホーム画面での意味は無く、要所要所でのアクセントとして、その色が使われるようになります。



start+theme / backgrounds / 壁紙のトリミング

次にフルHDのパネルでは標準サイズのタイルが横に3つ並びましたが、それ未満の解像度でShow more TilesをONにすると、この並びが可能になりました。HD解像度のLumia 920も同等の表示となります(ただしエントリークラスの480×800ドットは未確認)。

Lumia 1520のレビューで「5インチフルHDのLumia iconは、タイルの大きさが相対的に小さくなり見辛くなる可能性があると」書きましたが、これは取り越し苦労でした。しっかりタイル内の情報は読めます。

Show more TilesをONにしてタイルを透明化したのが中央の画面キャプチャです。いかがでしょうか。まるで別のOSに乗換えたような雰囲気となります。改めて初期化直後の画面と比較すると、とても古臭く見えてしまいます。丁度iOSを6系から7系へアップデートした時と同じ気分です(笑)



Show more Tiles / Show more TilesをONにしてタイルを透明化 / PeopleアプリのFacebookとTwitterが外部アプリ連携へ変更

主なアプリとしては、Peopleが大幅に変わりました。残念ながら画面キャプチャは個人情報の山でモザイクばかりとなり掲載しても意味がありませんが、Peopleに対応したアプリとの連携が可能になり、これまでのアイコン表示とは違い、写真や動画が枠一杯に大きく掲載され、非常に見栄えするようになりました。

また従来PeopleではFacebookの記事への"いいね!"はできましたが、コメントなどへの"いいね!"はできませんでした。しかし連携したことにより、詳細部分に付いてはアプリへ飛ぶようになり可能となります。

Peopleのタイムライン上に、FacebookとTwitter(アカウントを設定すればLinkedInも)の投稿が時間軸順に並びますので、ほとんど単独でこの2つのアプリを起動することは無くなりました。非常に便利です。

現在このPeopleに対応したアプリはFacebookとTwitter Betaの二つ(LinkedInはノーチェックで不明)ですが、恐らく順次増えていくものと思われます。

iOSやAndroidに追いついた!?

プリインストールされるアプリは、Alarms、App Highlights、Battery Saver、Calculator、Calendar、Camera、Cortana、Creative Studio、Data Sense、eBay、FM Radio、Games、Internet Explorer、Maps、Messaging、Music、Nokia Camera、Nokia Music、Office、OneDrive、OneNote、People、Phone、Photos、Podcasts、Settings、Storage Sense、Store、thetrainline.com、Transfer my Data、TripAdvisor、Video、Wallet、World of Red Bullとなります(Nokika系はLumiaのみ)。



アプリ画面1 / アプリ画面2 / アプリ画面3



アプリ画面4 / アプリ画面5 / アプリ画面6

新規に追加されたのは、設定から独立したBattery Saver、Windows Phone版のSiri(またはGoogle Now)=Cortana(コルタナ)、Podcastsとなるでしょうか。



設定画面1 / 設定画面2 / 設定画面3



設定画面4 / 設定画面5 / 設定画面6



設定画面7 / アプリ設定画面1 / アプリ設定画面2

設定関連は項目が多いので画面キャプチャを参考にしてください。注目ポイントは、VPN、project my screenとなります。VPNはこれまでアップデートで対応すると言われながら結局無かった機能ですが、やっと搭載されました。

project my screenは、後述しますが、Windows Phoneの画面をUSB経由でリアルタイムにWindowsへ表示する機能となります。



システム系とメディア&アプリ系を独立して音量調整可能に / Data Sense / Battery Saver

細かい改善点として、音量の調整が着信音を含むシステム系と、メディア&アプリ系で独立して設定可能となりました。

筆者のありがちなパターンとして、BGMを小音量で再生することがあるのですが、システム音と同じ音量だと、着信音に気づかなくなります。これが独立して調整可能になり、BGMは小音量、着信音は大音量の設定ができ、非常に便利になりました。

余談になりますが、Windows 8.1の場合、両者を独立して設定自体は可能なのですが、マスターボリュームがメディア&アプリ系に割当てられ、システム系はそれ以下の音量にしか設定できません。つまり先のような用途には使えないのです。

Data Senseは、モバイル通信とWi-Fi通信のモニタで、モバイル通信側のデータ転送量の上限(+注意上限)を設定することができ、超えそうになった場合、アプリ毎に制限をかけることも可能です。

