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Galaxy S7 edgeが国内で好調、その勢いでNoteシリーズ再投入はあるか?サムスン電子ジャパンCEOインタビュー:週刊モバイル通信 石野純也

石野純也(Junya Ishino)
2016年6月15日, 午後02:00 in Galaxy Note 6
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ドコモとauの夏モデルとして、真っ先に発売されたサムスン電子の「Galaxy S7 edge」が、好調な売れ行きを示しているようです。

5月31日に開催されたKDDIの発表会では、代表取締役田中孝司氏が、「たくさんのお客さんから、『S7いいよね』という声をいただいている。お店でも、相当売り切れが出ていると聞いている」と、その勢いを語っています。 関係者によると、ドコモ版も同様の傾向とのこと。真っ先にGalaxyシリーズを取り扱ってきたキャリアでユーザーの母集団も多いだけに、数の上ではドコモがリードしている模様。各種販売データを見る限りでも、上位に入っており、その勢いがうかがえます。

Gallery: Galaxy S7 edgeが国内で好調 | 8 Photos

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▲ドコモとauから発売された「Galaxy S7 edge」

かつては、ドコモのツートップに選出されるなど、Androidの中ではトップ争いをしていたサムスン電子。一方で、日本に限ってみると、「GALAXY S5」のころから、あまりパッとしない状況が続いてきました。メーカー別シェアでは上位から姿を消し、フルリニューアルを行った「Galaxy S6」や「Galaxy S6 edge」でも、かつての輝きを取り戻すことはできませんでした。

そんな中、Galaxy S7 edgeの出足がよかったことは、サムスン電子にとって、朗報と言える出来事なのかもしれません。1年間を通して販売されるフラッグシップモデルなだけに、初速だけでは判断ができないことも事実ですが、少なくとも、スタートダッシュは成功したようです。その理由や今後の展開について、サムスン電子ジャパンで代表取締役 最高経営責任者(CEO)を務める、堤浩幸氏に聞きました。


▲質問に答えるサムスンの堤氏

——発売後の手ごたえは、どうですか?

一言で言うと、すごい手ごたえを感じています。皆さんにこの端末を評価いただき、体験も含めて分かっていただけた。今回は体験スペース(Galaxy Studio)などを作り、Galaxyのよさを伝えられたのが大きかったと思います。(堤氏)


▲KITTEに6月8日まで設置されていた「Galaxy Studio」

もう1つ、サムスン電子として、やり方を変えてみたこともあります。「Gear VR」を最初につけたことで、ソリューションオリエンテッドな形で、新たな世界のおもしろさに興味を持っていただけました。

3つ目が、キャリアとのコラボレーションを強化したことです。ドコモさんが、TOKIOの長瀬智也さん起用したCMをやっていますが、ああいったものもコラボによって生まれています。auさんともマーケティングでコミュニケーションをさせていただき、セールスプロモーションは加速させているところです。

——流通に関しても、変化はありましたか。

サプライチェーンに関しても、(キャリアとサムスン電子の)双方で見直すことで、よりタイムリーに、必要なものがお届けするフォーメーションが組めています。Galaxy S7 edgeはグローバルでも売れていて、ベトナム工場での生産がかなり厳しいのですが、優先的に持ってこられように、社内調整をさせていただきました。(堤氏)

——とは言え、一部店舗では品切れも起こっていました。

発売日に手に入らなかったお客さまには、申し訳ございません。弾切れで予約になってしまったところも確かにありましたが、ここはきちんと出荷してお届けします。(商品不足も)すぐに解消すると思います。

ちなみに、アクセサリーも、まったく同じ状況になってしまいました。量販店に行くとサードパーティのものも含めて、まったくない。こちらも、サードパーティの皆さまにご協力いただき、純正のものは純正のものとして、きちんとご用意できるようにしていきます。(堤氏)

——予約規模はいかがでしたか。

詳細はお話できませんが、去年の数倍規模ですね。キャリアさんも、うちも、まさかここまでは思っていないほどでした。上半期に予定していた当初の台数を大きく上回っていて、かなりの勢いで計画を前倒ししている状況です。去年も最初はよかったのですが、波がすっと消えてしまいました。一方で、今年はある一定台数が継続的に売れています。(堤氏)

——実質0円が禁止になった中で、価格的にも割高に見えましたが、その状況はすごいですね。

ご存知のように、購入サイクルが長めになっているのは事実です。ただ、MVNOも含めて、とにかく安いものから、端末も高いものが選ばれるようになっている傾向があります。やはり、皆さま、安い端末だと十分ご満足いただけない。何が一番必要で、何が便利なのかを、きちんとご判断いただけるのだと思います。(堤氏)


——機能的には、どういった部分が評価されているとお考えでしょうか。

やはり機能を体感すれば、分かっていただけるようです。これが必要というのは、人によってまちまちですが、若い方はカメラやデザイン性に魅力を感じるようですし、防水防塵でmicroSD対応というところにひかれる人もいます。緊急時長持ちモードがあって、かゆいところに手が届いたり、ゲーム対応もきっちりしています。(堤氏)


