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Parrot、ミニドローンRolling SpiderとJumping Sumoを国内向けに解説。SDKも公開

Ayako Nakamura
2014年7月11日, 午後12:05 in Drone
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クアッドコプター AR.Droneで知られる Parrot は7月10日、ミニドローン Rolling Spider と Jumping Sumo の発表会を開催しました。速報でお伝えしたとおり、どちらも7月中予約受付開始、8月発売です。

発表会ではParrotがおもちゃであるドローンを手がけるきっかけや販売戦略、SDKの公開とサードパーティ製の連携アプリの展望などが語られました。発表会の様子と質疑の内容をお伝えします。

Gallery: Parrot新製品発表会 | 19 Photos

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JPAC地域担当バイス・プレジデント兼マネージング・ディレクター、クリス・ロバーツ氏は冒頭で「なぜ(Parrotが)おもちゃを手がけるのか」について語りました。

Parrotは元々テクノロジーイノベーションの会社であり、おもちゃという「楽しむもの」と同社のテクノロジーを結びつけようとした結果がおもちゃの開発である、とその経緯を説明します。

(Parrot は組込用のオーディオDSPやBluetooth技術で歴史のあるフランスのメーカー。コンシューマー向けにはBluetoothスピーカーなどを販売してきました。2010年のAR.Droneで急激に知名度を高めましたが、実は1994年創業の企業です)



2005年、同社の創業者アンリ・セイドゥ氏からBluetoothで操作できるカメラ付きのリモコンカーを見せられ、「これをどう思う?これをこれから飛ばせるようにするんだ」と話されたという逸話も披露。

2005年当初はリモコンカーだったものが、スマホ・タブレットの普及とテクノロジーの進化により、2010年に同社が発表したAR.Droneとして誕生しました。「おもちゃはParrotにとって新しいものではない。そして、私達はおもちゃの中に新しいハイテクを組み込もうとした」と続けます。




今回発表したRolling SpiderとJumping Sumoは、スマホ・タブレット世代向けのドローンです。Rolling SpiderはBluetoothで、Jumping SumoはWiFi経由で操縦します。


Rolling Spiderは超小型・超軽量ドローン。製品自体の重量は55g、ホイールを付けた場合は65gです。軽量でキビキビと動く俊敏性の高さ、操作の簡単さ、安定性をうたいます。



本体にはAR.Drone 2.0のセンサー技術である超音波センサー・垂直カメラ・圧力センサーを継承・小型化して搭載。屋内・屋外兼用で、最大飛行高度は20m。

高い安全性を確保するため、プロペラに何かが触れるとすぐにエンジンを停止する新しい機能も組み込みました。また、地上走行用の2輪ホイールを装着したままで飛行できる機能も安全面に配慮した結果であるとのこと。


操作用のアプリからワンタッチで360度宙返り、スワイプすれば機体を揺らすなどアクロバティックな動作が行えます。付属のホイールは簡単に装着でき、飛ぶだけではなく天井を走ったり壁を駆け上がったり床を走行できます。



電源ONの状態でRolling Spiderを空中に投げると、センサーが瞬時に検知して飛行を開始します。内蔵バッテリーは充電式550mAhリチウムポリマーバッテリー。フル充電状態で約8分飛行可能。
税込メーカー希望小売価格は1万2800円、カスタマイズ用シール付き。7月中に予約受付開始、8月発売予定。


Jumping Sumoは2輪車型地上走行ロボット。多数のセンサーの働きでキビキビとした動きができ、個体ごとに個性が付けられます。



特許取得済みのスプリングマウントシステムを採用し、ジグザグ走行・突進・90度回転・最大80cmの高さや距離をジャンプ。他にも、スピン&ジャンプ・ひっくり返る・ビートを刻む・モノを押す&叩くなどアクロバティックな動作をしつつ、常にホイールを使って着地するようプログラムされています。他にもJumping Sumo自体に感情を表現する機能があり、特定の条件下で音を出したりライトの色が変わります。



