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803ppiの高精細VR専用液晶をジャパンディスプレイが開発:VR情報局

超高解像度の夕陽さくらちゃんに早く会いたい!

ジャイアン鈴木, @giansuzuki
2017年12月13日, 午後12:55 in Wearables
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ジャパンディスプレイ(以下JDI)は12月12日、803ppiの高精細VR専用液晶ディスプレイを発表しました。本製品は2018年の量産化を目指しており、また2018年上期には1000ppiを超えるVR専用液晶ディスプレイの開発も完了する予定とのことです。

今回発表されたVR専用液晶ディスプレイのサイズは3.60型で、解像度は1920×2160ドット。VRデバイス「Oculus Rift」や「HTC Vive」に採用されているディスプレイ(有機EL)が1080×1200ドットなので、これらに比べて解像度が大幅に向上しています。

●今回発表されたVR専用液晶ディスプレイのスペック

液晶モードVR専用IPS
サイズ3.60型
解像度1920×RGB×2160
精細度803ppi
リフレッシュレート90Hz
輝度Typ. 150cd/m2
応答速度4.5ミリ秒(中間応答ワーストケース)
色域(sRGB)Typ. 70%(x,y)
コントラスト比Typ. 700:1
バックライト方式グローバルブリンキング


解像度ごとに見えるVR映像のイメージ

現行のOculus Rift、HTC Vive、PlayStation VRでは画素の格子が固定パターンとして見えてしまうので、どうしてもコンピューターグラフィックスとしか認識できず、没入感が損なわれています。

しかし今回JDIが披露した803ppi高精細VR専用液晶ディスプレイでは、画素の格子は見えません。生の映像と錯覚するレベルまでは到達していませんが、没入感が格段に向上するのは間違いありません。


803ppi高精細VR専用液晶ディスプレイを搭載した展示機


現行のVRデバイスでは明るい部分に目を凝らすと格子が見えてしまいますが、803ppi高精細VR専用液晶ディスプレイでは空を注視しても格子はまったく視認できません

Oculus RiftやHTC Viveの現行モデルはOLED(有機EL)ディスプレイを採用しています。しかし次世代のVRデバイスでは、高解像度化の点で有利で、かつコスト面でも優位に立つLCDが主流になるとJDIは説明しています。


OLEDとLCDの性能比較

また高精細化と同時に、ヘッドマウントディスプレイの小型化もVRデバイスメーカーの課題として挙げられているとのこと。JDIでは1000ppiを超えるVR専用液晶ディスプレイを開発することで、小型化と高精細化の両方のニーズに応えようとしています。


1000ppiの超高精細VR専用液晶ディスプレイでは、高解像度を維持したままで、ヘッドマウントディスプレイの小型化を実現できます

JDIのほかにも、2018年1月には2×3840×2160ドットの高解像度液晶を備えるVRヘッドセット「Pimax 8K」が、Kickstarterの出資者に向けて発送を開始する予定です。2018年のVRは、高解像度化してさらに没入感が増したVRコンテンツを楽しめそうですね。「VRカノジョ」やDMMのVR動画がいち早く高解像度化することに期待したいところです。

Coverage: Kickstarter
関連キーワード: display, jdi, VR, Wearables
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