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超高速旅客システム Hyperloop の1/24実働モデルを製作。250km/h相当で走行

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年7月1日, 午前12:03 in Elon Musk
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米イリノイ大学の学生グループが、SpaceX 社CEOのイーロン・マスクが提唱する超高速旅客システム Hyperloop を独自に製作しました。1/24サイズのミニチュアモデルですが、電磁コイルを利用して加速し、楕円形のチューブ内を走行します。

[Image credit: Andrew Hornton]
 
 
 

民間宇宙輸送企業 SpaceX の CEO イーロン・マスクが提唱する Hyperloop は、チューブの中にポッド(Pod)と呼ばれる車輌を走らせ、ロサンゼルス-サンフランシスコ間を約35分、時速1200kmで走行するという夢の次世代旅客システム。すでに数社がHyperloopの実現に向けて動き出しているほか、今年6月には SpaceX が Hyperloop Pod Competition 開催を発表。現在、コンペに参加する開発チームを募っています。

イリノイ大学機械工学科の学生たちが製作した Hyperloop は、2013年8月に SpaceX が公開したホワイトペーパーをもとに製作したもの。

しかしサイズが1/24と小さいこともあり、構造や動作のしくみには相違点もあります。たとえば、Hyperloop で想定されるポッドはエアホッケーのパックのようにチューブ内で浮上し、走行しますが、製作したモデルで使うポッド(車輌)はチューブ内ではベアリングを車輪代わりとしています。
 


 
金属で作られたポッドは電磁コイルを使って加速します。そのスピードは最高3m/s、スケール換算すると約257km/h でチューブ内を走行することができました。簡単にいえば新幹線並みの速さですが、Hyperloop の目標とする約1200km/h には遠くおよびません。

ただ現在のテストではチューブ内のエア圧を下げて空気抵抗を下げる措置をとっておらず、ベアリングによる摩擦の増大もあります。このためまだまだ速度の伸びしろはあると思われます。さらにチューブに設置した加速用電磁コイルも、その動作を確認する程度しか設置していませんでした。

とはいえ、これ以上速度を上げるのに問題がないわけではありません。たとえばテスト用のチューブは室内いっぱいの広さを使ったオーバルコースとなっていますが、(ほぼ半分を占める)カーブではどうしても速度が落ちてしまうはずです。

学生グループをサポートするイリノイ大 OB のアンドリュー・ホーントンは、「Hyperloop には多くの議論やシミュレーション結果がありましたが、今まで誰もそれを作りませんでした。我々はまず実際に作って、実験結果を示すことを目的としました」と語っています。

イリノイ大学は来年6月までに1/2サイズの試作ポッドを製作する Hyperloop Pod Competition に向け、すでに150名からなるチームを編成しました。チームリーダーのミザン・ラーマンは、ホーントンらが製作したミニチュアポッドが、新しくチームが設計しようとするポッドにとって非常に参考になるとしています。

Hyperloop Pod Competition へのエントリー締め切りは9月15日。それまでにどれほどの参加チームが集まるのかはまだわかりませんが、来年6月には製作したポッドのテスト走行が計画されています。イリノイ大学をはじめとする参加チームがしっかりとポッドを完成させ、どれほどの速度でそれを走らせるのか、期待したいところです。


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