Battery Saverは、もともと設定/アプリケーションのバックグラウンド処理にあった部分が独立してここに入りました。アプリ毎にバックグラウンド作動のON/OFF、バッテリーが少なくなった場合のアプリ毎の制限も設定できます。


Language / project my screen / USBを使いWindows PCでリアルタイム(30fps)にWindows Phoneの画面表示が可能

今回すべての表示が英語表記なのには理由があり、後述するCortanaが地域と言語を米国にしないと機能しないためです(この状態でも日本語の表示と入力は可能です)。もちろんOS自体は従来通り、日本/日本語を含む各国対応になっています。ただしMapsだけは相変わらず日本のデータはありません。

一つ残念(?)な点として、Windows Phone 8.0までは、地域と言語を日本に設定すると、待受け画面やPeopleの一部で縦書きになっていましたが、8.1からはすべて横書きになりました。

project my screenは、Windowsマシンに専用プログラム(サーバー)をインストールし、USBでWindows Phoneに接続することによって、リアルタイム(30fps)でWindowsマシンにWindows Phoneの画面を表示する機能です。この時、フルスクリーン、縦・横表示などの切替も可能です。また表示だけでなく、ポインティングデバイスを使ってWindows上から操作もできます。

用途はプレゼンテーションなどいろいろ考えられますが、惜しいのは、"フレーム無しで画面のみの描画"や"キーボードからの入力"には未対応なことです。プレゼンテーションでフレームは不要ですし、近くにWindowsがある場合は、メッセージの返事などはキーボードから入力した方が効率良く行えます。改善して欲しいポイントと言えるでしょう。



Internet Explorer 11 / リーディングモードの設定 / リーディングモード

Internet Explorerは10から11になり、レンダリングが目に見えて速くなりました。Web Viewを使っているアプリも多く、同時に描画速度がアップします。タブの数も制限が無くなり、プライベートタブにも対応しました。他のデバイスで同じMicrosoft IDを使ってログインしているInternet ExplorerのURLも扱うことができます。

さらにリーディングモードが追加されました。余分なタグが落とされ、見易く整形された状態になります。Windows版の10から11への変更点と共通している部分が多いので、違いは分かり易いのではないでしょうか。



Cortana / CortanaでFacebookアプリを起動 / 所有者の興味などを蓄積するNotebook

これまでも音声認識機能はありましたが、iOSのSiriやAndroidのGoogle Nowと比較して、かなり遅れている部分でした。しかしWindows Phone 8.1では、Cortanaを搭載し、一気に追いついた形となります。アクション系の指示はもちろん、検索に関してはBingがベースになっています。少しインテリな女性の声で発音はまあまあ自然です。

興味深い点としてNotebook機能があり、ユーザーの興味や習慣、家族友人知人などを蓄積、ユーザーに合わせて成長します(間違っている場合は修正もできます)。またQuiet hoursがあり、(特定の相手以外)着信や通知をOFFにすることも可能です。とは言え、筆者の発音ではほとんど認識されず、細かいテストはしていません。

残念なのは、丁度Siriの初期と同様、現在米国のみの対応ということです。日本語に対応するまで少し時間がかかりそうです(その前に日本でWindows Phoneが正式に出荷される必要もあります)。

以上簡単ですが、Windows Phone 8.1 Developer Preview版をご紹介しました。先日開催された「Build 2014」では、Windows 8.1 Updateより、Windows Phone 8.1が大々的に取り上げられ、同社の力の入れ方が分かります。

Preview版なので少しBUGっぽい部分も残っていますが、常用しても問題無いレベルで、バッテリー駆動時間もあまり変わりません。結構完成度の高い状態でリリースされました。機能面でもほぼiOSやAndroidに追いついたと言っても過言ではないでしょう。

噂によるとRTMは5月末らしく、その後、各キャリアが調整しますので、実際のローリングアウトは早くて6月末、遅くて8月末といったスケジュールでしょうか。Nokiaではこのアップデートを「Blue」と呼んでいます。正式版が待遠しい数ヵ月になりそうです。

Gallery: Windows Phone 8.1 Developer Preview版:iOSやAndroidに追いついた!? | 14 Photos

14




広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

172シェア
0
172
0
0

Sponsored Contents