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ポケモンGO、開発のきっかけはエイプリルフール。の裏話──ナイアンティック野村氏が語る

ARの定義にも一石

小口貴宏 (TAKAHIRO KOGUCHI), @TKoguchi787
2016年11月22日, 午前05:00 in pokemon go
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テクノロジー・スタートアップの祭典 TechCrunch Tokyo 2016に登壇した、米ナイアンティックの野村達雄氏。ポケモンGOの開発主任(ゲームディレクター)を務める彼は、ポケモンGOの誕生秘話、そしてポケモンGOで再注目されたAR技術について語りました。

ポケモンGO誕生のきっかけは、2014年にGoogleが公開したエイプリルフール企画だった──このエピソード自体はかなり知られているものです。エイプリルフール企画「ポケモンチャレンジ」は、Google Map上に151種類のポケモンが登場し、ユーザーがそれを捕まえられるという内容。全151種類のポケモンを捕まえたユーザーには、Googleからポケモンマスターの認定書が送られる「ジョーク」も話題になりました。

このポケモンチャレンジを企画したのが、当時Googleのエンジニアで、現在は米ナイアンティックでポケモンGOのゲームディレクターを務める野村氏だったのです。

最初のエイプリルフール企画はドラクエだった

野村氏は2011年にGoogleジャパンに入社。後にGoogle本社に転勤し、Google Mapの開発チームに所属していました。

Googleには「毎年エイプリルフールに何か面白いことをしよう」という伝統があったといいます。​​​​​​そこで野村氏は「Google Mapをドラクエ風にしたら面白いんじゃないか」と思いつきました。野村氏は早速デモを作成し、具体的な企画を立案。そして2012年4月1日に公開したのが、地図をファミコン版ドラクエ風にしたGoogle Mapでした。



このドラクエ風のGoogle Mapは大好評だったといい、翌年にはGoogle Mapで宝探しをするエイプリルフールネタも公開されました。

ポケモンがGoogle Mapにいたら面白いんじゃないか

そして2014年を迎えます。野村氏は2014年4月のエイプリルフールについて「何をするのと聞かれたが、当初は何もするつもりはなかった」と語ります。しかし「ポケモンがGoogle Mapにいたら面白いんじゃないかと思いついてしまった」とのこと。その結果、ポケモンGOの原型とも言える、Googleのエイプリルフール企画『ポケモンチャレンジ』が誕生したのです。これは2014年4月1日に公開され、大きな話題を集めました。


モバイル版Googleマップで「ポケモンチャレンジ」開催、実際に遊べます

​​​​​このポケモンチャレンジが、当時Googleの社内ベンチャーで位置情報ゲーム Ingressを展開していたナイアンティックのジョン・ハンケCEOの目に留まりました。​​​​​ナイアンティックの川島優志(アジア統括本部長)と知り合いだった野村氏は、ハンケCEOとも繋がります。川島氏やハンケCEOからは「ポケモンとIngress、この2つがコラボしたら面白いことをできるんじゃないか」という内容のことを言われたとのこと。

ハンケCEOの誘いもあり、​​​​​野村氏は2015年にナイアンティックに移籍。ポケモンGOのゲームディレクターに就任しました。ドラゴンクエストから始まったGoogle Mapのエイプリルフール企画が、ポケモンGO誕生に結びついたというわけです。

ARはカメラとか3Dじゃない

ポケモンGOは2016年7月の公開以降、全世界で5億ダウンロードを達成する大成功を収めました。しかし野村氏は「インストールベースとかレベニューとかも大切だが、ナイアンティックには他にないユニークな数字がある」と語ります。「それはユーザーが実際に歩いた距離です。現時点で4.5億キロ。これは地球から冥王星までの距離に匹敵します」(野村氏)

またポケモンGOは、これまで日の目を浴びてこなかったAR技術の奇跡的な成功としても注目を集めています。しかし野村氏は「ポケモンGOのARはほんの一部」とも語ります。「スマートフォンって既にARになっている。声でナビゲーションしてくれる。ARという分野をただのテクノロジーとかカメラとか3Dとかじゃなくて、どういった形で世界にオーバーレイの情報を置けるのかということを1度考えられたら良いんじゃないかな」と締めくくりました。

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