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棒なしセグウェイの「ホバーボード」、発火の恐れのため約50万1千台がリコールに

Kiyoshi Tane
2016年7月8日, 午前08:30
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米消費者製品安全委員会(CPSC)は、体重移動により操作する二輪車「ホバーボード」につき、バッテリーが加熱して発火の危険があるとして、約50万1千台のリコール(回収ないし無償修理)を発表しました。CPSCによると、およそ99台がバッテリー関連の事故を起こして怪我人も出し、全米20州で200万ドル以上の物的損害に至っているそうです。

乗り手が宙に浮く形で乗るために海外では「ホバーボード」と言われる同製品は、日本ではバランスホイールやセグウェイ・ミニと呼ばれるもの。要するに前後左右の身体バランスで移動するセグウェイの棒なし版であり、ハンドルがなくて完全にハンズフリー、より尖った乗り物になっています。
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今回リコール対象とされたのは10以上のブランドで、その中にはAirWalk, Razor and Swagwayなど大手も含まれているとのこと。CPSCによればホバーボードに用いられているリチウムイオンバッテリーに問題があり、過熱や発煙、発火や爆発などの恐れがあるそうです。


ホバーボードはブームで急速に広まった一方で、新しい製品ゆえに当初は安全基準さえ作られておらず、粗悪なコピー製品の増加もあって発火事故を次々と起こしていました。昨年末にはワシントン州のショッピングモールでホバーボードが爆発した動画が話題になったほか、ルイジアナ州でも爆発により家が全焼、ニューヨーク州でも火災騒ぎが報じられています。ニューヨーク地下鉄ではホバーボードの持ち込みが禁止され、ポスターも貼られることに。
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そうしたトラブル頻発を背景に、米Amazonは昨年12月にホバーボードの一部を販売中止にしています。ただ今後、アメリカ国内で全てのホバーボードが買えなくなるわけではなく、UL LLC(安全基準を設定し、評価試験を実施する企業)の安全マークが得られた製品については問題なく購入できます。国内では今のところ発火・爆発事件は報告されていませんが、このULマークを取得している製品かどうかが、安全性を見極める一つの目安になりそうです。

Source: Mashable
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