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アップルがマイクロソフトHoloLensの技術者を引き抜き。アップルメガネが登場?

Kiyoshi Tane
2015年9月7日, 午前11:35
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アップルがマイクロソフトのAR(拡張現実)ヘッドセット HoloLens の主要なエンジニアを引き抜いたことが分かりました。今年3月頃にもアップル社内にAR開発チームが発足しているとの観測がありましたが、今回の情報はその確信をさらに深める形です。

Gallery: Minecraft for HoloLens | 23 Photos

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アップルが引き抜いた人物は、マイクロソフトのHoloLens開発チームにおける主要なオーディオエンジニアであるNick Thompson氏。HoloLensとは、マイクロソフトが今年1月に発表したメガネ型ホログラム・コンピュータのこと。モノ的には透過型のヘッドマウントディスプレイですが、視界に3Dの仮想オブジェクトを重ねて表示し、部屋の環境を自動的に認識して壁をスクリーンにしたり、テーブルの上に仮想物体を置いたり、視線や手の動きによって仮想ホログラムを操作できる技術です。

現実を拡張するAR製品は「セカイカメラ」という言葉が懐かしくなる程度には新鮮味を失ってますが、Hololensは別格の感があります。複数のユーザーに同じ光景を見せて、同じ仮想オブジェクトを"共有"できるポテンシャルが驚かれました。

Gallery: AR関連テクノロジー | 11 Photos

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これに先立って、アップルは今年5月にARスタートアップのMetaioを買収していたことが明らかになっています。Metaioは世界30カ国に15万人以上のユーザーと1000人以上の顧客を持ち、技術力の高さには定評あり。例えばフェラーリのショールームで展示された車体にタブレットのカメラを向けると、ミニ四駆さながらにタイヤを交換したり、車体の色を変更できるプロモーションも話題になりました。



また、ベルリンの旅行者が現地にスマホやタブレットをかざすと、過去の映像記録が見られる擬似タイムマシン的なプロジェクトも公開されています。

一方で、かつてはARの代名詞だったこともあるGoogle Glassは今年1月に有料テスト版Explorer Editionの販売を終了。プリズム状に飛び出た液晶が不気味、バッテリーが保たない、著作権への配慮から映画館お断り、人混みの中でのプライバシー侵害の恐れ、相手の戦闘力を測るGlascouterのような面白アプリがほとんどない、1500ドルは高すぎる......いろいろと不評はありましたが、人類にとっては早すぎた製品だったようです。GoogleはExplorer Editionの教訓を活かし、新型を業務用メインで展開予定と見られています。

新型Google Glass は画面大型化、Atomで速度と駆動時間・発熱改善。値下げして業務用限定販売



そこはApple Watchでたちまちスマートウォッチ市場における75%のシェアを獲得し、パッとしなかったウェアラブルデバイスの前途を希望の光で照らしたアップルのこと。HoloLensは室内に用途が限られそうなのに対して、外出先の映画館にも堂々と入場でき、プライバシー侵害も疑われない電脳アップルメガネを作ってくれるかもしれません。が、ハードウェア製品ではなくiPhoneやiPad用アプリの可能性もあり、過大な期待は禁物です。



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Source: Cult of Mac
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