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ZUNxPlayStationプロジェクト第一弾3タイトル発表。『東方』の同人ゲームをPS4やPS Vitaで販売

Ittousai, @Ittousai_ej
2014年9月1日, 午後09:56 in Playstation
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本日開催された SCEJAプレスカンファレンス 2014より。プレイステーション4 / PS Vita向けに、『東方Project』の二次創作ゲームをリリースする『ZUNxPlayStation プロジェクト』 が発表されました。

第一弾タイトルは『不思議の幻想郷3』 (開発:AQUA STYLE)、『東方蒼神縁起』(苺坊主)、『東方スカイアリーナ祭』(領域ZERO)の3作品。いずれも東方Projectのアマチュアによる二次創作ゲームつまり同人ゲームとして、Windows用に配布中の作品をベースとしています。


そもそも『東方Project』ってなんだ?については、行き届いた説明は難しいため Wikipedia などに譲りますが、簡単にいえば個人のゲーム作家『ZUN』氏(博麗神主)がPC向けに制作した同人ゲーム群のこと。また、ZUN氏によるオリジナルの世界観をベースに多数の同人作家や企業が制作した音楽・ゲーム・漫画・キャラクターグッズなど膨大なコンテンツのこと。

原作者が東方作品をベースにした二次創作活動を一定のガイドラインの範囲内で認めていることから(そしてもちろん作品の魅力から)、現在では東方Projectのみのリアルイベントが数万人規模を動員するなど、日本のポップカルチャー史的にも特筆すべき一大ジャンルとなっています。
さてその『東方』ですが、もともとのオリジナル作品が主にシューティングゲームであることも手伝って、二次創作の自主制作ゲーム(いわゆる同人ゲーム)も盛んに作られ主にPC向けに流通しています。

しかし原作者によるガイドラインでは App Store や Google Play といったモバイルプラットフォームのアプリストアや、Xbox 360 インディーズゲームなど商業流通を原則的に許可していないため、同人ゲームについてはゲーム機で遊ぶことはできない状態でした。(オリジナルの東方Project 作品も商業プラットフォーム向けには販売していません。ただし個別に許諾を得て、東方ジャンルの楽曲が大手ゲームメーカーの音楽ゲームに収録されるといったことはあります)。


今回の ZUNxPlayStation プロジェクトは、これまで小規模な流通に限られていたそうした東方同人ゲーム(発表では「東方創作ゲーム」)を、プレイステーション4 / PS Vita向けにリリースしてゆくプロジェクトです。
名称が『ZUNxPlayStation』とあって、プレイステーション・プラットフォームの盟主であるソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)がみずからインディーゲーム界を取り込むための施策として発表したかのようにも思えますが、タイトル発表としてはあくまで

『「東方 Project」ファンシリーズ』 (パブリッシャー:メディアスケープ株式会社)

です。SCEが東方に限って同人ゲーム作家に直接パブリッシュする門戸を開いた、のではなく、ソニー側はメディアスケープ株式会社と通常の企業として契約を結び、メディアスケープ株式会社が同人ゲーム作家とやりとりしてパブリッシャーを引き受ける仕組みです。

同人ゲームの人気作品がパブリッシャー企業を得てコンソールゲーム機プラットフォーム向けに販売される例は従来からありますが、今回の『ZUNxPlayStationプロジェクト』も原則的には同じ。ただし、対象が原作のある二次創作ゲームで、原作者ことZUN氏の許諾を得て進められる点が違いです。


メディアスケープ株式会社によると、同人ゲーム作家は個人として活動しており、通常のパブリッシャーの枠組みではソニーなどプラットフォーマーと契約を結べないことから、メディアスケープ社が代表としてパブリッシャーを引き受けることがプロジェクトの骨子であるとのこと。

ZUNxPlayStationプロジェクトについての詳細は近日中に発表予定。公式サイトでは、すでに同人ゲーム作家やサークルからの問い合わせを受け付けるフォームを設置しています。


さて、ソニーは特に海外のゲームイベントではインディーズゲーム開発者への強力なサポートをたびたび強調しており、またマイクロソフトは Xbox 360での反省に立った(と称する) ID@Xboxプログラムで、任天堂は独立系の小規模開発者に優しい開発環境の整備を進めるなど、ゲーム機プラットフォーム各社はインディーズゲームを自社の強みとして活かすことを狙っています。

今回の ZUNxPlayStation は、そうしたプラットフォーマーみずからの取り組みではなく、従来からの『出来がいい同人ゲームをパブリッシャー企業が商業化』の形態です。とはいえ、メディアスケープ社は同人ゲーム作家と商業プラットフォームをつなぐための受け皿の役割を強調しており、今後発表される選定プロセスによっては、PCメインのインディーゲームとゲーム機プラットフォームの敷居を変化させる存在になるかもしれません。また東方ジャンルの同人ゲーム作家にとっても、手軽に遊んでみたいゲーマーにとっても単純に歓迎できる動きです。

Source: MediaScape
関連キーワード: PlayStation, sceja, SONY, zunephone
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