Sponsored Contents

Appleの最新記事

Image credit:
Save

アップル、スマートウォッチ市場で75%のシェアを獲得。Apple Watchは iPadの轍を避けられるか

KENTA
2015年8月4日, 午前07:45 in Apple
242シェア
0
117
0
125

連載

注目記事



調査会社Strategy Analyticsが、2015年第2四半期のグローバルなスマートウォッチ市場において、アップルのシェアが出荷台数ベースで75%に達したと発表しました。

第2位のサムスンが7.5%、その他は計17.0%ということで、アップルがApple Watchでスマートウォッチ市場を一気に手中に収めた形になります。

2014年の第2四半期のスマートウォッチ出荷台数が100万台だったのに対し、2015年の同時期は530万台と、市場の成長率は457.3%を記録。Apple Watchが発売された四半期だけで2014年年間の出荷台数を上回っており、Apple Watchの登場前後で市場が大きく変わったことが伺い知れます。


Strategy Analytics調べによると、1年前の2014年第2四半期は、今回第2位だったサムスンが第1位で、73.6%と他を圧倒するシェアを獲得していました。アップルのシェアはApple Watch発売前なので、当然0%です。

歴史は繰り返すと言いますが、他社が先行していた市場にアップルが参入した途端、一気に市場の大半を専有した例は、Apple Watchが初めてではありません。かつて、iPadが登場した頃も似たような状況にありました。

タブレットとウェアラブルの市場、また当時と今ではさまざまな前提条件が異なるものの、iPadが登場した2010年以降のタブレットのシェアの変遷が、今後のApple Watchのシェアがどうなってゆくのか占う意味で参考になるかもしれません。発売翌年の2011年から昨年の2014年まで、タブレット市場シェアの移り変わりを振り返ってみます。





上の円グラフは、米国を中心に統計情報をとりまとめているPew Research Centerがまとめた2012年10月の米国でタブレットシェアの調査結果です。

まず、2011年のタブレット市場においてアップルは81%のシェアを獲得していました。その時のAndroid陣営のシェアは15%です。

次に、2012年にはAmazonのKindle FireやGoogleのNexus 7が発売され、Android陣営のシェアが一気に48%に増加し、アップルのシェアは52%へ下落しています。

Androidシェア48%のうち、21%がKindle Fireになっており、当時、米国においてKindle Fireが与えたインパクトの大きさが分かります。



上の表にまとめたGartner発表の2013年度のグローバルなタブレットシェアの調査結果によると、2013年度のシェアはAndroid陣営が61.9%に対し、アップルは36%とシェアを大きく減らします。これまで、市場で最大勢力だったアップルとAndroid陣営の立場が入れ替わる結果になります。



そして、上の表は今年2月にIDCが発表した2014年度のグローバルなタブレットシェア調査結果です。アップルのシェアは30%を切って、28.1%になっていました。

しかし会社ごとのシェアで見ていくと、第2位のサムスンのシェアが14.5%のため、アップルはここ数年でプラットフォームとしてのシェアは大幅に減りましたが、1社でのシェアとしては未だにナンバー1の座にいます。

スマートウォッチの市場形成はタブレットとは異なるところもあり、今後、全く同じような流れになるとは言い切れませんが、アップルが持つ大きなシェアという牙城を崩すべくライバルたちは動き始めています。

Apple Watch登場以降、スイスの時計業界がスマートウォッチへの参入を相次いで発表したり、アップルよりも先行していたはずのAndroid陣営もApple Watchの刺激を受けて、Android Wearへの取り組みを更に強化していくことでしょう。

また、スマートウォッチ専業のスタートアップ企業Pebbleも、今年からカラー電子ペーパーを表示画面に採用したPebble Timeを登場させて、スマートウォッチ市場はまさに群雄割拠の真っ只中にあります。

今は75%のシェアを誇るスマートウォッチ市場の王者アップルが来年、再来年にはどうなっているのか、今後の動向に注目していきます。

242シェア
0
117
0
125

Sponsored Contents