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これぞ未来のF1マシン? マクラーレンが『MP4-X』コンセプト発表。運転席にキャノピー採用

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年12月7日, 午後03:00 in Concept Car
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ホンダが過去の栄光にすがったコンセプトマシンを発表した裏で、今季 F1 を共に戦い絶望したマクラーレン F1 チームは未来を見据えた F1 コンセプトをデザインしていました。

現在では実現不可能なアイデアも盛り込んで設計した「MP4-X」はホイールをカバーするフェンダーやドライバー保護のためのキャノピーを備えつつもF1らしさを残しており「いつか実際にこんな F1 が走るかも」と思わせるデザインに仕上がっています。

Gallery: McLaren MP4-X Concept | 16 Photos

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MP4-X のデザインは、本物の F1 マシンと同じくパワーユニット周りから開始されました。リデザインしたホンダのパワーユニットを軸にしてシャシーを構築、ノーズ部のクラッシャブル構造内部にはタブレットなどが搭載するような薄い板状のバッテリー、そしてボディカウルは全面にソーラーパネルを貼りつめています。



オープンホイールとも称されるフォーミュラカーは、タイヤが露出しているのが大きな特徴です。しかしそのタイヤがときに安全面で問題になることもあります。MP-4X はその解決策のひとつとして前輪をフロントウィングとつながったフェンダーで多い、後輪はボディワークと一体化する手法を選択しました。タイヤ部分の重量が増すためマシン性能的には不利になりそうですが、空力的にはメリットもありそう。ただ他社との接触時に飛散するパーツが増えてしまいそうな気もします。一方、後輪部分は現行のインディカー IR-12 にも似た形状となっています。
 
現在の F1 と最も異なる部分は、コクピットがキャノピーを備えるところ。これは近年相次いだドライバーの頭部への衝撃による死亡事故を考慮したもの。

フォーミュラカーにキャノピーを取り付けるのは、レース中のオイルの飛散・付着で視界不良に陥ったり、非常時の脱出を妨げる可能性などを考えると現実的ではないとされてきました。しかしマクラーレンは「現代はドライバーが命がけでレースに望んだ1970年代とは違う」と宣言。「いずれキャノピーは採用されることになる」として、AR 技術を用いたヘッドアップディスプレイの装備を提案しています。
 
 
最近ではレッドブルやフェラーリが、未来の F1 を想像したコンセプトマシン案を描いてきました。レッドブルは少々未来的(というかミニ四駆的)に過ぎた感がある一方、フェラーリは現行レギュレーションに則ったうえで「見た目」の演出を重視したものでした。マクラーレンの MP4-X はどちらとも異なり、今のF1の面影を残しつつ実用性と未来の両方を見据え、双方のバランスをとったデザインと言えそうです。

MP4-X で少々残念なのは、やはり華奢なフォーミュラカーにしてはいささか不格好な大きさの前輪カバー。その後端を延長してサイドポンツーンに結合してしまえば、ル・マン・プロトタイプ(LMP)マシンになってしまいそうです。もっとも、現在は LMP マシンのほうが設計の自由度がはるかに高く、F1 よりも未来的なデザインをまとっていると言えなくもありません。
 
ちなみに、下は独立デザイナー Mark Hostler がジャガーのグループCカーを元に制作した LMP マシンコンセプト。本来まったく異なるはずの F1 と LMP マシンですが、速さを突き詰めるとよく似たシルエットに収束するのでしょうか。





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