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更新:ドン勝こと『PUBG』ついに正式サービス開始。9か月で2500万本販売のバトルロイヤルゲーム

Xbox One版はまだプレビュー

Ittousai, @Ittousai_ej
2017年12月21日, 午前06:30 in Bluehole
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有料ベータ期間に2400万本以上を売り上げたオンラインPCゲーム『PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS』(PUBG)がいよいよ正式版になります。

PC版バージョン1.0の正式サービス開始は12月20日。日本時間では12月21日の16時から。開始に先立ち、午前11時から約5時間のサーバメンテナンスを予定しています。

更新: 期待に違わず? 始まる前からメンテ延長。終了予定時刻は伸びませんが、開始予定時刻が午前11時から9時に前倒しに、メンテ時間が約5時間予定から約7時間になりました。

更新:
結局一時間遅れたものの、無事1.0のサービスが始まりました。リージョンによりアクセス集中で問題が発生しているようです。



PUBG は最大99人のプレーヤーが徒手空拳で広大な戦場に降り立ち、武器や装備や移動手段を現地調達しつつ、最後の一人または一隊になるまで生き残りを懸けて戦うシューティングゲーム。Windows PC または Xbox One用、オンラインマルチプレーヤー専用、ダウンロード専売です。

2017年の3月にゲーム配信プラットフォームのSteamで開発途上のアーリーアクセス版として発売して以来、毎回なにが起きるか分からないドラマチックな展開や、ゲームの実況配信に狙い澄ましたゲーム性などから人気が拡大。約9か月後の12月には、正式版リリース前にもかかわらず2400万本超という記録的な売上を達成しています。

ゲーム機向け(時限)独占として12月12日に発売されたXbox One版も、プレビュー版ゆえのバグやパフォーマンスの問題山積ながら、開始48時間で100万人以上がプレイしたことが話題になりました。

正式版として一区切りとなるバージョン1.0 (PC 1.0) は予告どおり、12月20日(日本時間21日)にサービスを開始します。

(以前には「どうせ何時まで経っても未完成品と言い訳したまま売るつもりだろう」といった声に憤慨した開発者 PLAYERUNKNOWN こと Brendan Greene 氏が、じゃあアーリーアクセス開始から半年以内に正式版完成させてやるよ!と見栄を切ったものの、直後に冷静になり「期限を予告して縛られるより、完成度を優先するほうがプレーヤーのためと考え直しました」と撤回する一幕もありましたが)。

12月21日16時から稼働開始(予定)


PC 1.0サービスの開始は日本時間で12月21日の16時から。稼働に先駆けて、サーバは日本時間朝9時から約7時間のメンテナンスに入ります。

この稼働前メンテナンスも、一度は「11時から16時の約5時間予定」と発表されたのち、直後に約7時間に延長。終了予定を後ろ倒しではなく開始を前倒したため、開始(予定)遅延にはなりません。

このあたりは並行してテスト版サーバも開放する手法が役に立ったといえますが、16時の稼働開始もあくまで「予定」。リーダーボードがPC 1.0で刷新されることもあり、記念に真っ先に飛び込みたい気持ちも分かりますが、多少の遅れや混雑は覚悟しておくべきかもしれません。



PUBG の価格は、いまのところ正式版でもアーリーアクセスと同じ 3300円(Steam)。日本からも普通にSteamで買えますが、DMM でも3000円買い切りか、30日間だけで割安の定額版を購入できます(DMM)。サーバは同じ。アーリーアクセスで買っていたプレーヤーも、買い直す必要なくそのまま遊べます。




PUBGのこれまで、これから

PUBGはもともと、 PLAYERUNKNOWN ことブレンダン・グリーン氏がミリタリーシミュレーション系FPSゲーム ARMA 2 や DayZ を改造する Mod として作っていたのが発端。

米国で人気の一人称視点シューティング(FPS)ゲームジャンルでは古くからアマチュアによるMod文化が盛んで、定番ゲームのModが独立して本家を追い越したり、Mod開発から始めてゲーム開発者になったりと、3Dゲームの多様化と洗練を加速してきた歴史があります。

当時、といってもほんの数年前のグリーン氏もプロのゲームクリエイターではなく、デザイナーやカメラマンなど本業の片手間に、よく遊ぶFPSゲームのModに手を出したアマチュアでした。

インタビューによると、PUBGにつながる MOD 開発に打ち込んだきっかけは、故郷アイルランドから恋人を追ってブラジルに渡るも短期間で離婚してしまい、孤独な環境で家にこもりがちになり、ゲームとゲーム改造に没頭したこと。

ゲーム開発の教育を受けたことも経験もなかったものの、ウェブデザイナーとして多少のコーディング経験があったため、既存のMODの改造から少しずつ手掛けたと語っています。

バトルロイヤルモードのヒントは、日本の映画『バトルロワイヤル』。バトルロワイヤルと、グリーン氏が唯一プレイするゲームジャンルだったミリタリーシミュレーション系FPSを組み合わせて生まれたのが『PLAYERUNKNOWN』印Modであり、同氏がアドバイザーとして参加した数本のゲームであり、その最新が韓国のゲームデベロッパー Bluehole (現在はPUBG Corp.として独立子会社化)と組んで開発したPUBGです。





