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テスラ・ロードスターの試作車が1億円でオークションに登場。状態良好、生産33台の希少性にも買い手はまだ現れず

Munenori Taniguchi
2016年10月13日, 午後12:25 in Auction
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テスラ・モーターズ初のEV、テスラ・ロードスターの2008年式プロトタイプがオークションサイトeBayに出品されています。オークション開始価格はなんと100万ドル(約1億円)。プロトタイプとはいえ、生産からまだ10年も立っていないEVにビンテージ的価値があるのかはわかりませんが、非常に強気な設定価格です。

"Jester944"のハンドルネームを名乗る出品者は「テスラに100万ドルはちょっとおかしいと思うかもしれないが、30年後にはほぼすべての自動車がEVになる。そのとき、EVの歴史を遡っていけば必ずテスラに行き当たることがわかるだろう」と豪語しています。

出品された車体は33台生産されたテスラ・ロードスターの32番めの車体で、走行距離は約2万9000km。通常のソフトトップに加えてハードトップパーツも付属、もちろん、専用の240Vのウォールチャージャー(充電器)でフル充電すれば(バッテリーのヘタリがなければ)、約260kmを連続走行することできます。

なお、テスラはロードスターのバッテリーアップグレードを用意しており、2万9000ドルを支払えば航続距離は約640kmまで延ばすことも可能です。
 

 
たださすがに8年落ちの中古EVに1億円を払おうという酔狂な人物はなかなか現れず、eBayのオークション期間は残り5日を切りました。1億円といえば、若き日のイーロン・マスクがPayPalを売った金で購入したマクラーレンF1の新車価格とほぼ同じ。Jester944氏の念願が成就する見込みは薄いかもしれません。

ちなみに 薄い といえば、「世界のお金持ち」的なテレビ番組でさっそうとマクラーレンF1に乗る若き日のイーロン・マスクを見て愕然とする人もいそうです。ただその後PayPal、テスラモーターズだけでなく宇宙開発企業SpaceXまでも成功させた現在のイーロン・マスクの額を見ると、エルトン・ジョン同様うまくやったな、と思わずにはいられません。
 

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