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次のXperiaはついにナローベゼル化!? Xperia XA2/Ultraの「デザイン変化」から次世代機を予測

次世代ハイエンドはついにこだわりを捨てて大きく変化!?

中山智 (Satoru Nakayama), @yenma
2018年1月18日, 午後07:30 in xperia
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アメリカ・ラスベガスで開催されたCES 2018で、ソニーモバイルから発表されたスマートフォンの新モデルは「Xperia XA2」と「Xperia XA2 Ultra」そして「Xperia L2」の3モデル。このうちXA2とXA2 Ultraは、実機がソニーブースに展示してありました。

この2モデル、CPUとしてはSnapdragon 630を搭載したミッドレンジで、見た目もこれまでのXperiaシリーズと似たキープコンセプトな仕上がりですが、その実、ソニーモバイルがかたくなにこだわっていた2つの本体デザインのポイントを変えてきた、転換点とも呼べるモデルでもあります。

今回は、XA2とUltraの本体デザインをじっくりとチェック。そこから伺える、2月末のMWCで発表されると思われる次世代ハイエンドモデルのデザインを予測してみました。

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▲Xperiaシリーズ新モデル以外にも展示が多く、人気のソニーブース

「Xperia XA2」は、CPUにSnapdragon 630を採用し、ディスプレーは5.2インチ(1080×1920ドット)。メモリーは3GBで内蔵ストレージは32GBとなっています。特徴としては左右のベゼルが狭い狭額縁仕様で、本体サイズは約70(W)×9.7(D)×142(H)mm。

この狭額縁化に大きく貢献しているのが、指紋認証センサーの位置。Xperiaシリーズでは定番だった「電源ボタンと一体形で、右側面に配置」という設計を捨て、本体背面に独立して配置されているのです。

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▲5.2インチで手のひらに収まるサイズ感がちょうどいい「Xperia XA2」

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▲カメラの下に指紋認証センサーを搭載

ソニーがXperiaのハイエンド機でこだわっていたポイントのひとつが、この指紋認証センサーの位置です。しかし、スマートフォンは数年前から狭額縁化がトレンドとなっていましたが、Xperiaの場合本体横に指紋認証センサーを配置する関係もあって狭額縁化が難しく、左右のベゼルが目立つ、やや野暮ったい印象となっていました。

2017年秋のIFA 2017で発表された「Xperia XA1 Plus」のように、本体サイドに指紋認証センサーを搭載しつつ狭額縁なモデルもありますが、よく見るとベゼルこそ狭いもののフレームに膨らみがあり、それでスペースを確保しており、デザインに苦労しているのがはっきりとわかります。

筆者はIFA 2017のブースでソニーモバイルの説明員に、「それならいっそ指紋認証センサーの位置を前面なり背面なりに移動させれば?」と質問したことがありますが、「本体側面にあるのがアイデンティティーで......」と、指紋認証センサーの位置にこだわりがある返答でした。

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▲本体側面の電源ボタンは指紋認証センサーのないモデルと同じになった

つまりXA2では、このこだわりを捨てて、指紋認証センサーを本体背面に移動させてきたわけです。

そして「Xperia XA2 Ultra」はXperiaとしては初めてとなるデュアルカメラモデル。ディスプレイは6インチ(1080×1920ドット)のため、サイズは大型です。CPUはXperia XA2と同じSnapdragon 630ですが、メモリーは4GB、内蔵ストレージは32GBもしくは64GBと、XA2よりもスペックは若干上。

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▲6インチかつ16:9のアスペクト比なのでかなり大きく感じる「Xperia XA2 Ultra」

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▲こちらも指紋認証センサーは背面に

スマートフォンのデュアルカメラ化もここ数年のトレンドですが、Xperiaシリーズにはなかなか採用されませんでした。
筆者はやはりソニーモバイルに「Xperiaではデュアルカメラは搭載しないのか」と何度か質問をしたことがありますが、回答は決まって「ただ流行っているからという理由で搭載するだけではダメで、デュアルカメラを搭載する意味や必要性がなければなければならない」と、こちらもかたくななこだわりを語っていました。

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▲Xperia初のデュアルカメラはインカメがふたつ

そのカメラへのこだわりの末に登場したのが、XA2 Ultra。一般的なスマートフォンが背面のメインカメラをデュアル化するの対して、インカメラ側をデュアル化しています。

デュアルカメラの構成は、片方が約800万画素で120度の広角で撮影可能。もう片方は約1600万画素で手ぶれ補正にも対応した標準画角。複数人でのグルーフィー(グループセルフィー)には広角側、シングルで暗い室内での撮影は標準側と使い分けができます。

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▲広角と標準はカメラアプリのボタンで切り替え

このようにXA2シリーズは、現行のXperia高級機がこだわってきた、指紋認証センサーの位置が大きく変わり、デュアルカメラも導入されたモデルでもあるのです。

この2つのデザインポイントが変わり、ナローベゼル(狭額縁)デザインなどが導入されている2機種を見ていると、次世代ハイエンドモデルでもこうしたトレンドの変化は関わってくるはず。ということで、次世代ハイエンド機を推測してみましょう。

まず気になったのは、指紋認証センサーの位置です。なぜ本体前面の上下に指紋センサーを設置できそうなベゼルがあるのに、背面なのでしょうか? 机の上に置いて使うケースなどでは、本体前面に指紋認証センサーがあったほうが使い勝手は良さそうです。

ここでポイントとなるのが、スマートフォンのもうひとつのトレンド「ディスプレーの縦長化」です。ライバルのハイエンド機を見ると、サムスンのGALAXYシリーズをはじめ、iPhone Xなど、速くも長辺の長いディスプレーが主流になっています。

もし次世代Xperiaのハイエンドモデルも長辺の長いディスプレーを搭載するとなると、上下のベゼルも狭くなり指紋認証センサーを配置するスペースはなくなりそうに思えます。現行のXperiaでもグレードをまたいで基本デザインを揃えている点を鑑みると、本体背面の指紋認証センサーは、次世代上位機を見据えた施策ではないかと思えるのです。

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▲マイクやスピーカーの穴などもなく、縦長ディスプレーにしたらキレイにはまりそうなベゼル

さらにデュアルカメラについては、Xperia XZ2から搭載された3Dスキャンなどの「3Dクリエイター」機能がポイント。立体物のスキャニングは、単眼で処理するよりはデュアルカメラのほうが被写体深度を計測しやすく、効率がよさそうに思えます。
そのため立体スキャン機能の精度を上げるためとして、背面のメインカメラもデュアル化するのではないでしょうか。

さらに背面のメインカメラでは自分をスキャンするのが難しいので、インカメラもデュアル化して、合計4つのクアッドカメラ仕様という可能性もありそう。
「3Dクリエイター」はソニーモバイルとしてかなりプッシュしている機能なので、「デュアルカメラを搭載する意味や必要性」にかなう理由になり得るのでは、と思います。


▲3Dクリエイターとデュアルカメラの組み合わせを期待したい

あくまで筆者の勝手な推測というか妄想にすぎませんが、XA2シリーズで"次"を見据えたデザインの変化があったことは事実です。次世代Xperiaのハイエンドが楽しみになってきました。

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