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『インテル次世代NUCの流出資料』出回る。Broadwell版 Core i5 / i3モデルは来年3月までに発売?

Shingi Hashimoto
2014年8月30日, 午前02:32 in Braswell
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矢崎 飛鳥, 10月29日
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インテルの小型デスクトップPCキットNUC (Next Unit of Computing)といえば、10cm角とコンパクトなマザーボードをベースにした超小型PC。2014年末から2015年半ばに発売される『NUC 2.0』の流出資料とされる画像を、ファンレスPC関連のニュースサイトとして知られるFanlesstechが掲載しました。

Gallery: NUC 2.0 2015 | 8 Photos

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特徴は、インテルの新CPUブランドCore Mと共通設計となる、開発コードネームBroadwell(ブロードウェル)版Core iシリーズを登載する点。残念ながらBroadwell版Core iシリーズ自体の仕様に関しては伏せられていますが、2015年版NUCの仕様が垣間見える点では興味深いものです。

モデル数が多いですが、これはコンシューマー向けモデルと企業向けモデルが一緒に掲載されているため。それぞれに分けると5モデル×2となります。

コンシューマー向けCore i5モデル



まずはコンシューマー向けモデルのBroadwell版Core i5モデル「NUC5i5RYK」と「NUC5i5RYH」から(前者のスライドがタイトル写真で、後者が上記写真です)。比較的詳細な仕様が記載されていますが、写真は『FPO』(=for position only、仮画像の意)扱いである点には注意が必要です。それでも、正面と思われる画像は従来のNUCとは違ったデザインに見えるのが興味深いところ。

また右側に記載された仕様では、決定中事項が赤文字として記載されていますが、一番下の「TBD」(=to be determined、未定の意)と書かれた赤文字の欄がOS互換性というのが興味深いところ。主要Linuxディストリビューションが記載された後なので、ひょっとするとChrome OSやAndroidあたりが入っても不思議ではない雰囲気です。


後述する企業向けモデルとの大きな違いとしては、M.2スロットの構成が異なる点とWi-Fi+BluetoothカードとしてIntel Wireless-AC7265が搭載される点、ディスプレイ出力がmini HDMIとMini DisplayPortとなるという3点が挙げられます。

2モデル間の違いは2.5インチドライブベイの有無と、それによる本体サイズ(高さ)の違い。「~RYK」がドライブベイなしで115×111×29.7mm(幅×奥行き×高さ)、「~RYH」がドライブベイ付きで115×111×48.5mm(幅×奥行き×高さ)です。その他読み取れる主な仕様は、以下の通りです。

  • 登場時期......2015年第1四半期
  • 開発コード......Rock Canyon i5
  • CPU......Broadwell版Core i5(Uシリーズ、TDP 15W)
  • SO-DIMMメモリスロット数......2基 (DDR3L-1866対応、最大16GB)
  • M.2スロット......1基(2242/2260/2280)
  • ディスプレイ出力......Mini DisplayPort×1基+Mini HDMI×1基
  • USB端子......USB 3.0×4基+USB 2.0×2基(ピンヘッダとして)
  • 2.5インチドライブベイ......有(※~RYHのみ)
  • Wi-Fi......802.11ac
  • Bluetooth......Bluetooth 4.0


コンシューマー向けCore i3モデル




続いては「NUC5i3RYK」と「NUC5i3RYH」。これらは基本仕様は同一で、CPUをBroadwell版Core i3としたモデルです。2モデル間の違いはやはり2.5インチドライブベイの有無と、それによる本体サイズ(高さ)の違い。本体サイズなどはCore i5モデルと同じです。



こちらの主な仕様は以下の通りです。
  • 登場時期......2015年第1四半期
  • 開発コード......Rock Canyon i3
  • CPU......Broadwell版Core i3(Uシリーズ、TDP 15W)
  • SO-DIMMメモリスロット数......2基 (DDR3L-1866対応、最大16GB)
  • M.2スロット......1基(2242/2260/2280)
  • ディスプレイ出力......Mini DisplayPort×1基+Mini HDMI×1基
  • USB端子......USB 3.0×4基+USB 2.0×2基(ピンヘッダとして)
  • 2.5インチドライブベイ......有(※~RYHのみ)
  • Wi-Fi......802.11ac
  • Bluetooth......Bluetooth 4.0

コンシューマー向けCeleronモデル



最後に「NUC5c-PYH」。これはCPUに開発コードネームBraswell(ブラスウェル)とされる次世代Celeronを登載する低価格モデル。BraswellはCeleronといいつつも、内部設計としてはAtomに属しており、速ければ2014年末から製品が登場するタブレット用次世代Atom、開発コードCherry Trail(チェリートレイル)のデスクトップ版的存在です。

