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PlayStation VRインプレ~サマーレッスンは生き地獄:週刊VR情報局

Gian Suzuki, @giansuzuki
2016年10月14日, 午前11:15 in Ace Combat
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ついに『PlayStation VR』が発売となりました。筆者は運良く当日発売分を予約できたので、開梱の儀を終えたあと、半日じっくりとPS VRのVRコンテンツを楽しんでみました(主にサマーレッスン)。今回の週刊VR情報局では、PS VRのファーストインプレッションをお届けいたします。

PS VRをセットアップして、まず感心したのがクイックスタートガイドのわかりやすさ。異なる仕様のPCにつなぐ『Oculus Rift』や『HTC Vive』と直接比較はできませんが、PS VRがわずか11見開き(22ページ)でセットアップ方法(内容物一覧と使い方を含む)を解説したのには驚きです。しかも、文章やイラストは最低限に留められ非常にシンプルに仕上げられています。最小限の要素で、誤解なくセットアップ手順を伝えるノウハウは、長年家庭用ゲーム機を作り続けてきたソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)ならではのものと言えるでしょう。


極限まで要素を削ったクイックスタートガイドは、SIEの長年のノウハウのたまものです

そして、今日初めてPS VRのヘッドセットを長時間着用しましたが、装着感はOculus RiftやHTC Viveより優れていると個人的には感じました。あえて装着感に順位をつけるなら、PS VR、 HTC Vive、Oculus Riftの順番となります。最大の違いは顔に触れるクッションの素材です。HTC ViveとOculus Riftはスポンジ、PS VRはシリコンゴムをクッションに採用していますが、筆者はスポンジが長時間肌に触れていると少しかゆみを感じるのです。

また、マンガ『テルマエ・ロマエ』で書かれたとおり、私たち日本人は"平たい顔族"です。そのため、特にOculus Riftでは鼻の上にすき間ができてしまうことが問題となりますが、PS VRでは平たい顔族のなかでもひときわ鼻の低い筆者でもしっかりと密着します。


左がOculus Rift、中央がHTC Vive、右がPS VRのヘッドセット

ローンチタイトルはやや物足りないというのが正直なところです。10月13日時点では、PlayStation StoreにPlayStation VR用として並んでいるタイトルは全部で26タイトル。そしてそのうち2本が予約タイトルで、4本が体験版です。本数的には十分揃っているようにも思えますが、誰でも名前を知っているようなビッグタイトルは含まれていません。『エースコンバット7』(未定)、『グランツーリスモSPORT』(2017年発売予定)、『鉄拳7』(2017年春発売予定)、『バイオハザード7 レジデント イービル』(2017年1月26日発売予定)などの発売が待ち遠しいところです。


10月13日時点でPlayStation Storeに並んでいるPlayStation VR用コンテンツは26本(内2本は予約タイトル、内4本は体験版)

もうひとつ残念なのが、現時点でPS VR用ハンドトラッキングコントローラー『PlayStation Move』を最大限に活用したタイトルが少ないこと。PS4の標準コントローラーである『DUALSHOCK 4』でハンドトラッキングできるとはいえ、ハンドトラッキングコントローラーを両手で使うことを前提にしたVRコンテンツは没入感がワンランク違います。できるだけ安価にVRゲームシステムを構築することをSIEが目指したことはもちろん評価すべきですが、その一方でハンドトラッキングコントローラーに特化したタイトルをもっと用意していただきたかったところです。


『PlayStation VR WORLDS』、『バットマン:アーカム VR』、『Until Dawn: Rush of Blood』、は、PlayStation Moveを2本使用することが可能。より没入感の高いプレイが楽しめます。

最後に、PS VR独占、かつ日本独占タイトルであるVRキャラクターコミュニケーションゲーム『サマーレッスン:宮本ひかり セブンデイズルーム(基本ゲームパック)』に触れないわけにはいきません。

本作はひと言で言うと生き地獄なゲームです。

天真爛漫な宮本ひかりちゃんとVR空間でコミュニケーションを楽しめるのですが、PlayStation Moveには対応していませんし、「ぎゅっと抱きしめる」的なコマンドも用意されていません。触れることができるのではと錯覚するようなVR空間にいるからこそ、まるで椅子に全身縛り付けられて、ただただ挑発されているような錯覚すら感じます。宮本ひかりちゃんは残酷、バンダイナムコエンターテインメントさんは冷酷です。

PS VRを購入してサマーレッスンをプレイしないなんて、ワンプレイ後のいまでも意味がわかりませんが、とにかく辛いゲームであることはご覚悟ください。


無邪気に息がかかる距離にまで近づいてくる宮本ひかりちゃんはルシファークラスの悪魔系女子です

先行するOculus RiftやHTC Viveに比べるとコンテンツ数は物足りないものの、本格VRシステムとしては破格のプライスのPS VR。まだ入手困難なのが非常に残念ですが、在庫を見つけたら買わない理由はない2016年最注目のガジェットであることは間違いありません。


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