Sponsored Contents

3d printingの最新記事

Image credit:
Save

3Dプリンタでチタンパーツを制作、DMM.make AKIBAとTripleBottomLineの自転車フレームがミラノサローネに出品

Munenori Taniguchi
2015年4月15日, 午前10:50 in 3D Printing
55シェア
0
7
0
48

連載

注目記事

iOS 11.4でバッテリーが異常に消耗?対策は「Wi-Fiを切る」「5GHzから2.4GHzに切り替える」との声も

iOS 11.4でバッテリーが異常に消耗?対策は「Wi-Fiを切る」「5GHzから2.4GHzに切り替える」との声も

View
DMM.com が支援する秋葉原のものづくり拠点「DMM.make AKIBA」が、デザインスタジオ Triple Bottom Line と共同でロードバイクフレーム「DFM01」を開発、発表しました。4月14日からイタリアのミラノで開催している世界最大級の国際家具見本市「ミラノサローネ」に DFM01 のプロトタイプを出展しています。
 

Gallery: DMM.make Akiba DFM01 | 5 Photos

5

 
 

DFM01 は、英国の工業デザイナー ロス・ラブグローブのアシスタントも務めた 柳澤郷司 氏 率いるデザインスタジオ Triple Bottom Line と DMM.make AKIBA の協力により開発されました。

開発の主な目的は「3Dプリンターの技術立証」。フレーム全体をチタニウム合金で3Dプリント製作するメーカーもありますが、DFM01の場合は基本骨格にカーボン素材を使って軽量化しつつ、フレームの構成パーツ群でも重要なヘッドクラスター、ボトムブラケット、チェーンステーの部分にチタン素材を3Dプリントしたパーツを用いています。

  

 
まず最初に試作品を製作したのはヘッドクラスターやボトムブラケット。ここは他の工業規格品と組み合わせる必要があるため、樹脂や他の金属でも試作、強度試験を繰り返したことが、最終的な幾何学模様をまとったデザインにつながったとしています。

またチタン部品は溶接する際に専用機材が必要であったり、熟練の職人を擁すること、焼結チタンの場合組成劣化の問題があることから接着剤による接合を選択。これはデザイン自由度や軽量化にも効果がありそうです。
 
 
さらにボトムブラケット部分では強度をもたせたまま難易度の高いパーツ配置を実現するのに3Dプリントの設計自由度の高さが活かされています。

3Dプリントパーツ部分についてはオーナーの体格に合わせたフレームジオメトリを自動生成するシステムも開発中なほか、スマートフォンマウンターや各種センサー・モジュールの内蔵可能な設計とし IoT 対応のロードバイクを完成させることも可能です。

開発には金属箔や研磨剤の老舗企業「Mipox」が協力。専用のチタン研磨剤を開発し提供しています。さらに3Dプリント部のデザインはポリゴン風デザインのバックなどを手がけるデザインスタジオ N&R Foldings Japan が担当しています。

DFM01 のフレームはUCI(国際自転車連盟)の定める競技用車両規則に沿ったものとなっています。ブレーキやギヤを操作するケーブル/ワイヤー類はすべてフレーム内を通す設計を採用。重さはタイヤなどを含めて1台の自転車とした構成でも約7kgと、フルカーボンフレームの自転車に迫る軽量さです。
 
 
リリース文ではプロトタイプとしつつも、2015年中にロードバイクとしての実証実験を行ない、早い時期での製品化および販売も視野に入れています。価格設定はまだ何も決まっていませんが、フレーム部の単価は50万円~70万円程度になる見込みで、同じクラスのカーボンフレームとも充分な価格競争力を備えたものとなりそうです。

訂正:初出時、Triple Bottom Line を「英国の工業デザイナー、ロス・ラブグローブ氏率いるスタジオ」と記述していましたが、正しくは柳澤郷司 氏 ご本人のスタジオです。読者ならびにご関係者皆様にお詫びして訂正いたします。

関連キーワード: 3d printing, bicycle, dfm01, DMM.make AKIBA, frame
55シェア
0
7
0
48

Sponsored Contents