Sponsored Contents

Wearablesの最新記事

Image credit:
Save

手や壁がディスプレイになる!プロジェクター内蔵スマートウォッチが登場:CES2018

時計があればスマホ不要の時代が来る?

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年1月15日, 午前10:30 in Wearables
608シェア
0
471
0
137

連載

注目記事



スマートウォッチは画面のサイズが小さいので、表示が見にくかったり画面のタッチ操作がしにくいことがあります。とはいえスマートフォンをポケットに入れたまま通知を見ることのできるスマートウォッチは便利な存在です。そんなスマートウォッチの弱点が解決された製品がCES2018に出展されていました。



中国のASU Tech(北京一数科技有限公司)が開発した「ASU Watch」は1.54インチのディスプレイを搭載したスマートウォッチ。中国家電大手のハイアールブースに開発中の製品が展示されていました。スペックは1.54インチディスプレイ以外は現時点では不明。本体はやや厚みがありますが、右側面に小型のプロジェクターを内蔵しています。



背面には心拍センサーと充電用の端子を備えます。充電は専用のクレードルに乗せて行うようです。またベルトは取り外し可能で、市販の腕時計用のベルトに交換することも可能です。この背面部分を見ると「TD-LTE」の文字が見えますが、内部に4Gのモデムを搭載しているとのこと。



展示品のフェイス部分は機械式のアナログ風時計の表示になっていました。上から下にスワイプして通知を表示することもできます。OSはAndroid計ではなく独自のもののようにも感じましたが、説明員によると開発中の製品のためOSに関しては不明とのこと。またディスプレイの右側はプロジェクターのモジュールになっているようです。



無線周りの設定を見ると画面左上にSIMカードのアイコンが見えます。本体内にナノSIMを入れることができるようです。TD-LTE以外の通信方式は不明です。できればFDD-LTEやW-CDMAにも対応してほしいもの。



アプリの表示はアイコンではなく、画面右側に文字で表示され、左にそのアイコンが現れる、という独特のUI。TwitterやFacebookもプリインストールされてはいるものの起動はできませんでした。このあたりはCESの展示に合わせてそれらしいメニュー構成にしているのでしょう。



アプリは他に通話、ギャラリー、天気、活動量系など。スマートウォッチとして一般的なアプリを搭載するようです。



展示モデルでは天気とランニングアプリのみを起動してプロジェクターを試すことができました。アプリを立ち上げると自動的にプロジェクターがONになりますが、これも展示用のUIとのこと。実際は腕を振り上げるとプロジェクターがONになるようです。



プロジェクターのスペックは不明ですが光量はそれなりに高く、安っぽいキワモノ的なものではありません。実はこのプロジェクターはドイツの総合電機メーカー、ボッシュ製。本格的なマイクロプロジェクターを搭載しているのです。



実際に30㎝ほど先の机の上に投影してみたところ、十分な明るさで文字が表示されました。十分実用的なレベルに達しているでしょう。



一方、腕にはめたまま手の甲に表示を投影することも出来ます。サンプルでは天気予報を表示していましたが、天気と気温、そして天気状況をアニメーションで表示できていました。投影するコンテンツの内容によっては向きを調整する必要があるものの、手の甲をディスプレイのように使えるとはなかなか面白いものです。



この状態で手の甲を指先でタップすると、投影表示を消すことができました。たとえば電話がかかってきた時、手の甲をタップして電話を受けたりすることができるわけです。このプロジェクターをリストバンドに内蔵すればディスプレイいらずで操作したり表示ができますし、小型のロボットに内蔵して机の上に動画を表示する、なんてことも出来るでしょう。



Xperia Touchのような小型プロジェクターを、指先サイズで製品化することも出来るでしょう。まずはASU Watchが実際に製品化されることを期待したいものです。

関連キーワード: ASU Watch, bosch, smartwatch, Wearables
608シェア
0
471
0
137

Sponsored Contents