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画面に指紋センサを埋め込む「Clear ID」採用スマホ、Vivoが参考展示:CES2018

スマホにボタンがいらなくなる

山根博士 (Yasuhiro Yamane), @hkyamane
2018年1月16日, 午前11:30 in Clearid
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スマートフォンのディスプレイをタッチするだけで指紋認証できる、ディスプレイ埋め込み型センサーのデモがCES2018で行われました。Synapticsが開発した「Clear ID」センサーを搭載したスマートフォンがプレス向けに限定公開されたもの。

スマートフォンは中国のVivoのデモ端末。現行モデルの「X20」をベースにしたモデルのようです。X20は背面に指紋認証センサーが搭載されていますが、デモ端末の背面には「VIVO」のロゴがあるだけで指紋認証センサーは省かれています。


端末がスリープしている状態から何かキーを押すと、ロック画面が表示されます。これは普通のスマートフォンと変わりませんが、ディスプレイの中央下部を見ると指紋のアイコンが表示されます。ディスプレイのこの部分にはClear IDセンサーが内蔵されており、画面上に指先を乗せるだけで指紋を認証してくれるというわけです。


指紋の認証は画面上のアイコンを指先でタッチするだけ。Synapticsによると、このClear IDセンサーは3D顔認識機能より高速に動作するとのこと。

この3D顔認識機能はアップルのFace IDのことでしょうが、マスクをしていたりスマホをポケットに入れている状態でもロック解除できるのは指紋認証の利点です。

なお対応するディスプレイの素材は有機ELのみで、構造上から液晶パネルには搭載できません。今後Clear IDの搭載が進むと、スマートフォンのディスプレイの有機EL化が一気に進みそうです。


実際に画面を親指で触れてみたところ、一瞬で反応して画面ロックが解除されました。強く押したり指先を上下にスワイプする必要もありません。

現在のClear IDセンサーのサイズは 1cm x 2cmほどで、スマートフォンの画面下部に位置するようになっていますが、今後センサの形状を変えれば別の位置への搭載も可能になります。


指紋の登録も一般的な指紋認証センサーと同様で、ディスプレイ上に指先を押しあてるだけ。この時はやや強めに指先を押し当てます。指先全体をタッチすれば登録は完了。実際に自分の指を登録してみましたが、反応しにくいといったこともなくスムースに登録できました。



Vivo関係者によると、Clear ID搭載スマートフォンは恐らく同社が最初に商用化するとのこと。

Clear IDのセンサーはすでに量産化が始まっており、複数のスマートフォンメーカーが採用する予定です。


Vivoは昨年、2017年6月のMWC上海2017でクアルコムの技術を採用したディスプレイ埋め込み型指紋認証センサーのデモ機を展示していました。

最新技術のいち早い採用は、ファーウェイ、OPPO、シャオミなど多数の競争相手がいる中国メーカーならではの素早い動きでしょう。



2月にバルセロナで開催されるMWC2018で、VivoからClear ID搭載スマートフォンのアナウンスがあるかもしれません。製品の早期登場に期待したいものです。

関連キーワード: ClearID, Qualcomm, Synaptics, Vivo
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