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謎の人物がAphex Twin の未発表曲150曲超を無償公開中。「本人だろ」のツッコミ多数

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年2月6日, 午後03:20 in Aphex Twin
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テクノ系アーティストの Aphex Twin が、初期の未発表音源150曲余りを無料で公開しました。現在、音声ファイル共有サービスの SoundCloud から誰でもダウンロード可能となっています。
 
 
Aphex Twin ことリチャード・D・ジェームスといえば、テクノをベースとしつつ、アンビエントやドラムンベースなど時代ごとの流行を取り入れた独自の音楽スタイルを築きあげてきたアーティスト。知らないという人でも、世界一凶悪な顔とも言われる「Richard D James Album」のジャケット写真はどこかで見たことがあるはずです。

事の起こりは今年1月、音声ファイル共有サービス SoundCloud に "user48736353001" というアカウントが大量の曲をアップロード、公開しはじめたこと。

同じころ、SoundCloud では Aphex Twin の公式アカウントが開設され、最新作「Computer Controlled Acoustic Instruments pt2 EP」と同時期に制作したという未発表曲を公開しました。またコメント欄にはリチャード本人が現れ、ファンからの質問に答えるといった場面も見られました。そして user48736353001 の楽曲に気づいたリチャードは、「すごいね。もっと聴いてみたいな」などとその場でコメントを入れ、その後自身の Twitter でもこのアカウントを紹介しています。
ところが、user48736353001 ​が公開した楽曲には初期の Aphex Twin の作品によく似た雰囲気があふれていました。一部は楽曲そのもののクオリティが非常に高かったこともあり、すぐに「本人では?」との噂が広がります。

テクノ/エレクトロニカ系音楽のBBS、We Are The Music Makers(WATMM) では、user48736353001 がアップロードした楽曲をユーザーが調べ始めました。そして最初にアップロードされた「8 Utopia」という曲がAphex Twin が2010年にバルセロナで行ったライブに使われていたことを突き止めます。また「12 Space Beat」が日本のロックバンド BUCK-TICK に提供した In the Glitter PT 2 (Aphex mix) と同一であることなどもわかりました。
 
一方、米国の音楽メディア Pitchfork は、リチャードと付き合いの長い μ-Ziq といったアーティストらが、これらを本人の楽曲だと判断したことなどを紹介するにいたり、こうした情況から判断するとやはり user48736353001 ​ はリチャード本人(または関係者)であり、 SoundCloud の楽曲は本物の未発表曲と言って間違いなさそうです。
 
 
とはいえ、アルバムの印税で装甲車を購入したり、ビョークにテレビの砂嵐を楽しむ方法を説くなど、さまざまな奇行でも有名なリチャードのこと、今回の自作自演を含む未発表曲の公開も、本人にとって大した意味は無いのかもしれません。

ちなみに、Google Document には誰が作ったのか、SoundCloud にアップロードされた153曲の情報を整理したワークシートが公開されています。たとえ本人にとって大した意味がなかろうとも、Aphex Twin だったら無条件で全曲コンプリートするという熱狂的ファンなら目を通しておいて損はなさそうです。

下は Aphex Twin の「最後(5:20ぐらい)に顔が出てくる」曲 Equation。
 




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