内蔵の広角カメラで、操作しているスマホやタブレットからライブ映像を見られます。「まるでJumping Sumoに入り込んだ気分、Jumping Sumoのドライバー気分を味わえる」とのこと。なお、操作写真や動画を撮影・保存も可能。

2つの大きな格納式タイヤを備え、切り替えることでハイスピードの「クルージングモード」、精密さの「プレシロンモード」と2種類の走行モードを選べます。ホイールを縮めれば、狭い所にも入っていけます。



内蔵バッテリーはRolling Spiderと同様の充電式550mAhリチウムポリマーバッテリー。フル充電状態で約20分走行可能。税込メーカー希望小売価格は1万9800円、カスタマイズ用シール付き。7月中に予約受付開始、8月発売予定。


Rolling Spider・Jumping Sumoは、同社提供の「FreeFlight 3」で操縦します。iOS/Androidのスマホまたはタブレットに対応、Windows 8.1/Windows Phone 8.1版は10月より提供予定。

Jumping Sumo向けの機能として、 予め走行コースやアクションをプログラミングできる「Road Plan」を搭載しています。また、LinuxベースのSDKを提供し、デベロッパーが色々な対応アプリを作成できます。

質疑応答

Q. Jumping Sumoのネーミングの由来は?

A. 名前の由来は、ロボットファイティング用のSumoロボットから来ています。Jumping Sumoの動作の一部がそのSumoロボットに似ているので名づけました。

Q. 複数台の同時飛行は可能か?複数人で遊ぶことはできるのか?

A. 本製品は1人1台で遊ぶもので、複数人で1台を操作することはできません。

Q. なぜ8月発売になったのか?

A. 弊社のグローバル戦略によるものです。世界同時発売はParrotにとってとても重要なことであり、日本も同時期。各国が同時期に発売となります。

Q. SDKを提供するということだが、Parrotから提供しているアプリ「FreeFlight 3」とどう違うのか。

A. SDKを提供することは、2010年にAR.Droneを発売してから共通している戦略です。デベロッパー向けのプログラムをリリースし、追加的なアプリを開発してもらうことで1製品に対してさらに機能を追加・強化できます。AR.Droneの場合は、5つのゲーム・アプリケーションが開発されました。

Q. 小型マルチコプターは国内外メーカーから既に数多く発売されている。それについての考えと、販売についての国内外戦略は?

A. Parrotで一番力を入れているのは、イノベーション・テクノロジーです。安定性があり・簡単に操作できる製品にすることが大事だと思っています。2010年のAR.Droneや、2012年のAR.Drone 2.0でそれを実証してきたと思っています。そして、本日の発表で「ミニドローン」という物がひとつの新しいカテゴリになったと考えています。この戦略を各国で展開し、まずはエントリーレベルの製品として打ち出していきたいと考えています。

Q. 両製品は1月に米国ラスベガスで開催されたCES2014で展示されていた。8月の発売は、それから考えると遅いと感じるが?

A. 発売が遅れたわけではありません。Parrotの明確な戦略として、CESでの展示はコンセプトやプロジェクトを紹介する場と位置付けています。CESでの展示を行った後、R&Dへの投資や得られたフィードバックを適用して製品開発を重ね、製品としてリリースします。この流れはAR. Droneから変わらず続けており、来年1月のCES 2015でも実施します。

Q. Rolling SpiderとJumping Sumoのカスタマイズや感情表現用としてステッカーを用意しているが、今後アニメのキャラクターやブランドとのタイアップなどは考えているのか?

A. まず、Jumping Sumoの感情表現はステッカー以外に音を出す効果があります。もしかしたら今後、オーディオエフェクトの追加はSDKの提供を通じてデベロッパーから行われるかもしれません。両製品の顔のシールカスタマイズに関しては、ユーザーのパーソナライズニーズがあることは理解していますが、今のところは基本のバリエーションのみとなっています。



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