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    FREETEL RAIJIN(雷神)をレビュー 5000mAhのスタミナモンスター

    コストパフォーマンスは最高だけど、ソフトが未完成な感じ

    山本竜也(Tatsuya Yamamoto)
    2017年2月2日, 午前11:15 in smartphone
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    FREETELが5000mAhのバッテリーを搭載し、約24日間連続待ち受けが可能なスマートフォン RAIJIN(雷神)を2月1日に発売しました。カラーバエリエーションはシルバー、マットブラック、マットネイビーを用意しており、このうちマットネイビーのみ2月9日発売。

    4GB RAM、5000mAhバッテリー搭載で2.9万円のSIMフリースマホ「RAIJIN」をFREETELが1月発売

    数日間、実際に利用する機会があったので、実際にどれくらいバッテリーが持つのか? という点を含め、簡単にレビューしたいと思います。

    外観

    RAIJINのデザインは、REI(麗)KIWAMI (極) 2など最近のFREETELの端末に近い印象を受けます。5.5インチとやや大きめのディスプレイですが、背面に丸みがあるため意外と持ちやすく、片手でも十分に操作が可能です。


    ▲イメージはREIやKIWAMI 2など最近のFREETEL端末と同じ。

    フレームは金属(アルミ)なのですが、背面はプラスチックです。安っぽくはありませんが特に高級感もなく、価格相応の仕上がりといったところ。


    ▲ややマットな仕上がり。指紋センサも背面に移動しています。


    ▲USBはType-Cを採用

    4G + 3GのDSDS(Dual SIM Dual Standby) に対応していますが、nanoSIMとmicroSDが兼用になっています。内蔵ストレージが64GBあるので、microSDを使わなくても問題ないかもしれませんが、もし使う場合、SIMはmicro SIMを用意する必要があります。


    ▲microSDを使うなら、nano SIMは使えないので注意が必要。

    FREETELボタンは非搭載

    REIやKIWAMI 2に搭載されていた物理的なホームボタン(FREETEL ボタン)は非搭載となりました。ただ、ナビゲーションボタンはオンスクリーンになったわけではなく、引き続き画面外にあります。


    ▲普段は消えていますが触ると表示されます。

    一般的なアイコンとは異なり3つとも「◯」なので戸惑いますが、これは設定で配置が変更可能なためです。なお、センターのボタンについては、タップだけではなく、「長押し」「ダブルタップ」で動作を変更することができます。

    しかし「長押し」については「なし」以外に設定するとすべて「Google音声検索」として動作してしまうという不具合があり、近日中にソフトウェアアップデートで対応するということです。



    UIでは、画面上にショートカットメニューを表示できる「FREETEL Key」を搭載しています。KIWAMI 2やPriori 4にも追加された「FREETEL UI 2.0」に属するもので、有効にすると画面上の任意の位置にボタンを配置でき、配置したボタンをタップすると各種項目のショートカットメニューが表示されます。項目自体は固定なのですが、別途アプリのショートカットを6個追加できます。

    最初に表示されるボタンの位置は自由に変更できるので、親指が届く範囲に置いておくと、片手操作が捗ります。


    ▲右上の歯車アイコンを押すとFREETEL Keyの設定画面になります。

    ベンチマーク結果

    RAIJINを弄ってみてまず思ったのは、サクサク動作して軽快であること。アプリを立ち上げるにしても、スクリーンショットを撮るにしても、ほとんど「待ち」がなく、とても気持ちがいいです。

    そんなわけで、実際にベンチマークを取ってみました。参考スコアとして、同価格帯のZenFone 3 Laser、同じFREETELのREIのスコアも掲載します。



    スコア的にはZenFone 3 Laserとほぼ同等という感じですね。

    RAIJINに搭載されているMediaTek MT6750T(1.0GHz x 4 + 1.5GHz x 4)は動作周波数がREIのMT6753(1.3GHz x 4 + 1.5GHz x 4)よりも若干低く、QuadrantやGeekBenchのスコアが低いのはこのためででしょう。反面、メモリの動作クロックやグラフィックが強化されており、AnTuTuや3DMarkのスコアは高くなっています。

    動作がサクサクと感じられるのは、このメモリやグラフィック回りの強化と4GBのメモリの恩恵が大きそうです。

    カメラはブログやSNSへの投稿なら十分使える

    FREETELはカメラアプリに力を入れているということなので、とりあえずどんなものなのかいくつか撮影してみました。素人の写真なので参考までに。


    ​​​​​​▲拡大すると解像感がイマイチなのですが、SNSやブログ用途なら問題なさそう。

    ▲こちらもシャドー部分が潰れてしまっていますが、結構キレイです。

    ▲室内でも、ある程度明るさがあれば問題ない描写。

    ▲夜景はかなり厳しい。

    手振れ補正がなく、撮影時には結構気を使いますが、ブログやSNSへ投稿する用途であれば、十分な性能だと考えられます。

    ▲シャッター音はオフにできます。

    肝心のバッテリー持ちは?

    5000mAhバッテリーの持ち具合について。フル充電後2日間、メールチェックやSNS、写真撮影などにガツガツ使ってみたところ、2日目の夕方時点で残量が20%ほどになっていました。"スタミナモンスター"を謳うだけのことはあって、さすがに持ちが良い印象です。

    かなりハードに使っていたので、おそらく普通の使い方なら丸2日は余裕で持つでしょう。3日目はさすがに厳しいので、2日目の夜に充電しておく感じですね。

    これだけ持つなら、1泊2日程度の旅行や出張であれば、充電しなくても済みそうです。

    今回はバッテリーセーバーなどの省電力設定は使いませんでしたが、これをONにしたり、画面の輝度を下げたりすればさらに長く持たせることはできます。ただ、せっかく大容量のバッテリーを積んでいるので、わざわざ使い勝手を落としてまで長持ちさせずに、2日目に充電するものとして割り切ってしまった方が良いと思います。


    ▲バッテリーセーバーを使うと電池は長持ちしますがパフォーマンスが落ちます。

    ちなみに、フル充電の状態で、YouTubeを連続ループ再生してみたところ、5時間43分でバッテリー切れとなりました。


    ▲1時14分から再生を開始し、6時57分にシャットダウンしました。なお、輝度は最高の状態です。


    バッテリーの持ちに魅力を感じるなら買い

    5000mAhのバッテリーで2日間は充電せずに済み、動作もサクサクでカメラもそこそこの性能。それでいて価格は2万9800円というのは、かなりのコストパフォーマンスといえます。


    ▲出荷時からAndorid 7.0というのもポイントが高い。ちなみに「雷神」の壁紙もちゃんと入っています。

    同価格帯にはカメラ性能に秀でたZenFone 3 Laserもあり目移りしそうですが、「毎日充電するのが面倒」、「バッテリーを気にせず動画鑑賞やゲームをしたい」という志向の方にはお勧めできる機種だと思います。

    ただ、ナビゲーションキーの不具合を含め、FREETEL KEYやスワイプアップランチャーの使用感など、まだ未完成と感じる部分もあります。アップデートで徐々に良くなるとは思いますが、そのあたりを含め、気長に付き合っていく覚悟は必要かもしれません。
    関連キーワード: battery, camera, freetel, raijin, review, smartphone
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