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テキーラの余剰材から作るバイオプラスチックをフォードがテスト中。車体軽量化にメリット、まずは内装からの採用に

Autoblog Japan Staff
2016年8月12日, 午後02:30 in Environment
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フォードは、テキーラ・メーカーのホセ・クエルボと提携し、テキーラの原料であるリュウゼツランの残りかすから得られる植物性繊維を、持続可能なバイオプラスチックの原料として活用するテストを行っている。この原料から作られた部品を自動車に使えば車重が軽くなるため、より燃費の良いクルマを製造することにつながり、環境フットプリントを削減できるという。自動車メーカーは現在、石油や天然ガスから作られたプラスチックを使用しているが、テキーラの製造過程で生じる不要物を活用できれば、より環境に優しい代替原料になる。


ホセ・クエルボは、収穫したリュウゼツランを加熱し、搾り、発酵させ、蒸留して、テキーラを製造する。この過程で不要物として生じるリュウゼツランの繊維を、同社では堆肥として利用している。1日当たりおよそ200~300トンものリュウゼツランを収穫するそうで、残される繊維はたっぷりある。フォードはそれを集めて、クルマの内外装に取り付けるパーツの原料に使いたいと考えているのだ。

フォードが行った初期のテストでは、この環境に優しいプラスチックは見栄えも良く丈夫で、カップホルダー、ヒューズボックス、空調ユニット、コインホルダー、ワイヤーハーネス、収納ボックスなどに使えそうなことが分かったという。ただし、構造的に高い強度が求められるパーツには不向きであるため、そちらは従来のプラスチックを使用する方が適しているようだ。

フォードが環境に優しい原料を用いてクルマの部品を作ろうと考えたのは、今回が初めてではない。自動車メーカーは環境フットプリントの削減に乗り出しており、フォードやヒュンダイでは石油ではなく大豆を原料とした発泡剤をシートのヘッドレストなどに使用している。


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