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インテル次期KシリーズDevil's Canyonの仕様流出。Core i7は定格4GHz、OCで夢の常用5GHzも

Shingi Hashimoto
2014年5月16日, 午後09:01 in Computex
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台湾のニュースサイト coolaler.com のフォーラムに、インテルCPUの次期Kシリーズ、開発コードDevil's Canyonの仕様が流出しました。型番の末尾にKが付くKシリーズは、メーカー既定より内部クロック倍率を高く設定できるオーバークロック向けCPU。

リーク資料によると、上位版となるCore i7-4790Kはなんと定格4GHz、ターボ時最高4.4GHzという高クロック。現行のCore i7-4770K比でまさかの500MHzアップにあたります。ちなみに定格4GHzは、インテルのコンシューマー用CPUでは初の大台突破です。

あくまで正式発表ではない自称「流出資料」ですが、coolaler.com は PCハードウェア関連のリーク精度に定評があり、なおかつ同サイト有志のオーバークロックチームが世界有数のプレーヤーであることで知られています。

Gallery: Intel Devil's Canyon Slides | 4 Photos

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このニュースがなぜ話題になっているのかについては、ちょっと解説が必要でしょう。昨今のインテル製デスクトップCPUはあまりクロック上昇に熱心ではなく、モデルチェンジでも100MHzの上昇に留まるのが恒例化していました。



5月11日から発売された新型CPU (開発コードHaswell Refresh)や、Devil's Canyon下位モデルである Core i5-4690K では定格3.5GHz /ターボ時最高3.9GHzと、価格がほぼ同じ前世代製品に対して100MHzだけの上昇となっています。

こうした細々とした性能向上はないよりは有り難いものの、ユーザーにとってはあまり面白くない状況です。そうした中で、一気に500MHzも上がるとされている点、そしてコンシューマー向けとしては最上位となるCore i7-4960X (定格3.6/ターボ時最高4GHz)も超えることが話題になっているというわけです。



そして、もう一つ話題となっているのが、ユーザーによるオーバークロックで常用5GHzが狙えるのでは? と期待させる点。

もともとKシリーズは、Zシリーズチップセットと組み合わせることで、CPUの内部クロック倍率を規定以上に設定できるシリーズです(というより昨今のインテル製CPUでは、Kシリーズ以外では実質的にほぼオーバークロックが不可能といった方が適切ですが)。

またDevil's Canyonは公式に、ダイ(半導体本体)とCPUの表面に付けられたヒートスプレッダ(熱の拡散を相当する金属板)との間に充填された熱伝導材(TIM:Thermal Interface Material)を前モデルから改良し、放熱性を上げることが予告されています。

またDevil's CanyonのTDP(消費電力や発熱の目安となる値)は88W。前モデルにあたるi7-4770Kとi5-4570Kが84Wだったため、4Wのみしか向上していません。これはクロックに比べて発熱の上昇が少ないことを予感させる値です。

さらに従来のKシリーズは、大型・高性能なCPUクーラーを搭載することで、規定値から500~600MHzまでは比較的容易にクロックが上がりました。規定値でターボ時最高クロックが4.4GHzというi7-4790Kであれば、ターボ時5GHzの大台が追求できる可能性が大きいのです。

これまでは、競技レベルでのオーバークロックをするユーザーでなければほぼ意味がないのでは? とさえ言われてきたDevil's Canyonですが、こうした理由から、i7-4790Kが予想以上の人気となりそうな気配が出てきたわけです。



Devil's Canyonの正式発表は早ければ6月。6月3日から台湾で開催されるCOMPUTEX TAIPEI 2014でのキーノート合わせと予想されています。

なお同日には、Pentium20周年記念となるPentium Anniversary Editionも発表といううわさがあります。こちらも低価格ながらKシリーズと同様に、CPUの内部クロック倍率を規定以上に設定できる機能を搭載しているため、久々に「オーバークロックで上位CPUを喰えそうな低価格CPU」として、コストパフォーマンス重視ユーザーに人気が出そうな気配です。

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