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テイラー・スウィフト、新作「Reputation」を発売後1週間はストリーミングしない方針

デスヨネー

Munenori Taniguchi
2017年11月9日, 午前06:18 in Internet
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人気歌手テイラー・スウィフトが、新作アルバム「Reputation」を11月10日の発売日から少なくとも1週間はストリーミングサービスに提供しない模様です。現在、各ストリーミングサービスは、テイラー・スウィフトのマネジメントとその"解禁日"について交渉中とのことです。
 

テイラー・スウィフトの新作アルバム「Reputation」はCDなど物理媒体のほか、iTunesなどのダウンロード販売では通常どおりリリースされる予定です。しかし、ストリーミングサービスにおいてはまだ具体的な解禁日が決定していません。

ストリーミングが音楽業界にとっての未来を担うサービスであることは間違いありません。2016年に業界全体の売上が5.9%の向上を見せたのも音楽ストリーミングが大きく貢献したとされています。

しかしテイラー・スウィフトほどのビッグネームにもなれば、依然としてCDやiTunesといった売り切り型の販売形態のほうが "実入りが良い" のもまた事実。さらに、チャートにおける新作アルバムの初週の売上数が大きいほど、発売後のプロモーション効果にも影響してきます。

もちろんストリーミングにおける再生回数もチャートには組み込まれています。しかしそのカウント方法は、たとえばビルボードなどでは「アルバム収録曲が1500回再生されれば1枚売上とみなす」と決められれています。

たとえ待望の新作だったとしても1日にのべ1500曲も聴く人はまずいません。また仮に15曲入りアルバムだったとして、1人1回ずつアルバムを通して聴いたとするなら、100人が聴いて初めて1枚ぶんの売上となるわけです。

アーティストによっては、アルバムの曲数をやたらと増やし、通しで聴く人とお気に入りを繰り返し聴く人の両方から再生回数を引き出す戦略をとる場合もあります。しかしそれはどちらかといえば発売後しばらくしても、ランキングを維持したい場合に有効な戦略かもしれません。

とすれば、発売後少なくとも1週間はストリーミングに出さないというテイラー・スウィフト陣営のリリース手法は、物理媒体とストリーミングの両方から最大限のメリットを引き出すための、練りに練った戦略なのかもしれません。

ただし、こうした収益最優先の考え方に振り回されるのは、実はストリーミングサービスではなく、テイラー・スウィフト自身のファンたちであることは決して忘れてほしくはないところ。また何よりも良い楽曲こそがヒットの原動力になることに変わりはありません。

そういう意味では、アルバムの売上とは別にファンの間での新作の"Reputation (評判)"がどうなるのかにも注目したいところです。


ちなみに記事執筆時点でSpotifyおよびApple Musicを確認したところ、Reputationからの先行公開で4曲が聴ける状態になっています。

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