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次に日本参入する海外スマホメーカーはどこか? 2018年の展開を予測:山根博士のスマホよもやま話

OPPOに続くメーカーの登場に期待

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年1月4日, 午前11:45 in smartphone
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いよいよ世界シェア4位のスマートフォンメーカー、OPPO(オッポ)の日本参入が目前のようです。同社は現在新興国を中心に製品展開していますが、ついに先進国の一つへ本格的な参入を始めようとしています。

アジア各国ではほぼすべての国がスマートフォンをSIMフリー販売し、キャリアとの契約もプリペイドが多いのが実情です。OPPOが今まで展開していた国とはビジネス環境の異なる日本をどう攻め入るのか興味深いところです。




今や日本のスマートフォン市場も海外製品であふれかえっています。アップルはもちろんのこと、サムスン、ファーウェイ、LG、モトローラ、ASUSなど大手メーカーのみならず、Wiko(ウィコウ)やBLUといった新興メーカーも参入を果たしています。

それでは今後、海外メーカーがさらに日本に進出してくる可能性はあるのでしょうか?メジャーメーカーはほぼ参入を済ませているとはいえ、世界にはまだスマートフォンメーカーは多数あります。日本のSIMフリースマートフォン市場の年間販売台数は300万台程度(2016年度)ですが、年々増加。2020年には500万台に到達するとMM総研は予測しています。単独メーカーが100万台を売り込む余地もこれからは十分にあるでしょう。



海外のメジャーメーカーのうち、OPPOを追いかけるVivo(ビボ)、シャオミの動きに関しては、過去に記事を書いたように、現時点では新興国を中心とした展開に力を入れています。VivoはOPPOと同じミッドレンジを中心とした少数精鋭機種の展開で、セルフィーなど機能を絞って製品を投入しています。またシャオミはボリュームを稼ぐためにインド展開を本格化させているところです。この2社は今はまだ日本を視野に入れる余裕は無いでしょう。

とはいえOPPOとほぼ同じ手法で海外展開を行っているVivoは、OPPOが日本で成功すれば、すかさずやってくるはず。OPPOの動きを見ながら裏では準備が進んでいる可能性は高そうです。



これ以外のメーカーの動向を見ると、日本へ上陸を果たすだけの力を持つメーカーはあまり多くはありません。新興系メーカーでは過去に日本で発表会を開催しつつも、製品を出さずに終わったメーカーもあります。また日本市場参入を準備していながらも、グローバル市場の変化に飲み込まれ事実上ペンディングになった例もありました。

例えば、CEOが中国国内で超有名人な新興メーカー、スマーティザン(Smartisan)は、iPhoneをインスパイアした独特の製品で知られており、製品が日本に投入される噂があったものの、今は中国国内市場のみにフォーカスしています。



現在勢いがあるメーカーは中国系ばかりで、たとえば老舗メーカーのジオニー(Gionee)もインドや新興国で数多くの製品を展開し、人気メーカーになっています。ジオニーもOPPOやVivo同様、セルフィーフォーカスの製品が多いのですが、大容量バッテリーモデルも複数展開するなど新興国のユーザーニーズに応える製品を出しています。しかし日本市場向きかといえば、ややターゲットはずれているでしょう。



中国でスマートフォン販売トップ10に入るメーカーを他に見てみると、シャオミに負けじとハイエンドモデルを展開するメイズ(Meizu)や、セルフィー特化でカメラ機能を大きな売りにしているメイトゥ(Meitu)などが存在します。Meizuは一時はシャオミを上回るほどの人気になりましたが、製品展開のミスもあり、今はやや人気は落ち着いています。ヨーロッパの一部の国で販売されてはいるものの、海外展開をする余力は無さそうです。

メイトゥは2017年に「海外展開予定」と発表したものの、現時点では中華圏(中国、香港、台湾)のみの展開。ニューヨークやミラノでイベントを行い、実機を使ってもらうテストキャンペーンを行ってはいるものの、販売には至っていません。

同社はスマホアプリの分野においては「BeautyPlus」「MakeupPlus」など、日本を含む世界各国で有名タイトルを擁しており、日本にもオフィスを構えています。スマートフォンのグローバル展開を行うとなれば、日本市場をターゲットにする可能性は十分あるでしょう。



日本上陸が最も期待できそうなメーカーは、超ハイスペックなスマートフォンを少数展開しているワンプラス(OnePlus)かもしれません。同社はオンライン販売にも力を入れ、アメリカやヨーロッパ各国など先進国向けにも販売を行っています。ワンプラスはハイスペック機に特化した戦略なので、日本のユーザーにも相性はいいでしょう。しかも製品の仕上げは素晴らしく、質感も非常に高くなっています。「ハイスペックかつハイクオリティー」な製品は、一定の人気を得ることができるでしょう。とはいえブランド力が無いだけに知名度をどう上げるかがポイントになりそうです。



他にはヨーロッパで独自展開をしているArchosも比較的メジャーなブランドですが、ミッドレンジ中心では日本展開は厳しそう。筆者の個人的な希望はノキアの再参入ですが、ノキアブランドの端末を展開するHMDグローバルは「Nokia」のブランド利用を日本以外でとの条件で受けているため、このあたりを解決する必要がありそうです。

日本のスマートフォン市場は成熟期に向かっていますが、市場を活性化させるためにも新規海外メーカーの参入に期待したいところです。

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