▲カメラにはデュアルピクセル技術を採用

▲防水やmicroSDなど先代で削られた機能も復活した


——ユーザー層は、変わったのでしょうか。

決して安い端末ではないこともあり、今までのGalaxyは、ビジネスユーザーやスマホのヘビーユーザーが多かったですね。会社のエグゼクティブの使用率も高かった。

そういうところから、より幅広くなってきています。今回は、ご購入された方の層が、10歳ぐらい若返っています。若い方だけでなく、女性も増えている。もちろん、従来通りの層からもご支援はいただいていますが、これがGalaxy S7 edgeの1つの特徴にもなっています。(堤氏)


——VRに関して、ソリューションオリエンテッドというお話がありましたが、この部分をもう少し詳しく教えてください。

誰が言ったのかは分かりませんが、今年は「VR元年」とも言われています。その中で、サムスンは最初にいた1人で、先駆者という位置づけにもなっています。

Gear VRは昨年、イノベーターエディションの提供を開始し、技術的な知見を高めたり、ニーズの発掘を行ったりしてきました。昨年末からは、コマーシャルバージョンの一般販売も開始しています。1年間やってきた成果はたくさん出ていますが、これは私たちが皆さんと一緒に、市場を開拓したということでもあります。

ビジネスユースにも、相当な力を入れています。VRというと、個人で映画を見たり、Facebookに360度の写真を上げたりすることを思い浮かべるかもしれませんが、B2Bの部分にも相当浸透してきています。エンターテインメント業界であれば、ジェットコースターのようなものもあれば、スキーをバーチャルで楽しむものもあります。不動産業界や、結構式場などでも使われていますし、教育分野だと入学式で使っていただいたこともありました。

また、これから出ようとしているのが、福祉や社会貢献で、ローカルガバメント(地方自治体)と一緒になって、観光の誘致や復興支援にお使いいただくというソリューションにも注目しています。多種多様なところで、VRが使われ始めようとしているんですね。(堤氏)


▲Gear VRはB2B2Cで普及の促進を図る


——B2Bというより、その先にコンシューマーがいるB2B2Cの形ですね。結果として、これがVRの宣伝効果になり、Gear VRを予約者全員にプレゼントしたGalaxy S7 edgeの売れ行きにもつながっているということでしょうか。

はい。VR効果は大きかったと思います。もちろん、スマホ本体の魅力もありますし、プロモーションの成果もありますが、VRも大きかったことは事実です。

なぜVRなのかというと、私たちはIoTを目指し、いろいろなアクションを起こしている会社です。IoTというと実感がわかないかもしれませんが、2020年に向け、これから具体化していかなければなりません。それ(具体化)が最初にできたのがGear VRであり、それはGalaxy S7 edgeの機能でもあります。これから、そこに付随するプラットフォームも、提供していければと考えています。(堤氏)


——ちなみに、昨年はNoteシリーズの投入が見送られてしまいました。このGalaxy S7 edgeの勢いに乗って、Noteも再投入するという可能性はありますか。

これは、本当にご期待くださいというのが、私からの回答になります。去年Noteを出さなかったことに対しては、お叱りもたくさん受けました。今年は、そこに満額回答をしたい。まだ出す、出さないは決まったわけではありませんが、出すとすれば、皆さんが納得して本当にご満足するものを提供したいと思います。(堤氏)


▲日本では投入が見送られた「Galaxy Note 5」

——とは言え、Galaxy S7 edgeも5.5インチと大画面です。Galaxy Noteは確かにペンがありますが、画面サイズという差別化要因がなくなって厳しくなるという見方もあります。

ハード面では、確かにペンがありますね。ただ、一方で、スマートフォンは、形自体がみんな似てきているのも事実です。何で差別化するかというと、やはり機能になります。その機能も、ビジネスなのかプライベートなのかで、必要なものが違ってきます。何が言いたいのかというと、NoteシリーズにはNoteシリーズのユーセージがあり、そこにフィットした機能があるということです。シチュエーションによって、使い分けられるようなものもあるのではないでしょうか。(堤氏)

——先ほど少しお話が出ましたが、MVNOの市場拡大を受け、中国や台湾のメーカーだけでなく、日本のベンチャー企業もSIMフリースマートフォンを発売するようになりました。この市場に対して、サムスンはアクションを起こしていません。

それは、その通りです。ただ、もちろん私たちも、何も考えていないわけではありません。今のお客さまのニーズを踏まえ、フレキシブルに考えています。しかるべきタイミングで、皆さまがあっと驚くマーケティングをやるかもしれませんし、製品を出すかもしれません。その可能性は常に秘めていますし、常時考えています。(堤氏)

(※2016年6月16日17:40:Galaxy Noteの発売について、一部表現を修正しました)



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