CPUの構造としてはBroadwellと大きく異なるため、マザーボードも別設計。M.2スロットは2230(22×30mm)と短いためSSD用としては使えず、SO-DIMMメモリスロットも1基のみなど、それなりに低価格仕様です。

こちらの主な仕様は、以下の通りです。
  • 登場時期......2015年第2四半期
  • 開発コード......Pinnacle Canyon
  • CPU......Braswell版Celeron
  • SO-DIMMメモリスロット数......1基 (DDR3L-1600対応、最大8GB)
  • M.2スロット......1基(2230)
  • ディスプレイ出力......(フル)HDMI×1基+D-Sub15ピン(VGA)×1基
  • USB端子......USB 3.0×4基+USB 2.0×2基(ピンヘッダとして)
  • 2.5インチドライブベイ......有
  • Wi-Fi......有(対応規格未定)
  • Bluetooth......Bluetooth 4.0


企業向けCore i5モデル




企業向けモデルは仕様一覧表にのみ記載されているため、外観は不明です。

前述したコンシューマー向けモデルとの大きな違いとしては、Wi-Fi+Bluetoothカードが非登載となる点、そしてその代わりにM.2スロットが2基となる点、そしてディスプレイ出力がMini DisplayPort×2基となる点が挙げられます。

最初に登場するのが「NUC4i5MYHE」。ただしこのモデルのみ、現行世代のCPUコアである開発コードネームHaswell(ハスウェル)版Core i5-4300Uを搭載。また、インテルの企業向け管理機構『vPro』にも対応したモデルです。
  • 登場時期......2014年第4四半期
  • 開発コード......Maple Canyon i5 vPro
  • CPU......Core i5-4300U
  • SO-DIMMメモリスロット数......2基
  • M.2スロット......2基(1基は2242/2280、1基は2230)
  • ディスプレイ出力......ミニDisplayPort×2基
  • USB端子......USB 3.0×4基+USB 2.0×2基(ピンヘッダとして)
  • 2.5インチドライブベイ......有
続いては「NUC5i5MYBE」と「NUC5i5MYHE」。こちらはBroadwell版Core i5を登載したvPro対応の企業向けモデルです。2モデルが併記されていますが、違いは前者がマザーボード単体品、後者がキット(ケース、ACアダプタなどが付属する品)です。こちらの主な仕様は以下の通り。
  • 登場時期......2015年第1四半期
  • 開発コード......Maple Canyon i5 vPro
  • CPU......Broadwell版Core i5(vPro対応)
  • SO-DIMMメモリスロット数......2基
  • M.2スロット......2基(1基は2242/2280、1基は2230)
  • ディスプレイ出力......Mini DisplayPort×2基
  • USB端子......USB 3.0×4基+USB 2.0×2基(ピンヘッダとして)
  • 2.5インチドライブベイ......有(※~MYHEのみ)


企業向けCore i3モデル


Broadwell版Core i5モデルとほぼ同時に登場すると思われるのが「NUC5i3MYBE」と「NUC5i3MYHE」。基本設計を同一にしつつもCPUをBroadwell版Core i3に抑えたと想定される仕様で、vPro非対応ですが企業向けモデルという扱いです。こちらも前者がマザーボード単体品、後者がキットです。主な仕様は以下の通り。
  • 登場時期......2015年第1四半期
  • 開発コード......Maple Canyon i3
  • CPU......Broadwell版Core i3
  • SO-DIMMメモリスロット数......2基
  • M.2スロット......2基(1基は2242/2280、1基は2230)
  • ディスプレイ出力......Mini DisplayPort×2基
  • USB端子......USB 3.0×4基+USB 2.0×2基(ピンヘッダとして)
  • 2.5インチドライブベイ......有(※~MYHEのみ)



これらのNUCに登載されるBroadwell版Core i5やi3ですが、まだCPUの仕様が不明な点から、性能に関しては謎が残ります。

しかしこの資料の発売時期が正しければ、Broadwell版Core iシリーズ登場時期に関しては大きなヒントとなるもの。とくにNUCと同仕様となる、TDP(発熱と消費電力の目安となる値)15Wの『Uシリーズ』CPUはUltrabookに搭載されるため、これらも2015年第1半期、つまり1~3月中にも登場する確率が高そうです(Broadwell Uシリーズの予定については既報をどうぞ)。

また、そうした点を抜いてNUCの強化という視点から見ても、USB端子の強化やM.2スロットの搭載など、見所はかなり多いものとなっています。小型PCに興味のある方にとっては、2015年第1四半期は注目タイミングになりそうです。




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