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J:COMのLG『Wine Smart』を徹底解剖。「ガラホ」とは一線を画する「折り畳みスマホ」(週刊モバイル通信 石野純也)

石野純也(Junya Ishino)
2015年10月14日, 午前11:00 in Android
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ケーブルテレビの「J:COM」を展開するジュピターテレコムが、MVNOに参入します。au回線を使い、端末とのセット販売も展開。そのために導入するのが、LGエレクトロニクスが開発した折り畳み型のスマホ「LG Wine Smart」です。

最近では、各社がAndroidをベースにしたフィーチャーフォン、いわゆる「ガラホ」を続々と発表、発売していますが、Wine Smartはそれとは一味違い、中身は「真のスマホ」と言っていい仕上がりです。今回の連載では、J:COMが狙うユーザー層とも合致していそうなこの端末を紹介していきます。

Gallery: J:COM LG折り畳み端末 | 14 Photos

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折り畳み型スマホの「LG Wine Smart」​OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Wine Smartは、LGエレクトロニクス製の"スマホ"です。テンキー搭載の折り畳み型で、Androidを採用しているという意味では、シャープの「AQUOSケータイ」や富士通の「ARROWSケータイ」などの、いわゆるガラホがすでに各キャリアから登場していますが、それらとの最大の違いは本当のAndroidであること。ガラホはあくまでAndroidがベースになっているだけで、Google Playには非対応。タッチパネルも搭載していません。これに対して、Wine Smartは純粋なスマホとして、アプリのインストールも普通に行えます。

タッチ操作に対応。Google Playも搭載する​OLYMPUS DIGITAL CAMERA
Androidとしての認証を取るためには、Googleの検索ウィジェットをホームページのトップに置いたり、各種プリンストールアプリをフォルダにまとめておかなければなりません。この条件をクリアするために、Wine Smartにも標準のAndroidに近いホームアプリがプリインストールされています。ジュピターテレコム関係者によると、端末のデフォルトはあくまでこちらとのこと。ただし、同社はケーブルテレビでの訪問販売を得意としている会社。セットアップサポートも、無料で行います。その際に、テンキー搭載型端末に適した「easyホーム」に入れ替えてユーザーに渡すようです。

通常のAndroidスマホのようなホーム画面OLYMPUS DIGITAL CAMERA

小さな画面やキーに最適化した「easyホーム」

J:COMならではの機能としては、カーソルキーの右隣りに設置された、「ZAQボタン」を挙げることができます。Wine Smartのグローバルモデルでは、ここはショートカットキーになっていたものですが、キーの刻印とプリセット時の割り当てを変更したとのこと。標準では、「J:COMオンデマンド」という動画サービスが立ち上がります。ここで再生できる動画は、データ使用量にカウントされないというのが、J:COM MOBILE最大の特徴。端末とネットワーク、それにサービスを、上手に融合させてきたMVNOと言えるかもしれません。

「ZAQキー」を押すと、「J:COMオンデマンド」が開く

形だけ見るとフィーチャーフォンのようではありますが、下り最大150MbpsのLTEに対応しており、VoLTEも利用できます。ディスプレイは3.2インチ、ハーフVGAとスペックは低めですが、外出先で見たい番組の内容をチェックするというような使い方には向いています。フィーチャーフォン時代にワンセグやYouTubeを見ていた人には、ちょっと懐かしい印象を与えるかもしれません。

VoLTE対応で通話も高音質​
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
ちなみに、先のショートカットキーに割り当てる機能は、長押しで変更することが可能。動画サービスよりLINEをよく使うというのであれば、そちらを割り当てられます。LINEは、長押し時に表示される「J:COMのおすすめ」にも表示されています。オススメされたアプリ以外にも、ダウンロードしたアプリを割り当てることが可能となっています。

ショートカットに割り当てるアプリは変更可能
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ショートカットという点では、テンキーの一部にも各種操作が割り当てられています。フィーチャーフォンと同様、「#」キーを長押しすると、マナーモードに切り替えることが可能。「*」を長押しすると、通知が開きます。画面をタッチする必要なく、ほとんどの操作がキーで完結するのは、思った以上に便利だと感じました。

持ったときの感触としては、まさにフィーチャーフォンそのもの。横幅が58.7mmとコンパクトで、レザーのような質感を表現したボディの素材も手にフィットします。キー1つ1つのサイズが押しやすいのも、好印象です。

手にフィットしてキーも押しやすい​

ただし、タッチパネルをディスプレイ側に入れていることもあってか、じゃっかんですが、ディスプレイ側が重いと感じました。フィーチャーフォンの多くは、キー側に重量バランスを傾けており、それによって手にしっくり収まっていました。それと同じような感覚で持つと、少々戸惑うかもしれません。とは言え、それが決定的にダメというのではなく、あくまで慣れの問題。極端なバランスにはなっていないため、使っていくうちに気にならなくなるでしょう。

J:COMでは、J:COM MOBILEとWine Smartで、フィーチャーフォンユーザーをスマホに移行させていく方針。この層は、スマホに変えることで毎月の支払いが増加していまう点を心配していますが、MVNOのJ:COM MOBILEであれば、その心配もないというわけです。端末も、慣れ親しんだフィーチャーフォンに似た形状のものを使えるというのが、このサービスのコンセプトです。

J:COMはKDDIの子会社であり、auスマートバリューも提供しています。そのため、本来であれば、契約者をauに誘導するのが筋なのかもしれませんが、どうしてもスマホに響かない層がいるようです。そうしたユーザーに対し、自らMVNOとなってフィーチャーフォンからアップグレードしてもらうように促すというのが、J:COMの狙いと言えるでしょう。

Wine Smartは、こうした戦略に合致した端末。J:COMには、これまでも「withタブレット」というサービスを提供して、45万契約まで成長したサービスがあります。こうした実績や、ケーブルテレビでのシェア50%という基盤の厚さを考えると、Wine Smartも予想以上にヒットするかもしれません。

J:COMブランドのタブレットは50万契約に迫るOLYMPUS DIGITAL CAMERA

サービス契約者数1000万でユーザーの基盤も厚い​OLYMPUS DIGITAL CAMERA




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関連キーワード: android, JCOM, lg, MVNO, wine smart
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