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Keynoteでプレゼン、AirDropも使いこなす小学4年生に驚いたーー関大初等部がiPadで学ぶワケ

AirDropを「空気」と呼ぶ10歳

らいら(Lyra), @lyrahm
2017年3月28日, 午前10:30 in apple
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関西大学初等部は、iPadを教育現場に取り入れている学校の一つです。授業で先生や生徒はiPadをどのように活用しているのか、現場を取材しました。

アップルは3月21日に9.7インチの新型「iPad」を発表。従来モデルよりも安価なのが特徴で、Wi-Fiモデルの32GBが3万7800円(税別)から。消費者の安価なモデルへのニーズを満たすだけでなく、ビジネスおよび教育現場でも導入しやすくなりました。



理科の実験結果をKeynoteでプレゼン

関西大学初等部では、2016年度から理科の実験にiPadを導入しています。



4年生の理科の実験では、初代iPad miniを1人1台ずつ使っていました。

実験のテーマは「金属はどのように温まるか?」。生徒たちは、金属棒と金属板をアルコールランプで熱し、金属が温まる模様をiPad miniのカメラで撮影します。実験結果についてはアップルのプレゼン用アプリ「Keynote」を使い、考察と結論をまとめます。



実験を見て驚いたのは、生徒たちがAirDropを使いこなしていたこと。AirDropの認知度は大人のiPhoneユーザーでも高くありませんが、子どもたちが必要な写真を「空気で送って」とやりとりするさまに、デジタルネイティブ世代のすごみを感じました。



また、最初に触れたデバイスが親のスマートフォンだからなのか、iPad miniを縦に持って使う子が多かったのも印象的でした。

実験が終わると、いよいよ結果発表の時間です。生徒の代表の1人は、iPad miniのKeynoteを使って結果をプレゼン。iPad miniと大型モニターとの接続にはAirPlayを使っています。プレゼンを見た生徒たちは「考察に『温めた部分がオレンジ色になった』とあるが、それは結果なので考察に書くべきでない」などと的確なフィードバックまでしていました。

自分たちで新しい機能を見つけ教え合う生徒たち

iPadを使った学びについて、子どもたちはどう考えているのでしょうか。あるクラスの女子生徒グループに聞きました。

——授業ではどのようにiPadを使っているの?

「たとえば社会で歴史を勉強するときは、先生が作ってくれた資料をダウンロードして、iBookで開いて使います。教科書や資料集もあるけど、iPadが教科書みたいな感じ。授業で習ったことはノートに書いて勉強します」

——手にしているのはiPad miniだけど、実際に使ってみてどう?

「検索に制限がかかるとか、いろいろルールがあるから融通がきかない部分もあるけど、使いやすいし家でも勉強しやすい。5、6年生は学校からiPad miniを買っているから、持ち帰って先生が作ってくれた資料を読んだりする」



——学校で導入される前にiPadを使った経験はあった?

「ううん初めて。親のiPhoneを使っている人もいるだろうけど、たぶん初めての人も多い。でも先生たちが説明をしてくれるから、みんなもう使い方はだいたいわかってる」

——大人でも使い方がわかっていない人もいるのにすごいね!

「先生も知らない新しい方法を自分たちで見つけて、授業中に教え合うこともある。Keynoteで『ここにラインを引けるよ』とか『辞書が引けるよ』とか」

——よく使うアプリはある?

「Keynoteはめっちゃ使う!係のスピーチをするときもKeynote。たとえば『気になる点係』は、みんなが気になっていることを自分で調べて、プレゼンして疑問を解決するの。『ムービー係』はiMovieを使って「XXしてみた」って動画を作る。図工の授業ではカメラを使って、自分たちで作ったキャラクターをストップモーションアニメにしたこともあるよ」



iPadは授業の理解を深めるだけでなく、子どもの創造力を伸ばすツールとしても活用されているもよう。自分たちで使い方を見つけ、積極的に教え合うクラスの雰囲気もできていることがわかります。

円滑な授業の実現には、ネットワークの整備も求められる

関大初等部は「思考力育成」を教育の柱としており、あくまで考える力を育む"ツール"としてiPadを使うというスタンスを取っています。理科の実験でも、先生がプレゼンの感想を他の生徒たちに求め議論させることで、思考力育成につなげていることがわかります。


来年度(2017年4月)からは、高学年の生徒全員が家庭でiPadを購入し、授業で使うようになります。その際も、自分が使うにはどのモデルが最適か考え、iPadシリーズの中から自分で選ぶのが原則。校外学習での持ち運びのしやすさを考えたiPad miniか、大画面で操作しやすいiPadか悩みどころですね。

また、タッチパネル操作にまだ慣れない低学年や、文字量の多いプログラミングの授業では、学校の所有するiPad Airを使用。基本的にiPadは教員が管理し、生徒たちは毎日充電用のカートに戻して帰ります。今のところ盗難・紛失はなく、頑丈なカバーをしているため故障の事例もほぼないとのこと。


しかし一方で、大勢の生徒が一度に同じ操作をするために起きる問題もあります。理科の実験の授業では、ネットワークの混雑によりAirDrop動画が届かないハプニングがあり、その班はデータが届くまでノートに手書きで発表内容をまとめていました。iPadを使った円滑な授業を実現するためには、ネットワーク環境の整備も求められています。



「TechCrunch Tokyo 2019」11月14日、15日に開催



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