Sponsored Contents

appleの最新記事

Image credit:
Save

Macが「Siri」を搭載したことに大きな将来性を感じた:WWDC2016

小口貴宏 (TAKAHIRO KOGUCHI), @TKoguchi787
2016年6月14日, 午前07:00 in Apple
268シェア
0
121
0
147

連載

注目記事

スマホ+リコー「GR III」の併用がもたらす納得感。特別な時以外にも持ち歩きたくなるデジカメの価値(本田雅一)
16

スマホ+リコー「GR III」の併用がもたらす納得感。特別な時以外にも持ち歩きたくなるデジカメの価値(本田雅一)

View

​Siriが登場してから4年半あまり。アップルはMac向けのSiriをようやく発表しました。今秋に一般提供を開始するmacOS Sierraに搭載予定。iPhoneで使い慣れたSiriがMacでも使えるのは1ユーザーとして嬉しいのはもちろん、MacのSiri搭載自体にに大きな将来性を感じるのです。

Gallery: macOS | 17 Photos

17

筆者はiPhoneのSiriを日常的に使っています。アラームやタイマーをセットしたり、今日の予定を聞いたりなど。「今日の天気は?」と尋ねれば、その日の天気や最高・最低気温まで教えてくれたりと便利です。悲しくなった時に話しかければ、何かしら励ましの言葉をかけてくれます。現時点でSiriは高度な文脈を理解しないため、的はずれな返事をすることも多々ありますが、それでも暇つぶし程度の会話なら十分楽しめるレベルです。(なおHey, Siriは反応が悪いのであまり使っていません)

ユーモア抜群の「Siri」と話してわかったセンスの良さ:iPhone TIPS

このSiriがいよいよMacでも使えるようになります。WWDCでは、Mac版Siriについて次のような機能がデモされました。まずはファイルの検索機能です。Siriに「あの日使ったファイルを探して」といった具合に話しかけると、条件に適合するファイルを探しだしてくれます。

アプリのコントロールも可能。「◯◯のプレイリストを再生して」と話しかければ、音楽を再生してくれます。WEB検索も「◯◯の画像を探して」といった具合。Siriの検索結果は通知センターにピン留めしておけるので、後から確認することもできます。


▲SiriアイコンはFinderの隣に表示されていた


▲「写真を探して」などの自然言語でもWEBを検索できる

Macが『声』というインターフェイスを手に入れた

筆者は、MacにとってSiriの搭載が大きなターニングポイントになると考えます。それは、Macが「声」という新しいインターフェイスを手に入れたからです。従来のキーボードやマウス、そしてトラックパッドも結局のところは「手」で操作していました。左手でも右手でも、アクセシビリティ用の簡易な音声操作でもない本格的な音声インターフェイスが、Siriの搭載で使えるようになるのです。

この「声」による操作が今、注目を集めています。他社に目を向けると、アマゾンのスピーカー型デバイスEchoは、ベッドの上に寝転がりながら声だけでテレビをONにしたり、部屋の照明を消したりできます。声には流行している人工知能やチャットBOTとの親和性もあります。例えばマイクロソフトの「りんな」においても、やりとりを声に置き換えれば、そのまま人間とAIの音声会話として成立します。人工知能やBOTとの対話に「声」が有力なツールとなり得るわけです。


▲Siriを備えたmacOS Sierraは、2009年以降のMacBook/iMacおよび2010年以降のMacBook Air / Pro、Mac mini / Proに対応する

今回のWWDCでは、Siriのサードパーティーへの解放も発表されました。自然言語の処理はSiriに任せて、アプリはその後の動作に専念できるというわけです。発表会ではSiriを使ってWeChat(中国で普及しているLINE風のチャットアプリ)でメッセージを送るデモも行われました。このほか、対応アプリとして業務チャットアプリSlackの名前も挙がっており、いずれSiriを活用して、自然言語でいろいろタスクを任せられるチャットBOTの登場も期待できるかもしれません。

もちろん、Siriには手を使わずにファイルを探せたりWebを検索できる魅力もあります。また、IPhoneからiPad、Apple TV、MacにいたるまでSiriが搭載されたので、機器間の連携にも期待が膨らみます。WWDCではApple TVのリモコンとしてiPhoneのSiriも使える新tvOSの新機能なども発表されました。将来の展開が楽しみです。

​Siriを搭載したmacOS Sierraは本日開発者プレビューを提供開始。一般参加が可能なパブリックベータは7月、正式版提供は今秋を予定します。

【WWDC 2016 まとめ記事】【WWDC 2016 個別記事】





CAREERS TechCrunch Japan
連載:KAKEHASHI取締役CTO海老原氏に聞くスタートアップへの転職


 


広告掲載についてのお問い合わせはad-sales@oath.com までお知らせください。各種データなどはこちらのメディアガイドをあわせてご覧ください。

関連キーワード: apple, Mac, MacBook, macos, Sierra, siri, wwdc 2016, wwdc2016
268シェア
0
121
0
147

Sponsored Contents