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HTC Butterfly 2のうわさ、ベースはHTC J butterfly? HTCの現状と戦略を振り返る

Hiromu Tsuda, @boobyn
2014年8月14日, 午前12:00 in Htc
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中国発のモバイル系リーク情報アカウント @upleaks が、HTC製の「HTC Butterfly 2」と称するスマートフォンの画像を投稿しました。画像を見る限り、auが発表した HTC J butterfly HTL23 と非常に似た端末です。HTCを取り巻く状況とともに解説します。

 



掲載された何枚かの画像を見る限り、HTC Butterfly 2は auが8月下旬に発売する HTC J butterfly HTL23 そのものに見えます。@upleaks によれば、 HTC Butterfly 2は中国本土を除くアジア太平洋地域に向けたモデルとされています。



HTCは「High Tech Computer」、そのものずばり「先端技術コンピューター」を社名にした台湾拠点のメーカーです。Androidの隆盛とともにスマートフォンの世界でポジションを強めましたが、当初はOEMベンダーでありWindows Mobile OSのPDAなどを手がけていました。

ウィルコムから初代 W-ZERO3(シャープ製)が登場したのが2005年末、その半年後、日本に拠点をおいたHTCは国内投入第1弾となるWindows Mobile機 hTc Z を発売します。法人向けのこのPDAはドコモ初のメーカーブランドモデルとなりました。



HTCは2008年に世界初のAndroid 携帯 HTC Dream を発表、翌年のHTC MagicとともにAndroid OS の最初期、つまりAndroid 1.xを牽引する存在となりました。ちなみにHTC Magicは国内初のAndroidスマートフォン HT-03A(NTTドコモ)のことです。



初期Androidは数か月に一度のペースでOSのバージョンアップがあり、ほんの数年前でも半年に1度アップデートがありました。端末メーカーの至上命題はいかにOSをキャッチアップしていくか。そのため Googleのリファレンスモデルに選ばれ、他のメーカーに先んじて新OSに対応できるかどうかが大きな差を生みました。

HTCは2010年、スマートフォンの世界シェアで4位に躍進し、一時は台湾第2位の企業にまで拡大しました(首位はFoxconnグループ)。Googleブランドとしては初のスマートフォンNexus OneもHTC製でした。

その一方で、アップルとGoogleの代理戦争のようでもあった特許訴訟(最終的に和解)に奔走。2010年以降はリファレンスモデルの座をモトローラやサムスン、LGらに譲ったものの、その後も高機能モデルを主力に据えた製品展開を続けてきました。

2012年以降、スマートフォンの販売競争が加速するにつれ、高機能路線のHTCのシェアと業績は急速に落ち込みます。IDCのスマートフォンの出荷数調査では、2013年の世界シェアはサムスン、アップル、Huawei、LG、Lenovoの順で上位にHTCの名はありません。直近2014年第2四半期はLGとLenovoの順位が入れ替わっており、昨年後半からとくに中国系メーカーに勢いがあります。




HTCは国内ではKDDIが積極採用し、2012年のHTC J ISW13HTHTC J butterfly HTL21では日本を意味する「J」を冠しました。これらのモデルは日本の国内事情を加味した仕様を追加し、国内キャリア独自のサービスに対応したローカライズモデルで、海外製と国内製の間で揺れるユーザーにフィットしやすい存在となりました。HTC J butterfly はその後、仕様こそ異なるもののHTC butterfly の名前でグローバル展開しています。

現在、かつてのHTCのような勢いのある存在は、中国のXiaomiOPPOが担っており、低価格帯についてはLenovoが堅調です。またHTCはサムスンやHuaweiなどといったような、端末から通信設備までを手がけるビッグプレイヤーではありません。

深度センサつきのデュオカメラなどユニークな機能を盛り込めるHTCですが、一方で高機能モデルを得意とするメーカーは、リスクが大きいため失敗ができないとも言われます。HTC Butterfly 2が事実だとすれば、日本市場向けからのグローバルモデルとして、日本市場を足がかかりにできる台湾や東南アジア市場などでの展開に期待が持てそうです。


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