Sponsored Contents

keyboardの最新記事

Image credit:
Save

ヤマハ、往年の名機風ミニシンセreface CS / DX / YC / CP発表。音も再現、電池駆動対応

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年7月10日, 午後12:11 in Keyboard
399シェア
0
259
0
140

連載

注目記事

 
ヤマハが、往年の名キーボードをモチーフとしたミニシンセサイザー「reface」シリーズ4機種を発表しました。ラインナップはreface CS、reface DX、reface CP、reface YC。

見ためをオリジナル風にしただけでなく、各機の音源に本物と同じ方式や再現性の高い高品質なものを採用します。新開発の鍵盤によって本格的な演奏も可能です。

またスピーカーを内蔵しており、電源もACアダプターにくわえ、単三電池6本でも使用可能。場所を選ばずに演奏を楽しめます。
 

Gallery: Yamaha Reface mini keyboards | 17 Photos

17

 
 

reface CS にはヤマハのバーチャルアナログ音源、AN 音源を採用。CS シリーズの音を再現します。8音ポリフォニック、5種類の OSC プリセットに加え LFO、AEG、FEG、エフェクターを備えます。また一定時間の演奏を繰り返し再生するルーパー機能では、ループ録音と再生をリアルタイムでこなせます。

モチーフとなったのは1977年に最初の製品が発売されたアナログシンセサイザー CS シリーズ。代表的な機種 CS80 は8音ポリフォニック、16VCO を内蔵していました。昨年は来日もしたプログレハードバンド TOTO は初期のレコーディングに CS80 を多用しており、その特徴的な音色は"TOTO ホーン"とも呼ばれています。
 

 
reface DX は FM 音源シンセの DX シリーズを彷彿とするデザインとサウンド。当時と同じ FM 音源を搭載。8音ポリフォニック、12アルゴリズムで、32の音色をプリセット。タッチ式のスライダーを備え、4オペレーターの FM 音源で自在に音色をエディットできます。また内蔵のエフェクターも音の幅を広げるのに役立てられます。reface CS と同じくルーパー機能を搭載します。

reface DX の元となったDXシリーズの中でも、DX7 はそのアタックの効いたきらびやかな音色が人気を呼びました。また人気アーティストが使っている音を ROM カートリッジ化して販売するといった新しいビジネスまで生み出しました。
 
 
reface CP はヤマハの電気ピアノ CP シリーズのサウンドを最新の SCM 音源と AWM2 音源の組み合わせで再現しています。SCM 音源はサンプリングとモデリングを組み合わせた方式で、打鍵の強弱によって変わる波形や、滑らかな音の変化を再現可能とされます。AWM2 は PCM 方式の一種。音色は6種類を搭載しており、ビンテージエフェクターを回路素子レベルで解析したという「VCM エフェクト」によりトレモロ、ワウ、フェイザー、コーラスとった効果を加えることもできます。

オリジナルの CP シリーズはエレクトリックグランドピアノと呼ばれ、弦の振動をピックアップで電気的に増幅する打弦式電気ピアノでした。CP シリーズには打弦式だけでなく、アナログ音源を用いた電子ピアノもラインナップしていました。また 2009 年からは SCM 音源を搭載した新 CP シリーズが販売されています。
 
 
reface YC は70年代オルガンサウンドのモデル。オルガンの音を再現する AWM(Organ Flutes) 音源を搭載。音色ツマミにはH(ハモンド)、Y(ヤマハ)のほか、V、F、Aの5種類。おそらく、V は VOX、F はFarfisa、A は ACE TONEと推測されます。エフェクトとしてオルガンには欠かせないロータリースピーカーシミュレーターやディストーションなどを備えています。

モチーフとなったのはヤマハ YC シリーズ。60~70年代当時のバンドサウンドを支える一方、ステージ向けとしてコンパクトさと持ち運びやすさといった実用面も考慮されたコンボオルガンでした。ギターアンプをつないで爆音を出せるという特徴も備えつつ、後期モデルでは音色のプリセットが可能になるなど、その後のシンセサイザーにつながる機能を備えていました。
 


そのほか共通の特徴としては、すべての機種に新開発の「HQ mini」を搭載。打鍵の強弱に合わせて音色を微妙に変えられ、「標準鍵盤と遜色のない幅広い表現が可能」としています。

本体にはスピーカーを内蔵。また付属ACアダプター(PA-130B)のほか単三型の乾電池またはニッケル水素充電池でも動作します。アルカリ電池の場合の動作時間は約5時間。

発売日は、reface CS および reface DX が9月1日。reface CP と reface YC が11月2日。いずれもオープン価格ですが、予想実売価格は4万5000円前後の見込み。
 
 
いずれも、特徴のあるヤマハサウンドを再現しており、音楽ををかじったことのある人ならひとつぐらいは気になる機種がありそうです。それ以外でも、本格的な音源や機能、鍵盤を備え、場所も取らないとくれば、宅録ミュージシャンにとってもかなりありがたいキーボードと言えそうです。



情報提供について
Engadget 日本版へのスクープ等の情報提供を希望される方は、こちらのフォームよりお知らせ下さい。内容を確認し、場合によっては編集部よりご連絡差し上げます。

広告掲載のお問い合わせ
広告についてのお問い合わせは、こちらのページをご覧ください。

399シェア
0
259
0
140

Sponsored Contents