バトルロイヤルモード、あるいはサバイバルモード、あるいはラストマン・スタンディング的な生き残りルールはそれこそ対戦FPSの黎明期から存在していますが、ある程度ステージが広いゲームでは他のプレーヤーが淘汰されるのをただ隠れて待ち、積極的に動く敵を狙撃するだけのキャンパーが有利になり、展開が退屈になることが難点でした。

PUBGではさまざまな地形からなる広大なマップを用意しつつ、

・行動可能な範囲(セーフゾーン)が一定時間ごとに狭くなり、移動と遭遇戦を強いられる
・多種多様な装備を探し回ってアップグレードする必要性
・時たま飛行機から投下される強力な装備。目当てにプレーヤーが集まる

といった仕組みを用意することで、予測不能で緊張感あふれるゲームを実現しています。

PUBGは開発途上版から正式版となったものの、新要素や新機能の追加、動作の最適化は今後も継続する見込みです。開発元 PUBG Corp. のキム・チャンハンCEOいわく、「遊ぶファンがいる限り、これで完成ということはありません」。

Xbox One版とPC版の関係。PS4版はどうなる?


PC 1.0版は二つ目のマップ Miramar や、すでにテストサーバーで運用されている3Dリプレイ機能を含む仕様です。

3Dリプレイは各プレーヤーの周囲1kmで起きたことをローカルマシンに記録し、後からゲームエンジンでリプレイできる仕組み。ただの映像録画ではないため、範囲内なら他プレーヤーの視点でもフリーカメラでも、時間を自在に操ってリプレイできます。

いわゆるキルカメラ(敵視点で自分が仕留められるまでを見せる)としても機能しますが、もっと自由度が高く、強いプレーヤーはどう動くのか、いきなり現れたような敵はどこから忍び寄ってきたのか潜んでいたのか学習できたり、改めて動画を撮影編集して配信するなど、実況やゲーム動画時代に相応しい機能です。


PC版が1.0を迎える一方、今月出たばかりのXbox One版は開発途上(ゲームプレビュー)のまま。

更新:2400万本超の人気ゲーム『PUBG』、Xbox Oneで発売。PC版の正式リリースは12月20日 (初プレイ後インプレ追加)

PUBG Corp の開発者によれば、将来的には PCとXbox One を同じビルドに揃えて同一内容にすることが目標ではあるものの、現時点ではXbox One 版はPC 1.0のコンテンツ追加よりも、特有のバグ修正や安定性向上、最適化が優先とのこと。

マイクロソフトのゲームでは増えてきた Xbox One と PCのクロスプラットフォームプレイについては、開発チームとしては実現したいと強く願っているものの、まずはXbox One版をしっかり動くようにしてPCに近づけることが先決。その先の話と答えています。また、マウスとコントロールパッド操作の共存も課題です。(PCもパッド操作に対応していますが、逆は非対応)。

今年のE3で Xbox One のPUBG 「コンソール(ロンチ)独占」が発表された際には、Xboxファンが驚き歓喜する一方で、当然遊べると思っていたPS4ユーザーが憤慨、酸っぱい葡萄理論が飛び交う一幕がありました。



サードパーティ人気作の独占奪い合いといえば、大昔からのゲームプラットフォーム争いの定番。その意味では、この世代でPS4相手に大差をつけられた Xbox が、今さら今年最大の話題作を時限独占するのはまさに強烈な「嫌がらせ」ではあります。

マイクロソフトと PUBG Corp. の契約がどのようなものか、どんな交渉や経緯があったのかは不明。しかしPUBG Corp. いわく、開発途上のまま販売してフィードバックを得られるゲームプレビューの仕組みが用意されていることも、マイクロソフトと契約した理由のひとつとのこと。移植にはマイクロソフト傘下で Gears of War シリーズを担当する The Coalition もさまざまな面で協力しています。


このようにマイクロソフトから自社作品並みの手厚い扱いを受ける PUBGですが、コンソール「ロンチ」独占という表現から、Xbox One での発売後なんらかの時点で別プラットフォーム版が登場する可能性も考えられます。

この点について PUBG Corp. からあまりはっきりとした発言はないものの、グリーン氏は10月時点のインタビューで、PS4版の時期はまだ決まっていない、開発途上で次々にプラットフォームを増やすよりも、まずはPC版を1.0にして、Xbox One版をPC同等の完成度に仕上げることが優先であると語っていました。

逆にいえば、PC版が1.0で一応の完成に近づき、Xbox One でコンソール向けの課題解決が済んだあたりで「完全版」として発売されるならば、その時が近づいたともいえます。

蛇足ながら、リリース直後の Xbox One 版は高性能なXbox One X で遊んでさえ不安定で最適化以前だったため、食べてみたらかなり酸っぱかったのは事実。まずは安定、その後は Xbox One X で60fps に期待です。


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