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Apple Storeで小学生がムービー作りに挑戦する「サマーキャンプ」の3日間に密着

「iMovie作ろうよ」と誘い合う小学生

相川いずみ(Izumi Aikawa)
2017年8月29日, 午後08:15 in Apple
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夏休みも終盤。そろそろ小学生たちが残った宿題にあたふたする時期ですが、大人気の『サマーキャンプ』が、今夏もApple Storeで開催されました。

このサマーキャンプでは、iPad ProやSpheroなど最新のデジタルガジェットを活用し、テーマに沿ってプログラミングや作品作りに挑戦していきます。対象年齢は8歳から12歳まで。Appleのエキスパートが3日間にわたってじっくりと教えてくれる貴重な機会として、募集開始後すぐに満席になってしまうほどの人気の講座になっています。

3日間のサマーキャンプを通して、どんな作品が作られるのか、そして子どもたちにどんな変化が見られるのか。今回は、Apple 表参道で開催されたサマーキャンプの3日間をレポートしてみました。

Apple Storeで小学生たちがムービー制作に挑戦


今回参加したサマーキャンプのテーマは、「キャラクター作りや作曲を楽しもう」。子どもたちはそれぞれ「先生」として、iPad ProとApple Pencilで絵を描き、音楽を作り、最終的にはムービー作品を仕上げていくというもの。3日間の行程は以下の通りです。

サマーキャンプ「キャラクター作りや作曲を楽しもう」
1日目 概要、物語の大枠を考える、絵を描く
    保護者向けセッション
2日目 物語につける音楽をつける、ムービー制作
    保護者向けセッション
3日目 作品発表

「先生」になってデジタルでストーリーを紡ぐ


初日はストーリーの大枠を考え、キャラクターやイラストを描いていきます。
最初は紙のストーリーボードを使い、作りたいストーリーの大枠を決めます。オリジナルキャラクターを描く子、楽しかった体験をメモする子など様々。それぞれ悩みつつ、自分だけの物語を作っているようです。



ストーリーが決まったら、次はムービーに使うイラストを描いていきます。ここで使うアプリはApple Pencilに対応した使いやすい『Tayasui Sketches』。基本無料ながらツールも豊富で、デジタルならではのユニークな効果を作ることが可能です。

子どもたちが一生懸命イラストを描いているなか、保護者は隣のテーブルでセッション(講座)に参加。こちらでは、サマーキャンプの概要のほか、今回使用したアプリの解説、そして今春から開始された一般向けのセッション『Today at Apple』の紹介などが行われました。

今回参加した家庭のほとんどがiPhone/iPadのユーザー。アプリの使い方についても詳しく解説してくれたので、自宅に帰ってからもサマーキャンプの体験を生かすことができそうです。

書いては消し、書いては消し......を繰り返し、なかなか進まない子がいる一方で、ストーリーを頭に浮かべ、すらすらと絵を描き進めていく子もいました。

サマーキャンプ2日目は音楽作り



2日目は、音楽をメインに作っていきました。ここで使うアプリは、Appleの『GarageBand』。GarageBandは初心者からプロまで使える人気の音楽制作アプリです。子どもたちは、Beatsのヘッドフォンを装着し、真剣な表情で曲作りに挑戦しました。


この日も保護者向けセッションが行われ、iPhoneやiPadでの上手な写真の撮り方、アルバムの活用方法などのレクチャーがあり、皆さん熱心に聞き入っていました。

特に参考になったのが、ファミリー共有の解説。通常Apple IDは13歳以上でないと作れないのですが、13歳未満でも管理者が作成することで、家族のグループに加えることができるそう。子ども向けのみの講座だと思っていたら、親にもたくさんの発見や学びがありました。


サマーキャンプでは、障がいをもつ人でも使いやすい音楽デバイス『Skoog』も活用。Skoogは、手以外の足や顎などでタッチして操作をすることができ、 GarageBandとの連携も可能です。

音楽とイラストを仕上げたら、次は『iMovie』を使って、ムービー作品に仕上げていきます。90分のセッションでは終わりきらず、半分以上の子が終了時間以降も居残りをして作業を続けていました。その集中力やすごいもので、Apple Pencilを使う姿もだいぶ様になってきました。

最終日は発表会!力作だらけの作品に笑いと拍手が巻き起こる


3日目は発表会。この日は、別日程で開催されていた別グループと合流。2グループ計24人の「先生」が集合し、一人ずつ作品を発表し、制作についてのインタビューに答えました。

その作品たるやすごいもので、野球や海、旅行、テスト、猫、釣りなど、テーマは様々。中には、章仕立ての壮大なファンタジーもあり、子どもたちの個性やセンスがキラキラしていました。





その後、修了書とプレゼントが全員に手渡され、参加者全員で店内に飛ばしたドローンから記念撮影をして、3日間のサマーキャンプは幕を閉じました。

保護者の観点から見たサマーキャンプ


今回は取材と、付き添いの保護者というふたつの立場で参加してみました。当初は3日間も通うのは大変かなと思ったのですが、実際に参加してみるとあっという間。むしろ、参加した子どもにとっては時間が足りないぐらいで、居残りをした上に家に帰ってからもiPadに向かうほど夢中になっていました。



サマーキャンプで仕上げる作品は、セッションの時間内に終わらない場合は、自宅で続きをやってきてもオーケーということだったので、3日目は出かける直前までムービーを作り込んでいました。登場するキャラクターも、最初はアニメのキャラクターだったのをオリジナルに変更。さらには、セリフを入れたり、ムービーに文字を加えたりと、当初から比べると最終的にはだいぶ凝った内容になりました。

1日限りのワークショップでは、その日は盛り上がるものの、翌日以降は他のことに興味がうつってしまうことも多いのですが、今回は3日間続けたこともあり、いつもよりモチベーションが継続していたように感じました。



ちなみに、サマーキャンプは夏休み限定ですが、『Today at Apple』が週末に行っている『Kids Hour』では、通年参加できる親子向けのセッションが用意されています。こちらは、6歳~12歳向けなので、小学1年生から参加可能です。

今や、iPadは3DSなどと同様に、子どもたちの遊びのツールになっています。学校の友達といっしょに「iMovieを作ろうよ」なんて誘われることもあるそうで、「サマーキャンプで覚えたから、今度一緒に作るんだ」と張り切っていました。
親が思っている以上に、デジタルのものづくりはもはや一般的になっているのかもしれません。

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