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NASA、衝撃波なしの「静音」超音速ジェット機を開発中。2020年テスト飛行を計画

ふたたび超音速旅客機の時代へ

Munenori Taniguchi, @mu_taniguchi
2017年7月25日, 午後07:45 in Transportation
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NASAが衝撃波を発生させずに超音速飛行が可能なジェット機を開発しています。すでにスケールモデルでの風洞実験は完了しており、今後はフルスケールのデモ機開発を進めるとしています。

超音速ジェット機は、音速を越えて飛行する際にどうしても衝撃波(ソニックブーム)が発生し、家屋の窓ガラスを破損させるなどの被害を起こすことがあります。このため、米国では1973年に陸地上空での超音速飛行を禁止する法律を制定しました。これは2003年に引退した超音速旅客機コンコルドの収益性を低下させた原因の1つとも言われています。

しかし、NASAがロッキード・マーティンとともに開発中の新型ジェット機はこの衝撃波とは無縁な「静かな」超音速ジェット機になりそうです。

NASAは現在、6月に実施した風洞モデルのデザインを、実物大にしたデモ機を製作中です。このデザインでは、超音速旅客機コンコルドが90dBAの騒音を発生していたところを60~65dBAにまで低騒音化することを目標としています。なお、60dBAはだいたいレストラン内で聞こえる会話の声ぐらいです。

フルスケールのデモ機はFA-18ホーネットでは2基搭載するジェットエンジンを1基だけ搭載しますが、それでも超音速飛行は可能とのこと。飛行高度は5万5000フィート(約1万7000m)で、ニューヨークからロサンゼルスには、一般的な旅客機の約半分、3時間で到着すると説明されます。

NASAは2020年までにこの超音速機を飛ばす計画で、すでに予算も確保済み。とはいえNASAは旅客機メーカーではないので、最終的には開発で得たデータを各航空機メーカーに引き渡し、それぞれが「静かな超音速機」を開発するとのこと。たとえばBoom Technologyのように、すでに超音速旅客機の計画を発表しているメーカーもあります。

ちなみに、NASAは過去には手裏剣のような奇抜な形状の超音速機計画に資金を出したりしていましたが、今回のはそれに比べるとはるかにまともそうなデザインです。




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