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おしっこで発電する「靴下」。踏圧と微生物を利用、自称世界初のウェアラブルな微生物燃料電池

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2015年12月14日, 午前11:00 in Bristol
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英ブリストルにある西イングランド大学の研究者が、尿で発電する「靴下」を開発しました。微生物燃料電池(Microbial Fuel Cell : MFC)の仕組みを利用しており、歩き回ればポンプの原理で尿を循環させ、電気を発生します。



この尿発電「靴下」、健康サンダルと脚絆を多数のシリコンチューブで繋いでおり、靴下には全く見えません。このサンダルのかかと部分はポンプの役割を担っており、説明によれば歩くことで膀胱から尿を汲み出し、脚絆部分に装着した MFC へと送り込むとのこと。

MFC 内部では微生物が尿の中の有機成分を分解し、そのときに発生する電荷をマイナス極に蓄えます。そしてそれがプラス極へと流れることで電流が発生します。
 

 
この装置を実際に着用した実験では、発電した電気によって「世界初のウェアラブル MFC」というメッセージを、2分間隔でコンピューターに無線送信できたとのこと。

一方、実験結果はともかく気になるのは、発電に使い終わった尿はどうやって処分するのかということ。この装置の容積は大人の膀胱に相当する量(約640ml)を備えます。万が一漏れたりするといろんな意味で大事故になりそう。尿が足にかかるだけならいいものの、感電したりしないのかも気になるところです。

それでも、この技術が進歩すれば、映画『Dune~砂の惑星』に出てきたスティルスーツも実現できるかもしれません。また、もう少し現実的に考えれば軍用や、登山、宇宙服などへの応用が期待できそうです。

元論文はSelf sufficient wireless transmitter powered by foot-pumped urine operating wearable MFC(M Taghavi, A Stinchcombe, J Greenman, V Mattoli, L Beccai, B Mazzolai, C Melhuish, I A Ieropoulos)



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