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速報:パナソニック Let's note RZ発表、745gの軽さで10.1型1920×1200IPS液晶とCore M搭載の2in1ウルトラブック

Shingi Hashimoto
2014年10月2日, 午後03:27 in 2In1
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パナソニックがLet's noteの新シリーズとして、Let's note RZことCF-RZ4シリーズを発表しました。発売日は10月17日で、標準モデルの税別店頭予想価格は16万円前後(税別)から。

250×180.8×19.5mm(幅×奥行き×厚さ)、重量約745gと軽量な本体に、1920×1200ドット、アスペクト比16:10の10.1インチIPSタッチパネル液晶と、インテルの新型CPU、Core M(標準モデルは5Y10)を搭載します。

Gallery: パナソニック Let's note RZ4 | 10 Photos

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最大の特徴はやはり小ささと軽さ。約745gという重量は、強度を損なわずに天板や本体ケース各部を薄肉化・軽量化したことで達成。強度に影響の薄い箇所の板厚は0.4mmまで薄くする一方で、強度の必要な箇所は板厚を確保、さらにビスで固定するなどして強化した『VHフレームストラクチャー』を採用。

さらに天板と液晶パネル間に2種類のダンパーを搭載することで外部からの負荷を分散し、天板厚を0.45mmまで薄型化。一方で液晶パネル側は0.4mmの化学強化ガラスを使い、ダイレクトボンディング手法で装着するなど、厚さが必要な箇所はバランスを取った構造です。

Let's noteシリーズの堅牢性も継承されており、従来モデルから引き継がれた100kgfの加圧テストや高さ76cmの動作時落下テスト、ヒンジ耐久テストやキーボード打鍵テストなどをパスする点も紹介。

パナソニックでは、「コンバーチブル(2in1)タイプのPCで世界最軽量」「薄さ・軽さ・強さのすべてを実現」とアピールしますが、従来のLet's noteシリーズの実績を見ても、この言葉には信頼性がありそうです。



第2の特徴は、インテルの超低消費電力CPU、Core M(コアエム)を搭載する点。インテルは同CPUの出荷時期について「搭載製品は年末商戦」と発言してきましたが、日本では本機が初の発表となりました。

Core M最大の特徴は、TDP(発熱の消費電力の目安となる値)が4.5Wと低い点。従来のCoreシリーズはもっとも電力が少ないHaswell世代『Yシリーズ』でも11.5Wだったため、高負荷時時の消費電力が半分以下になった計算になります。

また、面白いのがCore M搭載でありながら冷却ファン搭載という点。インテルのCore M用リファレンスモデル(参照設計モデル)はファンレス設計ですが、本機は「インテル新CPUの性能をフルに発揮させるため」として、ヒートパイプによるキーボード面への自然放熱に加え、パイプの中間に設けた冷却ファンを併用。「タブレットスタイル時でも放熱が分散されるので、快適に使用できます」とアピールします。

標準モデルでは先述のように、Core M-5Y10(2コア/2スレッド、動作クロック800MHz/ターボ時最高2GHz)を搭載。直販モデルではさらに高速なCore M-5Y70(2コア/2スレッド、動作クロック1.1GHz/ターボ時最高2.6GHz)も搭載可能です。

インテルのターボブースト搭載CPUは原理上、高負荷時が続く場合、CPU処理速度が冷却能力に依存するという現象が発生しますが、Core Mはとくにターボ時の最高クロックが高いため、本モデルがあえてファンを搭載した点は興味深いところです。



さらにバッテリー駆動時間はJEITA2.0測定で10時間と長め。これはCore Mのもう一つの特徴である消費電力の低さを活かし、さらに着脱式バッテリーが4860mAhと大容量構成であるためです。


隠れた特徴は、液晶パネルが1920×1200ドット、アスペクト比(縦横比)16:10である点。この縦横比はAndroidタブレットでは一般的ですが、昨今のPCとしては珍しい仕様で、フルHD(1920×1080ドット)に比べて横置き時における縦方向の情報量が多くなります。

とくにWebブラウズやエディタでの文章編集などでは上下方向の解像度は利便性に影響することから、プログラマーなどを中心に根強いファンがいます。またフルHDパネルに比べて、縦持ちにした状態ではソフトウェアキーボードの幅が広がるといったメリットもあります。

