ポケモンGO は今年夏の一周年に備えて、ゲーム内イベントとリアルイベント、新システムの追加を予告していました。

本日予告されたジムの利用停止は、予告済みの「グループで遊ぶ要素」に備えた措置とされています。

ジムにアクセスできなくなれば、配置したポケモンが稼いだ防衛ボーナスをポケコインとして回収できなくなります。積極的にジム戦をしていたプレーヤーは注意が必要です。

In preparation for some exciting new features, we'll be temporarily disabling Gyms starting June 19. Stay tuned for more information.

— Pokémon GO (@PokemonGoApp) 2017年6月17日

ポケモンGOの一周年イベント発表。大型更新やリアルイベントも続々実施


正式な予告では、新システムは「皆さんが協力して遊ぶことができる、新たな機能」と説明されているのみ。

一方、ポケモンGOを開発運営するナイアンティックのジョン・ハンケCEOは以前から、将来的に実装を予定する新システム、構想中の機能についてたびたび語ってきました。

そのなかで、プレーヤーどうしの協力やチームプレイは現在のポケモンGOに足りないものとして挙げられてきた機能のひとつ。

ハンケCEOはナイアンティックの前作 Ingress での経験から、ただひとりでプレイするだけでなく、友人と一緒に遊んだり見知らぬプレーヤーと出会う要素が重要であると考えており、ポケモンGOでも「狙ったほどうまくゆかなかった」というジム戦の改良をその一部として実施する見込みです。

ポケモンGO、でんせつのポケモンは今年出現。交換やチーム戦など3つの大型更新を予定(2017年3月)

ポケモンGO、トレードやPvP対戦を近日中に実装予定。Nianticのジョン・ハンケCEOが明言 (2017年2月)

協力要素と並んで言及されたのは、ポケモンの交換やでんせつのポケモン追加、ジムなど拠点の機能追加など。

こうしたアップデートは複数回に分けて実施する予定が明かされていることから、今夜からのジム利用停止明けにいきなりすべてが実装されることはおそらくありません。



こちらはポケモンGOの稼働から1年以上前、2015年の開発発表時に公開された予告編。

現在のポケモンGOとは似ても似つかない高度な拡張現実表現や、打倒ミュウツーに多数のプレーヤーが集う様子が描かれています。

実際のゲームとは違うものの、ARについては先日のアップルのiOS 11 発表で、iOS標準のARライブラリARKit を使ったポケモンGOのデモが公開されたばかり。

テクノロジーもゲームシステムも含めて、このイメージ予告編を目標として進化を続けてゆくことは間違いありません。




なお、現在実施中のゲーム内イベント 『熱闘！冷闘！エクセレントスローを狙え！』は6月20日までの予定。「ほのおタイプ」「こおりタイプ」の出現率向上で、普段はなかなかアメを稼げないポケモン、新規追加で3段階進化や分岐するポケモンが手に入れやすくなっています。こちらは今日明日が勝負です。

【6月19日22時10分更新】大型アップデートが正式発表されました。詳細内容に関しては、下記記事を参照ください。

チームの壁を越えた共闘でボスポケモンをゲットだぜ！『Pokémon GO』が大幅アップデート開始！

ポケモンGOは大型更新でこう変わる（ジム編）：ポケスト機能とジムバッジ追加、名声システム廃止などで大改革

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