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血糖値を診るコンタクト・盗られたNEMを追う日本人技術者・フライングカー開発ネット講座 #egjp 週末版106

瞳がキラキラしてたら正常

Munenori Taniguchi
2018年1月28日, 午前07:00 in Weekend
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注目記事

1週間のあいだに拾いきれなかったニュースをいくつかピックアップしてお届けします。今回は「血糖値を診るコンタクトレンズ」「盗られたNEMを追跡する日本人技術者」「空飛ぶクルマ開発ネット講座」といった話題を取り上げました。

SpaceX Falcon Heavyの初打ち上げは2月6日か

NASASpaceflight.comのChris.G氏によると、目下SpaceXが打ち上げ準備を進めている大型ロケットFalcon Heavyの初打ち上げが2月6日午後1時30分~4時30分(日本時間7日午前3時30分~6時30分)になるとのこと。また気象条件などの都合で延期となる場合はバックアップウィンドウとして翌日が割り当てられます。

Falcon Heavyはフロリダにあるケープ・カナベラル空軍基地で静的点火試験を順調に終えており、イーロン・マスクCEOは「あと1週間かそこらで打ち上げることになる」とツイートしていました。ただし、SpaceXは1月31日にもケープ・カナベラルからFalcon 9ロケット(SES-16と GovSat 1)の打ち上げる予定であるため、まずはこちらの打ち上げを成功させてから、Falcon Heavyの正式な打ち上げ日発表となるかもしれません。

不正送信された仮想通貨NEMを日本人技術者が追跡

1月26日にコインチェックから580億円相当の仮想通貨NEMが不正送信された問題に関し、日本のNEMメンバー Rin MIZUNASHI氏が当該のXEMの動向を把握し、追跡中だとツイートしています。

追跡のしくみを大雑把に記すと、まずmosaicと称する独自のタグ(?)を作り、これを除去するにはlevyと称する"手数料"を払わなければならないように設定したうえで不正送信されたXEM(ブロックチェーンでわかる)のウォレットに送ります。"手数料"にはMIZUNASHI氏が持っている別の種類のmosaicが指定されており、送りつけられた側はそれを持っていないのでmosaicを除去できません。つまりこのmosaicを目印とすることで常に不正送信されたXEMウォレットが監視できる状態に置かれるということです。こうなれば、新たにウォレットが動かされてもそれを追跡できます。

MIZUNASHI氏は状況をNEM財団に報告し、NEM財団が流出XEMを自動追跡するプログラムの開発に着手したことをツイートしています。そして、これが完成し次第、財団に追跡作業を引き継ぐとしています。

またInside NEMの投稿によると、すでに各取引所には財団からの情報が行き渡っており、不正に送信されたNEM(XEM)を現金化しようとする動きがあれば差し止められるとのこと。

NEMもまた非中央集権的なブロックチェーンで管理される仮想通貨なので、財団側が当該XEMの(現時点での)所有者に返還を強制したり、XEMの移動制限といったことはできません。とはいえ、常に追跡可能とされ、売買/取引所を通じた現金化もできない状況であれば、あとはどうやって現時点でXEMを持つ相手にそれを返還させるかに焦点は移ることになるのかもしれません。

血糖値モニター機能付きコンタクトレンズ

スマートコンタクトレンズと呼ばれる概念は、これまでにもいくつか試験的なものがありましたが、それは"ハードレンズにプリント配線を乗せました"的なものであり、視界の歪みを引き起こしたり何らかの不快感を伴ったりするものでした。

韓国の科学チームは、透明で柔軟性があり視界を損ねることもない、血糖値モニター機能付きのコンタクトレンズを開発しました。このレンズは電子部品を隔離されたポケットに収め、柔軟性のある導電素材で配線してあるため、レンズを変形させても壊れません。そして血糖値が正常ならLEDが点灯し、以上なら消灯します。

研究者のひとりPark Jang-Ung氏はこのコンタクトレンズを5年ほどで市販できると説明しています。

NASAが超音速飛行可能な折り畳み翼ドローンを開発中

飛行中に翼を折りたためる飛行機は、より高速飛行が可能になる可能性があります。従来、そのような飛行機は折りたたみ機構部に油圧装置を用いていましたが、NASAは可動軸の部分に形状記憶合金を用いて、翼端部を上下70度まで折りたためるようにしたテスト用ドローンを開発しました。

開発者は特に翼端を下に折りたたむことで、亜音速から超音速に至る際に「波に乗るように」効率的な飛行が可能になるとしています。

ただ形状記憶合金は温度によって変化を発生するため、テスト機では飛行中に翼端を上下どちらか1方向にしか折りたたみ操作ができません。これを1度の飛行中に上下に変形できるようにするのが現在の目標とのことです。

空飛ぶクルマ開発ネット講座

米国のオンラインスクールUdacityが、"フライングカー"技術コースを2月より開講します。空飛ぶクルマというと「ブレードランナー」や「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART II」といったSF映画で馴染み深い乗り物。しかし、いまやトヨタ、エアバス、デロリアン、ボルボ(の親会社)などが実用化を目指し開発しはじめている分野。

もし、自分もいつフライングカーの開発に携わりたいと考えているなら、Udacityをのぞいてみて見るのもいいかもしれません。講師はGoogleで自動運転車プログラムのリーダーだったSebastian Thrun(スクールの創設者)や、MIT教授で2017年にはオーストラリアでブリトーのドローン配送プロジェクトを率いていたNicholas Roy、トロント大学航空宇宙工学教授Angela Schoellig、Amazon Roboticsの前身企業を創設したRaffaello D'Andreaといった陣営です。

コース概要は、ロボット工学と航空宇宙工学、空飛ぶクルマに特有の要素の理解、シミュレーターを用いてのテストプログラムコーディングなど。12週間x2のカリキュラムで総受講料2400ドル(約26万円)は、意外とリーズナブルな設定かもしれません。

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