液晶パネルの表示品質が弱点とされるLet's noteシリーズですが、本機の液晶パネルは上述のようにIPS駆動。視野角と色度変移(斜めから見たさいの色変化)が少ない仕様。公式視野角は上下・左右共に170度です。また10.1インチと面積が小さいため、画素密度は224dpiと高く、写真などでは緻密な表示が楽しめます。




さらに本体の小ささにもかかわらず、拡張端子が充実している点もポイント。外部ディスプレイ端子はHDMIに加え、こだわりの(いまやこう呼んでも差し支えないでしょう)D-Sub15ピン、いわゆるVGA端子も搭載し、1000BASE-Tの有線LAN端子も備えます。

さらにUSB端子は3基ですべて3.0対応、1基は電流容量の大きな「スマホ充電」対応と、隙のない仕様。SDカードスロットは規格提唱メーカーのパナソニックらしく、高速なUHS-II規格対応仕様です。



また、キーボードは横キーピッチ16.8mm。標準とされる19mmからは狭いですが、横幅の狭い変形キーのないデザイン。昨今のシリーズで共通の、キートップの左上と右下の角に丸みを付けて意図しない指のひっかかりを防ぐ「リーフ形状」も継承します。

さて、本体の仕様に負けず劣らず強烈なのが、標準モデルにも設定された新色のブルー×カッパーモデル。ここまでの画像でも出ていますが、天板は明るいブルーで、それ以外の面は銅色という、PCとしてはかなり変わった色。カラーバリエーションは定番のシルバーに加えた2色展開となります。
ただし価格は若干上昇。店頭予想価格はブルー&カッパーが税別で5000円ほど高くなります。



店頭モデルは5モデル構成。標準モデル『CF-RZ4CDDJR』は、メインメモリ4GB、SSD 128GB、OSはWindows 8.1 Update、Officeなしで、本体色はシルバーのみ。店頭予想価格は16万円前後(税別、以下同)の見込み。

『CF-RZ4CDFJR』と『CF-RZ4CDEJR』は、基本モデルにMicrosoft Office Home & Business Premium(プラスOffice 365サービス)を追加したモデル。両者の違いは本体カラーと価格で、前者がシルバーで18万5000円前後、後者がブルー&カッパーモデルで19万円前後。

『CF-RZ4CDLBR』と『CF-RZ4CDMBR』は、さらにOSをWindows 8.1 Pro Updateに、メインメモリを8GBに、SSDを256GBに強化した構成のモデル。前者の価格は235,000円前後、ブルー&カッパーモデルが24万円前後。

パナソニックストアで販売されるWeb直販モデルは、これら5モデルに加えて、先述したCore M-5Y70や512GBのSSDを搭載可能なプレミアムモデルも用意。さらにダウングレード権を使い、OSをWindows 7 Professional SP1にすることも可能です。



また直販モデルのみですが、NTTドコモのXiに対応するワイヤレスWANモデルも用意。さらに先着1000名限定の「RZ4シリーズ LTEがついてくるキャンペーン」として、10月31日13時までの注文でLTE非搭載機と同価格で本体を購入でき、かつ2015年1月まで通信費無料となるキャンペーンも実施されます。

さらにシリーズでおなじみの天板カラーのカスタマイズも可能。シルバーダイヤモンド、ハーモニックブルー、ジェットブラック、サンダーブルー、そしてプレミアムモデルのみとなるライジングレッドの4+1色構成です。


このように、Let's note RZは特徴が非常に多いモデル。とくに10.1インチ液晶でB5よりコンパクトなサイズ、縦1200ドット表示のIPS液晶、さらに745gの軽さといったヘビーユーザーのツボを突いた仕様が集まった点に関しては、「こういうモデルが欲しかった」と溜飲を下げるユーザーも多そうな予感。

Let's noteシリーズだけあって安価ではないのは残念なところですが、これだけの仕様に加えて従来のブランド力を兼ね備えた本モデルは、PC派ヘビーモバイラー垂涎の一台となることはほぼ間違いなさそうです。

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