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動画:下半身麻痺患者が脳波コントロール外骨格で歩行、ブラジルW杯でキックオフ

Takuro Matsukawa
2014年5月27日, 午前09:08 in Brain
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2014年6月12日から始まるサッカーのワールドカップブラジル大会。その開会式で1人の下半身麻痺患者が、脳波でコントロールするロボット外骨格を身につけてキックオフのデモンストレーションを行ないます。

この脳波コントロールロボット外骨格は、米国デューク大学の神経工学研究者Miguel Nicolelis 氏を中心とした、世界各国の大学などによるWalk Again Project チームが開発したもの。まずは実際に動いている動画をどうぞ。





外骨格をコントロールするための脳波の検知には、米国コロラド州立大学が3D プリンタで作成した、電極内蔵の専用ヘルメットを使用します。

検知した脳波は、バックパック内のコンピュータで外骨格への動作指示に変換。同じくバックパック内にある水圧システムとバッテリーによって、患者の思考通りに動くという仕組みです。バッテリー駆動時間は約2時間。



外骨格本体は、軽量化のために各種合金とポリマーで作成。足の底には踏み込みの深さを検知するセンサを搭載し、患者へフィードバックを送ります。

歩行時は各部の内蔵ジャイロでバランスを取りますが、万が一の転倒に備えて複数のエアバッグを搭載するほか、ヘルメットも衝撃吸収性のある素材で作成しています。また安全面での万全を期すため、大量のテストを実施済みです。

Nicolelis 氏は外骨格の動きについて、「とてもスムーズで、ロボット的ではなく人間的な動きをする」とリンク先Guardian に語っています。

また脊髄麻痺で下半身を動かせず感覚もない患者は、外骨格を体験した感想として「砂浜を歩いているような感覚で、まるで砂に触れているかのようだった」とNicolelis 氏へ伝えています。



​Nicolelis 氏は外骨格研究のゴールについて、病気や怪我などで体が麻痺してしまった方へ、車いすに代わるものを提供することとしています。

ワールドカップの開会式には、実際に外骨格を使って練習を行った候補者9名から選抜した3名が参加。その中の1人がキックオフデモを行ないます。

世界が注目するW杯でのお披露目ということもあり、無事に成功することを願うばかりです。

なお外骨格やパワードスーツは軍用など様々な分野で開発が進んでおり、すでに実用化されているものもあります。関連記事は外骨格で記事検索からどうぞ。




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