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「幻の」DisplayPort to HDMI 2.0変換アダプタついに発売? Club3Dが予告

Shingi Hashimoto
2015年8月17日, 午後10:06 in 4K
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欲しい人は喉から手が出るほど欲しかったDisplayPortからHDMI2.0への変換アダプタが、遂に、ようやく登場しそうです。オランダのビデオカードブランド『Club3D』セールス担当者が、該当アダプタの外箱写真をツイートしました。価格や発売時期は公表されていませんが「数週間中に追加情報を発表する」との記述もあり、正式発表が近いことを伺わせます。

「DisplayPortからHDMIに変換するアダプタって珍しくないのでは?」と思われるかもしれませんが、これはHDMI2.0、つまり4K解像度でリフレッシュレート60Hzに対応するのがポイント。

実はHDMI 2.0対応の製品は「4Kテレビの大画面でゲームを楽しみたい」というヘビーPCゲーマーなどの間では待望されていましたが、これまでコンシューマー向け変換チップが存在せず、製品がなかったのです。続きでは、対象ユーザーとしてはまさに隔靴掻痒と呼ぶにふさわしい状態だった、このあたりの事情について紹介します。

Gallery: Club3D DisplayPort to HDMI 2.0アダプタ | 3 Photos

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この変換アダプタのメリットは、冒頭で紹介したように4K解像度で60Hz表示が可能な点。DisplayPortからHDMIへの変換アダプタはこれまでにも製品化されていますが、それらは基本的にHDMI 1.4までの対応。つまり4K出力時のリフレッシュレートは30Hz止まりでした。

リフレッシュレート60Hzという条件は、PCゲームを楽しむためにはほぼ必須。昨今ではYouTubeなどでも60FPS、つまり60Hzでなければ本来の滑らかさで視聴できない動画が出ています。さらにPCの場合、30Hzと60Hzではマウス(カーソル)の操作感にも差が出てきます。

4Kでゲームというととてつもなく敷居が高そうですが、もともと高性能なGPUが求められるFPSはともかく、オンラインRPGやMoBAといったジャンルのゲームでは「FPSほどGPU速度は必要ではないが、4Kの解像度はあるとゲームプレイが有利で、さらに30Hzと60Hzではプレイ感覚がずいぶん違う」といったタイトルも意外と多くあります。

4K表示で60Hzに対応した出力端子としては、DisplayPort(のバージョン1.2以降)があり、これはゲーム向けPCのみならず、昨今のノートPCなどでも採用例が増えています。ですがディスプレイ側を見ると、PC用こそ採用が増えているものの、4K対応が先行しているテレビでは、パナソニックのVIERA AXシリーズなど例外的存在を除いてほぼ皆無。

たとえば本誌でも大きな話題となった「7万5000円の50型4Kディスプレイ」ことUPQ(アップ・キュー)の『Q-display 4K50』(下記記事参照)などでも、入力端子はすべてHDMI 2.0です。

7万5000円の50型4Kディスプレイ『Q-display 4K50』を秋葉原発新ブランドUPQが発表、チューナーレスで低価格

米国では手頃な4Kテレビが先行していましたが、端子はこのようにHDMI 2.0ばかり。対してPC側でHDMI 2.0に対応している製品は、ノートPCなどではほぼ皆無。単体ビデオカードでさえも、NVIDIAのGTX 980と970、960搭載カードなど、まだごく少数しか存在しないのが実情です。

当然PCヘビーユーザーの間では、こういった「4Kソースとして一番いいのはPCなのに、なんで30Hzでしか4Kテレビと繋げないのだ。まともな変換アダプタはいつ出るんだ」という声が多く出ていました。

つまり「PC側とディスプレイ側の性能は十分なのだが、接続アダプタがないために使えない」という、非常に悩ましい状態でした。冒頭で「隔靴掻痒」という単語を使ったのは、まさにこうした理由からです。
(たとえば、「DisplayPort to HDMI 2」といったワードで検索すると、海外のPCハードウェア系フォーラムでは2014年からこうした話題が出ていたことがわかります。つまり欲しい人にとっては、1年以上も待ち続けているアイテムなのです)。



▲画像はパソコン工房のSkylake紹介ページより。中央に赤く描かれている変換チップがポイント。


なお、インテルCPUでもSkylakeこと第六世代Core iでは一部製品にHDMI 2.0対応が盛り込まれていますが、実はこちらも直接対応ではなく、マザーボード側でDisplayPortからの変換を行っています。対応はマザーボード(ひいてはPCの機種)ごとに差がありますので、購入時の隠れたチェックポイントです。

日本ですと影響が大きそうなのは、むしろMac市場かもしれません。現行のMacではHDMI 2.0を搭載するモデルはありませんが、この変換アダプタを使えばThunderbolt端子経由で4Kテレビでの60Hz表示が可能となるためです(ただし個別対応までは不明なので、実際のところは当然ながら検証が必要なレベルになりますが)。

またすぐに4Kテレビを使わない場合でも、今後DisplayPortからHDMIへの変換アダプタを購入する際には、不幸な買い直しを防ぐため、HDMI側の2.0対応はチェック項目として損はないでしょう。
本誌読者であれば、友人などから尋ねられた際には、今後の変換アダプタは「4K対応」ではなく「HDMI 2.0」で判別するように紹介してあげると喜ばれるのではないかと思います。


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